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ピュリッツアー賞最終候補!衝撃の暴露! 斎藤幸平&宇多丸、大推薦! 児童労働、人身売買、1日12時間掘っても1ドル…コンゴ人の証言を通して初めて描かれた苛烈な搾取!
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Posted by ブクログ
コンゴ内のあらゆる採掘場をめぐりその場での状況を説明する形の本。場所を変えても何処でも同じような状況で辛いことの繰り返し。最後まで読み切るのが難しかったけど、その分エピローグの文章では我が事のように感情が揺れた。 ところどころ詩的な表現があり良い本だった。
職人的採掘者という訳語がずっと引っかかたが、読みやすい翻訳です。写真は撮れなかったのだろうが、地図がもっとあると、理解しやすいだろう。レアアースが戦略物資となると、さらに状況は悪化するのだろうか?
かつてないほと重い本だった。レイチェルカーソンの沈黙の春以来か。犠牲者が明確な分、こちらの方が強く打ちのめされる。今、感想を打つこのスマホも元を辿れば何なのか。人類の歴史に闇がないことはないのだと思った。
21世紀になっても、かつての奴隷時代と同様な扱いを受けている人々が地球上にいるとは。コンゴ民主共和国はグーグルマップで見てもストリートビューはほとんど出てこない。何がおきているかは、行った人しか判らない。現地ルポのノンフィクション本なのに、写真がないのは、炭鉱の取材がカメラNGだからだ。先進国の企業...続きを読むレポートにある人権尊重の採掘は見せかけで、ほとんどのコバルトは職人的採掘者(Uberのドライバーみたいに企業の社員ではない採掘者)が1日1ドルあまりのお金を稼ぐために露天掘りでシャベルで掘ったもの。企業は採掘者がトンネル崩落で死のうが知ったこっちゃない。勝手に掘っているのだから・・・職人的採掘者とは、以前住んでいた土地をコバルトが見つかった途端に追い出されて、コバルト掘るしか生活手段が無くなった人達。学校に行くための月5ドルが払えずに子供は鉱山に働きにでる。あまりに悲惨な現実。 以下 備忘録 コバルトのある街、 下端が地方 ルプンバシからコルウェジへ取材旅行 コンゴの搾取の歴史 象牙、ゴム、パーム油、 銅・スズ・ニッケル、ダイヤ・金、ウラン、タンタル・タングステン、 そしてコバルト(2012年以降) コバルト搾取のしくみ 職人的採掘者→バイクをもっている仲買人 →集積所(主に中国人、ここで正規の採掘と違法?な採掘が混じる) →中国企業 そしてコバルトを使う大企業 コンゴの歴史 1859年 リビングストンがナイル水源を探してアフリカ内陸を探検 1871年 スタンリー リビングストン発見、 1877年 スタンリー コンゴ川を河口まで下る 1884年 スタンリー ベルギー国王レオポルト2世の使者として 現地部族をだまして?土地を手に入れる契約 1885年 レオボルド2世 コンゴ自由国を私領として建国 ゴムの採取でコンゴ人を奴隷として使う 1908年 ベルギー領コンゴ(国王が私領をベルギーに売る) ゴムやパーム油の採取でコンゴ人を奴隷として使う 1960年 独立 ルムンバ首相 いい人だったが西側に排除される 1965年 クーデター モブツ大統領 銅で私服を肥やす 1971年 国名をザイールに変更 1997年 クーデター カビラ大統領 私服を肥やす 国名をコンゴ民主共和国に戻す 1998年 第2次コンゴ戦争 (コンゴ(ジンバブエ、ナミビア、アンゴラ、スーダン、チャド?) 対ルワンダ・ウガンダ、ブルンジ 2001年 カビラ暗殺 息子のジョセフ・カビラが大統領 中国企業と癒着して私服を肥やす 2002年 第2次コンゴ戦争終結 2019年 総選挙 チセケディ大統領 コンゴの鉱山企業 国営ジェカミン社と他国性企業(欧米、中国)との合弁または単独 19か所中15か所は中国
「どうかあなたの国の人たちに、コンゴではあなた方の使うスマホのために毎日子供たちが死んでいるのだ、とお伝えください」(本書より引用) リチウムイオン電池が実用化されて、モバイル端末や自動車に幅広く使われるようになったことは、多くの人が知るところです。でも、同電池の正極材料として使われているコバルト...続きを読むの採掘場(コンゴがコバルトの生産シェアで8割程度を占めています)では、コンゴの児童がたくさん劣悪な環境下働いていて、毎日事故等で死んでいることを知っている人は少ないのでは。 本書を読んで、大きなショックを受けました。フェア・トレード、バングラデッシュの縫製工場における児童労働等について、それなりの知識はありましたが、産業に革命を起こしたと言えるリチウムイオン電池に使われているコバルトについて、このような問題があるとはまったく知りませんでした。毎日の生活に欠かせなくなっている便利な道具が、コンゴの子供たちの過酷な労働と多くの死に支えられているという事実の前に、まさに言葉を失いました。 では、どうすれば良いのでしょうか?コンゴは、歴史的に莫大な天然資源を持ちながら、世界の最貧国を抜け出ることはできませんでした。そこには、為政者の問題や独立後も実質的に植民地化され続けてきたといった構造的な問題があるようです。 本書を読んだ後に、少し調べてみたところ、コバルト・フリー電池の開発が進められている、新規採掘需要を減らすためにリサイクル素材への移行が進められている等の対応策が採られているようです。これらにより、コンゴにおける児童労働の問題はある程度改善するかもしれません。しかし、コンゴの貧困問題を解決することにはなりません。コバルトの需要が減れば、コンゴの人の収入減になってしまいます。資源依存経済からの脱却がなければ、貧困から脱することは無理でしょう。 さっき言ったことと整合性が取れてないかもしれませんが、スマホはできるだけ長く使うようにしようと思います。
打ちのめされた一冊だった........。 恥ずかしながらこの事実を”知らなかった”。 今この時、日常を過ごすうえで、ラップトップ、スマホ、モバイルバッテリーは手放せない生活必需品になっており、また、AI普及で新しいエネルギー政策が世界中で議論されている中、20年後は自然エネルギーが世界を淘汰し、...続きを読むそのカギの1つはバッテリーと考えていた。 そう考えていた矢先、この本を読んで愕然とした........。 バッテリーの材料であるレアアース「コバルト」の採取がこんな非人道的な形で行われているのであれば、現在の生活は間接的搾取に当たることになり、また安易に自然エネルギー促進なんて言えなくなる......。 DRコンゴで行われるベルギーによる搾取、中国企業による搾取、この搾取の事実を、僕たち私たち、スマホの恩恵を受けている人たち全員が知るべきではないか.......! 真実が世界中に知れ渡って、世界中から問題視する声が上がって、すこしずつ状況が改善していく、そうなってほしい。一方、他力本願ではなく、自分は今何ができるのだろうか......。考えよう。
リチウムイオン電池に必要なコバルトの主要産地であるコンゴの搾取構造がひたすら書かれている。解決方法の目処も全くなく、暗い気持ちになる。 誰でも掘ったら取れるところに鉱石があるというのが非常にやっかい
電池の原料となるコバルトが埋まっているコンゴの現状を書き記した一冊。 世界を股にかける名だたる企業はコンゴの状態を認識しつつも、見て見ぬふりをしている。人権問題に該当するような職場環境だが、安価にコバルトを調達するためにまともな会社を通して調達することで問題ないことを主張している。1日に1ドルちょっ...続きを読むとの稼ぎで危険な仕事をやらせており、搾取されている。事故などで犠牲になる人も多く、小さな子供も巻き込まれるケースが多く報告されている。 このように燦々たる状況だが、なかなかニュースにならないのはそのほうが都合がいいからだろう。少しでも改善されることを願うばかりである。
コンゴという国は本来は本当に豊かな国なのに、自らそれを手放して貧困にあえぐ姿が悲しい。現状を知るという意味では非常に有益な一冊で読むべき本だと思うが、いかんせん構成に工夫がない! すべて現状についての話という印象で、そこに至るまでの道のりを歴史で振り返るような仕掛けがないので途中で飽きちゃう。でも読...続きを読むんだほうがいいと思います。
最近、スマホの電池の持ちが悪くなってきた。半日外出すると、帰宅時は20%を切ることもある。 スマホの電源として用いられている、リチウム電池にとって重要なコバルトという鉱物があるらしい。 いま、わたしがスマホの画面の上で指を滑らせている。 何気ない(ほとんど無意識の)日常は、コバルトを埃にまみれた大...続きを読む地の奥にあるトンネルで少年たちが採掘し、汚染された湖で少女たちが洗っていることに支えられている。 トンネルの崩落事故や少女たちへの暴行は伝えられず、彼らは1日1ドルほどを得るために、命と引き換えにコバルトを掘っている。 「にじゅっぱーきってるやん、やべ」 という思う時、わたしはこの事実を思い返すことだろう。
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