タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源

タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源

作者名 :
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作品内容

■心は何から、いかにして生じるのだろう。進化は「まったく違う経路で心を少なくとも二度、つくった」。一つはヒトや鳥類を含む脊索動物、もう一つがタコやイカを含む頭足類だ。哲学者であり練達のダイバーでもある著者によれば、「頭足類と出会うことはおそらく私たちにとって、地球外の知的生命体に出会うのに最も近い体験だろう」。人間とはまったく異なる心/内面/知性と呼ぶべきものを、彼らはもっている。本書は頭足類の心と私たちの心の本性を合わせ鏡で覗き込む本である。■海で生まれた単細胞生物から、現生の頭足類への進化を一歩ずつたどれば、そこには神経系の発達や、感覚と行動のループの起源、「主観的経験」の起源があり、それは主体的に感じる能力や意識の出現につながっている。「タコになったらどんな気分か」という問題の中には、心とは何か、それは物理的な身体とどう関係するのかを解き明かす手がかりが詰まっている。■知能の高さゆえの茶目っ気たっぷりの行動や、急速な老化と死の謎など、知れば知るほど頭足類の生態はファンタスティック。おまけに著者が観察している「オクトポリス」(タコが集住する場所)では、タコたちが社会性の片鱗を示しはじめているという。味わい深く、驚きに満ちた一冊。

カテゴリ
ビジネス・実用
ジャンル
学術・語学 / 理工
出版社
みすず書房
ページ数
320ページ
電子版発売日
2018年12月07日
紙の本の発売
2018年11月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
16MB

タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2019年07月07日

    前半は面白いんだけど、後半は失速

    事実は小説より奇なり
    最終的な結論に至れていないのであれば、タコやイカの観測事実をもう少し詳しく話して欲しい
    そこから驚きが得られればよいのでは

    著者がそれに驚いた様子や驚いて抱いた発想などは、最後にちょっとまとめてくれればいい
    著者も人なので、タコの異世界感に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年08月05日

    この本は、「意識」とはなにか?人類は進化のいつの時点から「意識」を持つようになったのか?なぜ人類だけがここまで「意識」を進化させることに成功したのか?という究極の問いに、人類とは全くことなる進化経路をたどってきたタコを研究することで解き明かしていくというユニークでありながらしかし真相をするどく突いた...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年03月08日

    とても興味深い本。
    タコの気持ちは分からない。そもそも、タコに人間と同じような気持ちがあるかどうかわからない。
    しかし、タコには知性があるようである。
    哺乳動物とは、遥かに遠い昔に分岐し、別々に進化し、脳の在り方も違う。このように遠い存在に、人間と共通するうような気持ちがあるのではないかと感じるよう...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年02月23日

    ヒトとはまるで違う進化を遂げたタコの生態から、「意識」を考察した一冊。小難しい話はさておき、読むにつれてタコの魅力にハマってしまいます。好奇心旺盛でいたずら好き、日和見主義だけど時に大胆。そして、たった2年で生を終える。これ何てラノベのヒロイン?

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    Posted by ブクログ 2020年01月01日

    腕で考える生き物への理解と、「老化」に対する見識は参考になった。若い頃の生存能力を優先した結果、後からようやく作動するリスクを許容してしまうことになるとは。

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    Posted by ブクログ 2019年11月07日

    科学哲学者の著者が、頭足類の心理について語ります。
    タコやイカは賢いと知っていましたが、全体が脳とも言えるほど神経細胞だらけであることに驚きました。
    哺乳類とは違う知的進化を選んだ彼らは、宇宙人ではありませんが別世界の知的生命体です。
    地球にはまだまだ研究余地が残されていることを教えてくれる一冊。

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    Posted by ブクログ 2019年04月15日

    タイトルや帯からは、頭足類の精神的な話や意識についてのみ語られてるように感じられるが、半分以上は進化の歴史や頭足類の特徴などについて述べられている。

    ある程度知識があればすんなり入ってくるが、訳に少し癖があり、頭足類の基礎的な知識が無いと、少しとっつきにくいかもしれない。

    生き物好きならば、一度...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年03月20日

    海洋生物学の本のようだけれど、やはり内容は哲学的だ。恐竜の出現する2億年ほど前の時代には、実は最も賢い生物だったのではないかという話。タコはあなどれない。

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    Posted by ブクログ 2018年12月15日

    生物哲学・科学哲学界の雄にしてインテリジェント・デザイン批判の急先鋒の手による、タコを題材とした「意識の起源」論。意外にも著者の邦訳は本書が初と見える。著者はダーウィン的進化の過程そのものが複数の経路の競争により選別されたものであること、即ちダーウィン的な自然淘汰の産物であることを示す「ダーウィン的...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年05月01日

    6億年前のエディアカラ紀に進化の分岐をしたといわれる人とタコ。中央集権国家的な脳のシステムを作った人に対して、タコは分散システム型の脳をつくりました。5億あるニューロンの半分以上が、腕にあるとか。そんなタコの意識はどんなものだろう?これは「蝙蝠の心問題」的な愚問なのかも

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