文月悠光の一覧

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作品一覧

2021/03/19更新

ユーザーレビュー

  • 臆病な詩人、街へ出る。
    八百屋、初詣などささやかな初体験から少々ぶっ飛んだ初体験まで普通の人と臆病な詩人のどちらの感性も見えるエッセイ。
    色んな人に「普通」と言われているようですが、大学教授にとんでもない言葉を言われた事、告白されて寝込んだ事などなんとも言えない体験を言葉で表現できるあたりが「普通」ではありません。どんな感...続きを読む
  • 洗礼ダイアリー
    もし感情を形づくる粒子みたいのがあるとしたら、著者のは細やかで円やかなんだろうな。で、それを表現する言葉の解像度が高いので、読んでてぐっとしみてくる感じがある。こういう文章を前にすると、どうしても自分の精神のガサツさを省みてしまう。

    「人間スイッチ」が、初めはスキンシップというコミュニケーション形...続きを読む
  • 臆病な詩人、街へ出る。
    この世界が怖い、
    明日が怖い
    過去が怖い
    未来が怖い
    人が怖い

    怖いものなんて
    いくらでもある

    その中で
    頑張らなくてはいけないのは自分で

    自分のためにしか
    頑張れなくて

    努力の仕方を教えてもらえない人は
    一体どうやって 自分の足跡を残していけばいいのか

    傷ついた分だけ 過去という頂は高く...続きを読む
  • 洗礼ダイアリー
    名前はずっと知っていた
    最年少で賞を受賞した詩人という新聞記事はあまりに衝撃的だった

    当時自分は詩を書き始めていた頃のような気がする

    「すごい人がいるなぁ」と
    海の向こうを見るような気持ちだったことを覚えている

    ――それから

    いくら歩いても 眩しさと同時に影も濃くなって
    喜びが増えた...続きを読む
  • 臆病な詩人、街へ出る。
    とてもいい文章を書くなあと思った。
    奇をてらうわけでもなく、平凡なわけでもなく、
    当たり前のような書き方の中に個性がじんわりとにじむ。
    言葉の選び方、表現の仕方が適度で気持ちよく面白い。
    恋愛に関する4つの章は、距離感が良かったなあ。
    小説のようでもあり、飾らず淡々と追っていく感じも切なくて。
    全編...続きを読む