作品一覧 2021/03/12更新 臆病な詩人、街へ出る。 値引きあり 試し読み フォロー 洗礼ダイアリー 試し読み フォロー 適切な世界の適切ならざる私 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 文月悠光の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 適切な世界の適切ならざる私 文月悠光 14歳から17歳この彼女の3年間 の 詩 その当時しか描くことのできない詩の世界観 …… 凄く儚くて尊い…… 『詩』の可能性は無限大ということを感じた Posted by ブクログ 洗礼ダイアリー 文月悠光 この臆病さやナイーブさはなんとなく私より少し若い世代の感覚。でも私にもわかる部分がたくさんあった。傷つき苦しみそれでも自分の中で少しずつ消化していくこと。自分を救えるのは自分しかいないんだよなあ。 Posted by ブクログ 臆病な詩人、街へ出る。 文月悠光 八百屋、初詣などささやかな初体験から少々ぶっ飛んだ初体験まで普通の人と臆病な詩人のどちらの感性も見えるエッセイ。 色んな人に「普通」と言われているようですが、大学教授にとんでもない言葉を言われた事、告白されて寝込んだ事などなんとも言えない体験を言葉で表現できるあたりが「普通」ではありません。どんな感...続きを読む情であれ、言葉で表現する事をためらわない、表現することを諦めない所がよかったです。 Posted by ブクログ 洗礼ダイアリー 文月悠光 もし感情を形づくる粒子みたいのがあるとしたら、著者のは細やかで円やかなんだろうな。で、それを表現する言葉の解像度が高いので、読んでてぐっとしみてくる感じがある。こういう文章を前にすると、どうしても自分の精神のガサツさを省みてしまう。 「人間スイッチ」が、初めはスキンシップというコミュニケーション形...続きを読む態への考察かなと思いきや、とちゅうから國分功一郎『中動態の世界』みたいな話になってきておもしろかった。 Posted by ブクログ 臆病な詩人、街へ出る。 文月悠光 この世界が怖い、 明日が怖い 過去が怖い 未来が怖い 人が怖い 怖いものなんて いくらでもある その中で 頑張らなくてはいけないのは自分で 自分のためにしか 頑張れなくて 努力の仕方を教えてもらえない人は 一体どうやって 自分の足跡を残していけばいいのか 傷ついた分だけ 過去という頂は高く...続きを読むそびえる 未来は地平であるはずなのに その峰が 立ちはだかる 未来へ行くということは 生きるということと同じ 未来が怖いということは 生きることが 怖いということ 臆病なことが だめなのではなくて 自信がないことが だめなのではなくて 狡いことが だめなのではなくて そういう自分をしめだして 遠くに閉じ込めてしまうことで 自分で自分を 苦しめてしまうことが 結果的に 未来の自分を だめにしていく 言葉は灯だと思う 過去を受け入れつつ 今を受け入れ 未来へと歩んでいくための 導なのだと 弱くても 傷ついても 前に進むことを選んだ人は 大丈夫 あなたは強い人 だと思う 自分を変えたい そう思ったなら きっと変えられる 過去に蓋をして 遠くの場所に置いてきてしまった自分と また出会ったら 未来は もっと あなたの味方になる 挑戦は続く その生き方は とても尊い 文月氏の生き方に 賛辞を贈りたい Posted by ブクログ 文月悠光のレビューをもっと見る