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Posted by ブクログ 2018年08月10日
もし感情を形づくる粒子みたいのがあるとしたら、著者のは細やかで円やかなんだろうな。で、それを表現する言葉の解像度が高いので、読んでてぐっとしみてくる感じがある。こういう文章を前にすると、どうしても自分の精神のガサツさを省みてしまう。
「人間スイッチ」が、初めはスキンシップというコミュニケーション形...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月26日
全く存じ上げない詩人さんでしたが、(たしか、)以前朝日新聞で取り上げられていた一文にピンッっときて読んでみたら、エッセーでした。
何の予備知識もなく読んでいたら、あら、この詩人さん、かなり若いのね…若い頃の感情を思い起こさせられ、自分も年取ったなぁと実感。
若い頃は悩む時間や余裕や自由があり、悩...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年09月27日
前々から気になっていた文月さんのエッセイ集。
確かWebで何話か読んだような記憶があるけれど、この本の挿絵が可愛くて、詩人の方の言葉はやはり紙で読んでみたいなと思いました。
「スクールカーストのち、雪」では自分自身の高校時代の周りへの馴染めなさを思い出しながら読んだ。
そしてとても瑞々しい文章を書く...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年07月06日
詩人・文月悠光さんのエッセイ集。装画・カシワイさん。
文月さんのエッセイ集は2冊目。『臆病な詩人、〜』では直面した問題に対する悩み方・身の振り方に共感したりスッと理解できるポイントが多く、今作も文月さんに親しみを感じながら読んだ。
『「かわいい」は疑え!』守られるために愛嬌を振りまき弱者を演じる、そ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月24日
職業・詩人、平成生まれ…という肩書きだけをみるとキワモノなのかと思いますが、ひとりの女性の生きづらさが厳選された言葉で綴られた、共感しまくりのエッセイでした。
劇的な出来事があるわけではなく、誰にも心あたりがありそうな、ちょっとしたささくれを丁寧に拾い上げられていました。
しんどい生き方だなあと思い...続きを読む
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