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常識、職場の空気、前例、人の目、自分らしさ、見栄……。あなたも「こだわり」に囚われていませんか? 臨機応変に考えて、自由に生きよう。なにか一つのことに拘って成功した人よりも、あらゆることを試して成功した人の方が多いはずだ。単に、「諦めなかった」という意味で、「拘り続けた」という言葉を使っていることが多く、そこを誤解しがちである。あくまでも、「固執する」という意味での「拘り」は無用だということ。拘ることの最大の欠点は、思考が不自由になることであり、思考が不自由になると、思いつく機会が減るし、また問題解決ができにくくなる。こうなった人は、いつも周囲の誰かに頼ろうとするし、最近であれば、ネットで検索しようとする。自分の頭の中で問題を展開さえしない(本書より)。人気小説家・工学博士による人生を好転させるヒント。 【おもな目次】●第1章 「拘り」は悪い意味だった。 ●第2章 「拘る」のは感情であり、理性ではない。 ●第3章 「拘らない」なら、その場で考えるしかない。 ●第4章 生きるとは、生に拘っている状態のことだ。 ●第5章 新しい思いつきにブレーキをかけない。 ●第6章 自由を維持するためにはエネルギィが必要だ。 ●第7章 死ぬとは、死に拘るのをやめることだ。 ●第8章 拘らなければ、他者を許容することができる。 ●第9章 優しさとは、拘らないことである。 ●第10章 拘らなければ、臨機応変になる。
...続きを読むPosted by ブクログ 2023年01月22日
思いついたままに書いてそうなところが良い。
生き方や考え方を参考にしたいと思って読んだわけじゃなく、森博嗣ってどういうことを考えてるんだろうかという興味があって読んだので面白かった。
小説しか読んだことがなかったので、これを読んでなんか好きな考え方してる人だな〜と良い印象を持った。
「お金になるから...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月21日
「拘り(こだわり)」について筆者の考えがこだわって書かれていると思われたが、そこは前書きで触れられてある。矛盾はある程度許容されることが自由な発想と優しさに繋がる。
方針は決めて、あとは進む。軌道修正はいくらでもしていい。プロットに縛られたらつまらなくて書けなくなる。
このやり方だと、やっている最中...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年03月20日
読んでいる最中、霧の中を彷徨っているような浮遊感があった。読み進める毎にその霧がどんどん晴れていく感覚。自由になる為に必要なもの、考え方が飾らない自由さで森さんなりに貫かれている印象だった。改めて自分で思考する事の大切さを胸に刻めたし「積み上げたからこそそれは一旦さっぱり捨てるべきである」という所に...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月22日
拘るって、ということを理論的に書いてくださり、私にもわかるわーと、わかりやすい。
そして拘ることの弊害、あーあるあるです!わかりますと、とびついちゃいます。
そして作者が述べたいのは、拘らず生きること。
いやー、そう思います、私も。
拘って生きるにも拘らずに生きるにも苦労はありますが、拘らない苦労も...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月30日
拘りに対する考え方が変わった。世間では良い物と捉えられがちだが拘りとは思考停止である。考える事を放棄して楽な方へ進んでいるのかもしれない。
拘らない方がよっぽど難しい生き方だ。
拘りを捨てれば自由である分頭を常に働かせねばならない。集団で生きる為に協調性は大事だが何物にも囚われない自由な思考が大事で...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月13日
「拘り」とは本来、拘泥とか悪い意味で使われていたのに、いつから「こだわりを持って」のようないい意味で使われたのか?という冒頭文と、「こだわらないことにもこだわらない」という作者の姿勢はおもしろい。
けど、「お金になるから書いている」「書けと頼まれたから書いている」との作者のスタンスは、あまりよろしく...続きを読む
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