奥野克巳の作品一覧
「奥野克巳」の「はじめての人類学」「ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
所有の概念がないから資産を持たず、「今、ここ」の時間軸が全てで将来の事など考えられない、くだらない下ネタで笑い合う等幸せに生きる術とは何かを考えられる一冊だった。
印象的だった話は狩りで得た獲物を6家族に均等に6分割したのに翌日誰がどの家庭に行ってもご飯を食べても大丈夫というエピソード。
結果的に食べる量は平等にならなさそうだけどパフォーマンスとして平等に分けようとする行為がただダラダラ過ごすだけではない調和を重んじる考え方で素晴らしいと感じた。
もちろん考え方は人それぞれなのだけれども多くの人にとってはプナン式の順位付けのない平等を意識したコミュニティのあり方は魅力的に映るのではないかと
Posted by ブクログ
「人類学」といわれて思い浮かんだのは「文化人類学」という分野だった。
最近、社会というのは人間同士が動くことであわいに蠢き、その小さな波がうねりをあげて高波になって眼前に迫った時にようやくその存在に気がつく、そんな感覚を持っていた。
AI、ソーシャルネットワーク、アート、デザイン、外交、文化、教育、宗教……全ての根底には「人間がつくり出したもの」があり、またそれらを取捨選択することが私たち現代人には求められている。例えば、倫理観・哲学・宗教観・文化……などである。
この本を読んで一番強く感じたのは、「対人的なもの・コト・の作り手や観察者であるならば、自身も当事者としてそれらに向き合い、関係
Posted by ブクログ
人間は地球の主人であるから、他の生物や資源というのは人間のために利用されてしかるべきなのである。
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これについて賛同する人は一読してみてほしい、アニミズムについて知ってほしい、そんなことを思いました。
アニミズムをスピリチュアル的なものとなんとなくイメージしていたらそんなこともなく、行動と感情の動きという実践的な態度なのだと解釈しました。
つまり、他者、それは私以外の動物や植物やもの、に想像力を働かせて入り込んでまた私に戻る、キーワードは往還です。
この実践があれば封建制の主従関係や奴隷や人種差別や格差社会や労働力搾取や環境破壊は起こり得たのでしょうか。
一方でデカルトの主格二元論を批