奥野克巳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
奥野先生に興味あって色々読んでみてる ポッドキャストの下ネタのイメージ強すぎて、おお今回は真面目な本だ!となる(当たり前)
柔らかいけど、クサくはなく、読みやすい文章を書かれるのだなあ
人類学って第一次戦争で知識…無力…ってなってる時に生まれたんだ〜
オーストラリア旅行行って帰ってきたばっかりなので、文化人類学者の始祖?マリノフスキが出てきて嬉しい!なんかどっかに書いてあったな!
敵国民なのにお金出してもらって現地調査許されてるのすごw
人類学 もう死んだでしょ時代 きつすんぎ
最近自分もインタビュー調査することが多いけど
どう…?すれば…??と思考停止しつつ でも締め切りがあるから無 -
Posted by ブクログ
とても面白かった。将来の不安や計画性に対して「今を生きる」環境に身を置くことで強制的に「自分の常識に見つめ直す」、本書の言葉でいう「異化」の感覚を掴むことは、今の現代に必要な「ちから」なのかもしれない。それこそ筆者のようにブナンまで出向かなくても普段は行かないところやコンフォートゾーンから出るようなことを少しずつでもやって行ければ良いのではないだろうかと思う。
「それは「わかった」とか「理解できた」とか、そういう話じゃない。むしろ、「わからなさ」そのものを差し出されて、でもそれをまるごと、両手で受けとったような、そんな感覚に近かった。重なって、折り重なって、矛盾しながら成り立っている現実。そ -
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Posted by ブクログ
ポインティが出てるラジオを聞いたら面白すぎたので本も読んでみた まあ内容はラジオとほぼ一緒なので新鮮味はないけど写真がいっぱい載ってるし、イラストもかわいい
個人的に最近ハマっているミニマリストの概念とは少し違うけど、所有をやめて楽になれるというのは共通しているなと思ったり
下ネタと噂話って本当おもろいwけどどんどんできる場所が減ってる感じ わかる
本当息苦しい
なんでこんな死ぬ確率も低い清潔で安定した社会に生きてるのにこんなに毎日息苦しいのか
過度な資本主義から本当に脱したい…
ほんまもっと毎日ゴロゴロしてたいよ
大声で喧嘩しまくって翌日はコロっと元に戻る〜のくだりとかも羨ましすぎる
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Posted by ブクログ
こういうガチ賢い系の本初めて読んだけど 理解できることとできないとこがあってすごく楽しかった。自分には良い難易度だった。
人類学とはっていう題名だけど「学問とは何か」についても新たな視点を得られた。科学をみんな信じてるけど、実験室でデータを集めて良い感じに解釈してるのをそれって真実として信じきってしまっていいのか、みたいな。(やばい語彙力無い)
筆者は元理系だけど、そういう科学で正しいと言われてることは全て正しいとも限らないという脆弱性を感じて、より真髄の当たり前から疑う人類学というものに入り込んでいったそう。人類学は哲学とも社会学とも似てるけど違って、(どう違うかの詳細はしっくりきたけどちょ -
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Posted by ブクログ
こちらも「さらばのこの本ダレが書いとんねん!」で紹介されていた著作。マレーシア・プナンで住む人々と共に生活し、観察することからわかる文化人類学、それを超えて人間とは何かまで面白く考察できる哲学書ともいえる。文明社会にどっぷり洗脳されている現代人からみると不可解であり奇妙な概念のオンパレードを見せつけられるとプナンの人々がエイリアンにも見えてくる。人類がみなプナン人なら文明とかプログレスはありえないので、やはり進化といいたいところだが、そこが行き過ぎて生きづらくなっている現代からすると幸せに見えるとは思う。文明社会に洗脳されている人々が今更プナン人生活に入れるとは思えず(逆ストレスで押しつぶされ
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Posted by ブクログ
ネタバレ一言要約:人は何故「生きづらさ」を感じるかに「we」で向き合う学問
人としての倫理や道徳こそが社会を構成する我々の「構造の骨格」であり、これらは時代や環境、条件に合わせて組み替えが起こるものと捉える一方で、超マクロに(時間・空間を拡大して)見れば不変である
この骨格構造内で生じるミクロ変化が「理(倫理や道徳)から外れる」ことが起きれば社会の歯車がずれて問題が噴出すること、これが昨今の企業の不祥事などであろう
自分たちの行いがマクロで見た際に根底の倫理や道徳を外していないものであるのかの自戒が必要であり、ここに人類学が示唆を与えてくれると考える
後半のまとめがことごとく刺さったが、人類学の変 -
Posted by ブクログ
各種テーマに沿って、文化人類学の民族誌を実例として日本人アイデンティティで凝り固まっている固定観念を揺さぶられる内容。提供される事例が興味深く、圧倒され続ける読書体験です。
ジェンダー、死生観、時間など自分がこれが正しい・正常であると考えていることは、相対的な比較において全く異質なものであることが浮き彫りになる。特に、時間というカオスなものを、通過儀礼など区切りをつけることで作為的に連続したものとして捉えている。便宜的にそうしているはずだったのに、産出された「時間」に私たちは縛られ不自由になっている。この感覚は、深層心理に根付いていて、現代人の窮屈さの根源なのかもしれないなと思いめぐらす。
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