奥野克巳のレビュー一覧

  • はじめての人類学

    Posted by ブクログ

    はじめての人類学 奥野克巳

    人類学者の紹介と、彼らが人類学者としてどんな実績を積んできたかが章ごとに説明されている。

    ぶっちゃけ難しくてよく分からんかった。笑

    最終章に全てまとめられているので、初めに最終章を読んでから、序盤に戻り、掘り下げて読んでいった方が分かりやすいかも…。

    人類学とは、自民族以外の民族を研究する学問である。
    フランスでは「民族学」と呼ばれている。
    日本の「民俗学」とは違う。

    序章を読んで気づいたのが、この本を手に取った私の根本的な勘違い。
    もっと、精神論的な「人類とは」みたいな研究かと思っていたよ笑
    そういったものは、やはり哲学や精神分析論とかになるのですかね。

    0
    2024年02月14日
  • ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと

    Posted by ブクログ

    プナンの生活を通じて、すべての価値観・すべての常識・すべての当たり前を問い直すきっかけになる本。
    「大いなる正午」に出くわす経験。

    0
    2024年01月04日
  • これからの時代を生き抜くための 文化人類学入門

    Posted by ブクログ

    作者のフィールドを例に取り、文化人類学とは、文化とは、フィールドワークとは、異文化理解とはなんなのかをさまざまな切り口でまなべる。

    0
    2023年12月12日
  • 絡まり合う生命――人間を超えた人類学

    Posted by ブクログ

    著者の奥野さんは伊藤さんとの共著「人類学者と言語学者が森に入って考えたこと」を読んで知ったので、別の著作も読んでみようと思い呼んだ。
     この本はあとがきにあるようにいろんなところで発表した文章をひとまとめにした本のようで、いろいろと重複が多い。また誰がどういっているというような記述が頻出してきて著者も十分消化しきれていないようで、あるいは探求の過程がそのまま書かれているようで、面白くもあったが、よみにくくもあった。
     マルチスピーシズ人類学やアニミズムなどがとりあげられ、人類学が人間中心では到達できない地平に人類から離れた俯瞰する視座を設定する。そうすると人そのものも決して確固たる基盤があるわ

    0
    2023年12月02日
  • ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと

    Posted by ブクログ

    各章の最初にニーチェの言葉が引用されています。
    それがとても良い。ニーチェの言葉は説得力あるし、元気出る!

    パースペクティヴィズムという概念があることを初めて知りました。
    自分が生き物をじっと観察する時にやりがちなこと。
    今、私に見られている対象物(生き物)がその瞬間何を考えてどう感じているのか、見ている私との関係は今どんな風か。
    これ、パースペクティヴィズムの端くれちゃうの?!ちょっと出来てた気がして嬉しくなった笑

    自然の中で、ただ自然の声を聞き狩猟して食べ物を得て暮らすプナン。
    個人の所有欲という人間の本能かもしれない部分を幼い時期に徹底的に潰し、共同体の一員として平等に分配して皆で利

    0
    2023年07月11日
  • これからの時代を生き抜くための 文化人類学入門

    Posted by ブクログ

    社会学と社会人類学はかなりオーバーラップするところがあって、その違いってなんなんだろうと思い、手に取った。
    どちらも常識の関節外しではあるんだけど、人類学分野はあまりにも遠回りというか、社会の前提というより、文字通り人類のそもそもを問う学問という感じがして気が遠くなる。
    どこにでも順応出来て冒険が楽しい人にとってはたまらないんだろうけど。
    逆カルチャーショックを得るまでの過程があまりにも長いと私は思ってしまった。

    P.130
    インドネシアの民族・プナンは日ごろ、居住地やキャンプから少しだけ離れた森の中の「糞場」で、人目につかないようにして用を足します。州政府が、衛生政策として作ったトイレには

    0
    2023年06月08日
  • これからの時代を生き抜くための 文化人類学入門

    Posted by ブクログ

    この地球上にはいろいろな文化、思想、価値観が溢れている。正解なんてものは無いけれど、お互いを理解し、受け入れ、尊重できる人がどれだけいるだろう。自分のものさしが全てだと思ってはいけない。

    0
    2022年12月08日
  • ひび割れた日常――人類学・文学・美学から考える

    Posted by ブクログ

    人類学者、作家、障害についての研究者三人によるコロナ後の日常についての刺激的なリレーエッセイ。
    同じテーマを語っていても、各々の感じ方や表現の個性がとても興味深い。類似性と違いが同時に目に入ってくるのが楽しい。

    0
    2022年07月03日
  • ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと

    Posted by ブクログ

    価値観、人生観というものは生まれ育つ環境で色々変わるものだとしみじみ思った。私を取り巻く環境の中で森の民の価値観を取り入れることは難しいが、同じ地球上で違う常識で生きている人たちがいると知ることはこれからの人生でより大きな目で物事を見る助けとなるだろう。

    0
    2022年04月09日
  • ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと

    Posted by ブクログ

    虚構で現実に疑問符を投げる手段は神話,宗教,御伽噺,伝説,SFといくらでもあるが,ある現実を相対化する別の現実を体験させてくれるのは文化人類学しかないのではないだろうか.

    ==================
    近代・現代
    個人主義・グローバル

    共同主義・ローカル

    アナキズム入門
    アナキズム:”権力による強制なしに,人間が助け合って生きてゆくことを理想とする思想”

    海外旅行・異文化との接触を通じ,今あるものがなぜそうあるのかと言う懐疑主義に
    →ある社会や人類そのものを相対化し,根底にある前提に揺さぶりをかける学問.文化人類学の道へ

    全ての生物ー>栄養を摂取し生命を維持
    原始生物→人間

    0
    2022年02月19日
  • モノも石も死者も生きている世界の民から人類学者が教わったこと

    Posted by ブクログ

    アニミズムについての論考を寄せ集めた本という印象。章間の連関がよくわからなかったものの、ひとつひとつの章は面白く読んだ。
    紹介されていた「動物にひそむ贈与(gift in the animal)」という考えが気になったので引き続き調べてみたい。

    0
    2021年01月01日
  • マンガ人類学講義 ボルネオの森の民には、なぜ感謝も反省も所有もないのか

    Posted by ブクログ

    貸し借り、分け与えが普通のボルネオ、現代文明との違いがよくわかる。あまり説教臭すぎないところが良い。まあこう言う社会もある、という我が身の振り返りにはなった。ものすごくカルチャーショックということもないが。
    まんがも淡々とした感じで悪くない。

    0
    2020年11月10日
  • モノも石も死者も生きている世界の民から人類学者が教わったこと

    Posted by ブクログ

    真のアニミズムを様々な側面から探っていく
    面白くはあったが、綺麗にまとまっている訳ではなく、少し読みにくかったかな

    0
    2020年10月19日
  • 人類学とは何か

    Posted by ブクログ

     人類学を始め、人文科学、自然科学に一定の素養がないと、著者が、これまでの人類学の、どのような点に問題があると考えているのか、どうすべきと考えているのかについて、なかなか理解が難しいだろうと思う。
     
     著者は言うー私の定義では、人類学とは、世界に入っていき、人々とともにする哲学である。
     実に魅力的な言辞であり、著者は、それがどのようなものであるか、なぜそうした捉え方が必要とされるのかを、幅広く、深く考察していく。

     訳文のおかげもあるのだろうが、著者の論旨自体は明晰であるし、論点も明確に示して叙述されているのであるが、いかんせん、当方の読みがついて行けないのが残念。是非再チャレンジしてみ

    0
    2020年08月23日
  • 人喰い――ロックフェラー失踪事件

    Posted by ブクログ

    パプアニューギニア、未開の地、首狩り族。そこで富豪の息子が消息を絶つというノンフィクション。
    食われたのか?がテーマではない。

    なぜ?食われたのか。そこを理解することが重要。

    それにしても、読みづらい本だった。
    ノンフィクションゆえに、実際の土地や人の名前が似通っていて、対立する村の名前は似ているしで大混乱。途中から、理解するのをあきらめて、とりあえず最後まで読むことが目標になった。

    途中で、時系列に整理してまとめてくれている章があったので助かった。

    普通はさ、の普通が相当違う人たちがいる。でもそういう部分があるというだけで全部ではない。

    相手を尊重し理解しようとすれば防げたかもしれ

    0
    2020年01月27日
  • 人喰い――ロックフェラー失踪事件

    Posted by ブクログ

    ニューギニアにて、ロックフェラーの御曹司マイケルが消息不明となった事件。
    彼は現地部族によって殺害、更に食されたと報道されました。
    本書はその真相に迫るレポートとなります。
    残虐な描写がありますので、苦手な方はご注意ください。

    0
    2019年12月30日
  • 人喰い――ロックフェラー失踪事件

    Posted by ブクログ

    1961年、ニューギニアで「プリミティブアート」を蒐集していたマイケル・ロックフェラーの船が座礁し、同船していた者と別れて陸に泳ぐ姿を最後に、彼は行方不明になる。サメに喰われたのか、溺死したのか、首狩り・人喰いの風習があるアスマットに殺されたのか。世界の富豪ロックフェラー家の一員の安否に注目が集まったが、事件は解決を見ずに終わった。事件から50年後、著者は民族学のフィールドワークのように現地に入り込み、彼なりに事件のフーダニット、ホワイダニットに至る。収集した証言をどこまで信用するのかはよく民族学でも問題になる。調査者の役に立ちたいという善意の嘘も含めて、相手が本当のことを言っているとは限らな

    0
    2019年12月24日
  • ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと

    Posted by ブクログ

    タイトルそのままの本.人類学者が考えたことを読んでこちらも考えさせられた.ただ,章ごとの始めに出てくるニーチェの言葉がハードル高く関連性も含めて意味不明だった.

    0
    2019年11月09日
  • 人喰い――ロックフェラー失踪事件

    Posted by ブクログ

    1961年、世界有数の富豪、ロックフェラー一族のマイケルはニューギニアを探検中に行方不明になった。ロックフェラー家は莫大な財力、政治力をつぎ込んで大規模な捜索を行ったが、マイケルを発見することはできず、彼の消息は未だ謎のままだ。

    実はマイケルがどうなったかについては、当時から結論が出ていたが、ロックフェラーのメンツや国際関係などが考慮されて、公式には認められていない。本書の最初の数ページで明らかにされる真相は、マイケルが地元のアスマット族に襲われ、食べられたというものだ。

    というわけで、本書はマイケルの死因を探るドキュメンタリーではなく、なぜマイケルは食べられたのか、なぜアスマット族は人を

    0
    2019年05月25日