川村元気の作品一覧
「川村元気」の「ぼく モグラ キツネ 馬」「神曲」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「川村元気」の「ぼく モグラ キツネ 馬」「神曲」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
上智大学文学部新聞学科卒。2012年初の小説『世界から猫が消えたなら』を執筆。2013年本屋大賞にもノミネートされた。また『ティニー ふうせんいぬのものがたり』、『ムーム』などの絵本も手がける。
Posted by ブクログ
幼少期から両親にとっていい子でいたかった
我儘言えず本音で話せず
年に何度も会えるわけじゃないから
このままいい子ちゃんでい続けることにしよう
英語でgoody two shoesというそう
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「あと何回、あるのだろうか。十か二十か、三十を超えるということは難しいかもしれない。とうに折り返し地点を過ぎた親子であることに気づく。」
「迷子の母を探しながら、泉は思い出した。あの頃、わざと迷子になっていた。泉はいつも、母に探して欲しかった。」
「なんだか大人になったなって思った。そのとき気づいたんだよね。失っていくということが、大人になるということなのかもしれない。」
Posted by ブクログ
「人間は記憶で出来ている。」
作中の語である「記憶」と「花火」を結びつけて読んでみました。「花火」を写真や動画に残して「記憶」しようと毎度試みるけど、上手く振り返られないもので…。
自分自身、記憶はできる限り詳細に残したい。
何故なら本来生きて何かを感じたはずの時間が、
記憶の喪失する度合いによって、「空白」が大きくなってしまうから。何も残っていない空間が非常に怖い。
「記憶」は、譲り渡し、手放していくものである。それが大人の証拠と言うなら僕はまだ誰にも譲り渡したくない。
百合子の楽しそうに記憶を譲り渡していく姿をみると愛着と悲哀を同時に感じる。自分もいずれはそうなるのだろうか。