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「私と同じ年の頃、何をしていましたか?」
「悩んだとき、どう乗り越えましたか?」
川村元気が12人の巨匠に学んだ、仕事で人生を面白くする力!
大人になってからのほとんどの時間、僕らは仕事をしている。
だとしたら僕は人生を楽しくするための仕事がしたい――。
映画プロデューサー、作家として躍進を続ける川村元気が、
仕事で世界を面白くしてきた12人の巨匠に聞いた「壁を乗り越え、一歩抜け出す」唯一無二の仕事術!
【本書より】
●山田洋次――批判する頭のよさよりいいなぁと惚れ込む感性が大事です。
●沢木耕太郎――僕はあらゆることに素人だったし素人であり続けた。
●杉本博司――やるべきことは自分の原体験の中にしかないんです。
●倉本聰――世間から抜きんでるにはどこかで無理をしないといけない。
●秋元康――時に判断を間違えるのは仕方ない。大切なのは、間違いを元に戻す力だ。
●宮崎駿――何でも自分の肉眼で見る時間を取っておく。作品を観ることと、物を見ることは違うんです。
●糸井重里――人間は仕事の一部分でしかない。だから、どうやって生きるかを面白くやれ。
●篠山紀信――世界をどうにかしようなんて、おこがましい。大事なのは受容の精神です。
●谷川俊太郎――人類全体の無意識にアクセスできる仕事であればいいんじゃないかな。
●鈴木敏夫――最近はみんな丁寧に物をつくるから、完成したときには中身が時代とズレちゃう。
●横尾忠則――自分が崩落していく感覚の先に新たな道を見つけることも多いと思います。
●坂本龍一――勉強とは過去の真似をしないためにやるんです。
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Posted by ブクログ
・テレビドラマはチック。
人間臭い不規則な言葉や行動、チックが乗って初めて感動が生まれる。
・人の嫉妬はエネルギーになるんだ。もしそれが好物になっていないのなら若いよ。
・ある程度の仕事をしている人は、誰だって影で色々言われている。だから、中傷でもなんでも全部受け止めて、何かの仕事で完全にオセロをひっくりかえすまで戦うしかない。
・たとえ間違っても、戻ってくる力さえ磨いておけばいい。
・リスクばかり考えずにどうやって生きるかを面白くやれ
・スランプだろうがなんだろうが、やり続けることが重要
・ジャーナリズムは言葉の文化。
・観念ではなく感性の部分と付き合っていた。
・勉強とは過去のマネをしないためにやる。
・本物の音楽には作り手の切実な人生や価値観が表れている
Posted by ブクログ
山田洋次 真似ぶ
沢木耕太郎 どこにいてもソロで生きられる力をつけろ
杉本博司 アートの理解にヒストリーやセオリーの勉強が必要
30代前半までにやることが見つからなければ人生やることない
自分で売る込め
独学の姿勢があらゆるやりたいことを可能にする
秋元康 これがやりたいがためにつくったというキービジュアルがないとだめ
エンターテイメントにも知性や深さが必要
宮崎駿 作品を見るのと物を見るのは違う
糸井重里 作品で満足せず商品にして満足する
ショートケーキにイチゴを乗せる仕事
横尾忠則 自分を変えたいなら環境を変える
ダヴィンチ 絵に勝るものはない
ゴッホとゴーギャンの区別がつかなくてもいい 無頓着性があってもいい
坂本龍一 オリジナリティのある仕事をするために過去を勉強する
Posted by ブクログ
川村元気さんの名前は「君の名は。」をきっかけに知って、すげえ人がいるもんだとは思ってた。それが書店でこの本を見かけて、手に取った動機の一つでもある。
物書きとして生きている自分にとっては、その辺のビジネス書よりもよっぽど胸に迫るものがあった。恥ずかしながら名前を見てその人がどんな活動をしてるのかってのが半分くらいしか分からなかったんだけど、こんな人生の先輩達に話を聞ける川村さんが羨ましすぎる。
じっくり時間をかけて読み終わったけれども、一度読んだくらいで12人の先輩方が授けてくれた言葉を完全に受け止めきれるはずもなく。これからもふとしたときに読んでいきたい。バイブル的に手元に置いておきたくなるような、そんな一冊。
Posted by ブクログ
以前の上司からもらった本。
杉本博司が乗っていたからか。
序文及びあとがきの「仕事。」論は蛇足極まるが、巨匠たちの言葉の中には参考になるものが多かったので抜粋する。それぞれ振り切ったところがありさすが。
■山田洋次
・人間をどう描くかって中で、雑駁な作品というのはたくさんのことを見落として
しまっている
・みんなが反対したけどものすごくやりたい人が一人いた案件の方が成功する
※よく言われることではあるが、改めて重要
■杉本博司
・アートとして社会に発表するっていうことは理路整然とした説明責任を果たさないと
できないし、脈々と培われてきたその分野の文脈の中で出していかないと意味がない
・二十代後半で人生を通して表現するコンセプトを発想して、そのことを今でもずっと
やり続けている
・(試しにやってみたけれどもボツにしたアイディアを)頭の中でぐにゅぐにゅ
反芻しては「いつか見ておれ」と思ってる
・いけるときは、ある程度確信が持てたときに手を動かし始めて、動かしながら
再発見があって、とどめを刺すみたいな感じ
・「これならいける」って最後のところで跳躍できるかどうかが問題
・観念的にすごいものであっても、表現する技術がないと伝わらない
・職人的なクオリティはいちばん重要視した
・ひと目見て「買いたい」と感じてもらう質を出さないとだめ
■倉本聡
・シナリオを書くというのは、本当に書きたいことをどうごまかして書いていくか
というゲリラ活動
・見終わって一か月以上たってから、薬がじわじわきいてくるくらいでもいい
・化学薬品の即効薬より、漢方が理想
・「このシナリオにはドラマはあるけどチックがない」(マキノ省三)
・(チックとは)突発的に出てしまう人間の癖、つまり人間のこだわりみたいなもの
・テレビではチックでうねらせることを必死に考えていた
・チックに人は感動する
■秋元康
・そのために映画を作ったっていうワンシーンがないといけない(キービジュアル)
■宮崎駿
・20世紀は終末とかいっても、どこかで甘美なものがあった。横で浮かれてるやつが
いっぱいいるから、「ざまあみろ」という感じで終末を語ることができた
※今はむしろ終末観というか悲壮感があり冗談ではなくなっているというニュアンス
・家と仕事場を行き来する間に見える風景の変化が、僕にとっては大事
・この人はスカートをはき忘れたのか、それともこれがファッションなのかな
(中略)ことごとくわからない
■糸井重里
・頭の中に広場があって、そこの壁に言葉を書いておいて、頭の中の登場人物に
チェックしてもらっている時間が長い
・見ず知らずの人、自分と考えの違う人、よく似た人、いろんな人が前を通りかかる
・僕の仕事はショートケーキにイチゴをのせること
・イチゴをのせなくてもおいしいショートケーキを作るのは大前提
・でも、「イチゴがなくてもおいしい」と、特にプロ同士は結構そこで喜んじゃう
(しかしそれでは物足りない)
・「作品です」って満足するんじゃなくて、「商品」にして満足する
■篠山紀信
・やっぱり時代と合わないとだめ
■谷川俊太郎
・今は詩そのものが音楽や広告以外にも、ファッションや漫画とかアニメの世界に
拡散してしまっていて、みんなそこで詩的な欲求は満足できている
・現代詩はもっと溶け込んでいってしまうだろう
■横尾忠則
・社会性が出てくると、そこから保守的になっていく
・他人から見たときに幼稚に思われたくないという気持ちがあると、ものを
つくる人間には邪魔になる
・芸術的創造の核はアンファンテリズム、幼児性
・幼児性を率直に表現すれば、そこに自ずと多様性というアイデンティティは出てくる
・だけど、幼児性を思想化したらその時点でその人は終わり
・立派な思想で絵を描いたって面白くない
■川村元気
・全然期待していないところでぽっと出会った景色に感動する
・作品化されたものを見すぎているのかもしれない
・人が切り取った風景で、見たような気持になってしまっている
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