川村元気のレビュー一覧

  • 四月になれば彼女は

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    世界各国の爽快な情景描写と
    登場人物の鎮痛な恋愛描写の乖離に
    人生航路の明暗を直視させられている様な…
    その巧みな作品構造に賛辞を贈りたいです

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    2026年02月05日
  • 8番出口

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    映画が観たくて、だけど現在はゆっくり映画が観られない環境なので本書を手に取った。

    原作がWEBゲームであることは知っていたのだけれど、ゲームは未プレイ。
    ゲームの恐怖感をただなぞり伝えるだけの映画だったらきっと残念だろうなぁなんて思っていたが、本書はとても面白かった。
    ホラーは苦手なので、自分が当事者となるゲームはちょっとプレイできそうにないけど、映画はいつか観よう。期待しちゃう。

    物語の中で起こる様々な異変や登場人物たちの設定などに一貫した軸がぶれずにあって、物語の短さを差し置いたとしても、まったく無駄のない伏線回収、そして感情の機微に感じられた。

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    2026年02月03日
  • きみをわすれない ぼく モグラ キツネ 馬 そして嵐

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    ネタバレ

    ぼく モグラ キツネ 馬 の続編。絶対いいじゃんと思い、手に取った。案の定、よかった。
    自分と友達になる=自分を好きになる こと
    あなたはだれ?私は"愛されている子"ということを忘れないでほしい。素敵な言葉がたくさんあった。生きていること、当たり前のように、一緒にいてくれる人がいること。それがどれだけ素晴らしいか。先が見えなくても、手前の1歩が見えればいい。勇気をだして、ひとつ進むこと。進もうとするために、深呼吸をすること。そんな1つ1つのことに価値があり、自分を責める必要がないと言ってくれるこの本にすごく救われた。家に置いておきたい1冊だった。

    モグラによる愛のケーキの

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    2026年02月01日
  • ぼく モグラ キツネ 馬

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    とにかくお洒落。イラストも描き文字も会話のやりとりも。とりとめないような哲学的なような。今の時代にぴったりな最後の言葉。ほんとにね、嫌なこと多すぎてうんざりするけど、いいこともあるのよ。そんな中でも優しい人もいる。

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    2026年01月29日
  • 百花

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    病に侵されている心情や描写がやるせない気持ちで溢れて読み進めていく中でとても苦しくなった。
    しかし、解説にも書いてあったようにその個人は痛いほど、悲しいほど、愛おしいくらいにその人であり続ける ということ。徘徊、見たかった花火 も全ては息子を想う気持ちや母にとっての大切な思い出。
    記憶を失っていく反面、息子は母親の記憶を元に、幼少期の記憶を思い出していく場面では、病と葛藤する悔しさ悲しさ、母への複雑な想いがある中2人の思い出を甦らせる母親からの2度目の愛のプレゼントのように感じた。

    花火は、忘れちゃうからこそ素敵…
    形は忘れても気持ちは残るということ。自然や人間の儚さ、尊さを表現されているよ

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    2026年01月28日
  • ぼく モグラ キツネ 馬

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    モグラとボクとキツネとウマ

    種も大きさも違う彼らの旅を見ながら、本当の強さとは勇敢さを知る素敵なお話。

    飾りの無いストレートな言葉だからこそ深く突き刺さって少し泣きそうになる。
    あ、私無理に頑張らなくても、自分を殺さなくてもいいんだって包み込んでくれる優しいお話です。

    今に疲れた時にホッと息をする時間をくれる気がした

    何度読み返しても心に染みる作品の1つです

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    2026年01月26日
  • きみをわすれない ぼく モグラ キツネ 馬 そして嵐

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    息子と一読。息子は、自分を大切
    できてるか悩んでいたけど、
    この本を読んで、自分を思いやる事、今まで出してきた勇気を、
    誇りに思えるきっかけになりました。と感想、色んな世代で読んでほしい本です。

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    2026年01月18日
  • 私の馬

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    一目惚れの怖さ。感情移入の怖さ。距離感の大切さ。孤独の紛れさせ方。
    馬を人に置き換えると世に沢山ある話ではと思いました。男女問わず。

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    2026年01月13日
  • ぼく モグラ キツネ 馬

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    心が疲れた時に出会った本。
    本屋さんで読んだのに泣いてしまして、後日購入した。
    心の冷たい部分に温かく寄り添ってくれる、大切にしたい本。

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    2026年01月12日
  • 億男

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    「確かに欲は人間を狂わせる。でも同時に私たちを生かしている」

    「なぜなら人は、明日を生きるために何かを欲する生き物だから。おいしいものを食べたい、どこかに行きたい、何かが欲しい。そう願うことで、私たちは生きていける」

    「でも、旅というのは本来そういうことを楽しむためにあるはずだろ?何か些細なものを欲しがったり、それを少しでも安く手に入れるために交渉したり」

    「お金があればなんでも解決してしまうということを知ってしまった僕は今、生きていくことに飽きてしまっているんだ」

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    2026年01月10日
  • 百花

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    幼少期から両親にとっていい子でいたかった

    我儘言えず本音で話せず
    年に何度も会えるわけじゃないから
    このままいい子ちゃんでい続けることにしよう

    英語でgoody two shoesというそう

    ーーー

    「あと何回、あるのだろうか。十か二十か、三十を超えるということは難しいかもしれない。とうに折り返し地点を過ぎた親子であることに気づく。」

    「迷子の母を探しながら、泉は思い出した。あの頃、わざと迷子になっていた。泉はいつも、母に探して欲しかった。」

    「なんだか大人になったなって思った。そのとき気づいたんだよね。失っていくということが、大人になるということなのかもしれない。」

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    2026年01月10日
  • 百花

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    ネタバレ

    「人間は記憶で出来ている。」

    作中の語である「記憶」と「花火」を結びつけて読んでみました。「花火」を写真や動画に残して「記憶」しようと毎度試みるけど、上手く振り返られないもので…。

    自分自身、記憶はできる限り詳細に残したい。
    何故なら本来生きて何かを感じたはずの時間が、
    記憶の喪失する度合いによって、「空白」が大きくなってしまうから。何も残っていない空間が非常に怖い。

    「記憶」は、譲り渡し、手放していくものである。それが大人の証拠と言うなら僕はまだ誰にも譲り渡したくない。

    百合子の楽しそうに記憶を譲り渡していく姿をみると愛着と悲哀を同時に感じる。自分もいずれはそうなるのだろうか。


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    2026年01月05日
  • 億男

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    「お金は信用なんだ」宝くじで三億を手に友人に会いその友人と共に消えた三億円を主人公一男が友人の知り合いに会いながら探します。お金に関わり振り回され、虚しさを味わい、誰かを信用できないまま、それぞれの人生を聞き、一男のお金の答えと幸せも変わっていきます。チャップリンの台詞が引用されているのも良かったです。友人が言う「お金は信用なんだ」その友人がお金の先に観た答えが彼の答えなのかと思いました。お金について考えさせられるオススメの作品です。

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    2026年01月01日
  • 億男

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    「お金は信用なんだ」宝くじで三億を手に友人に会いその友人と共に消えた三億円を主人公一男が友人の知り合いに会いながら探します。お金に関わり振り回され、虚しさを味わい、誰かを信用できないまま、それぞれの人生を聞き、一男のお金の答えと幸せも変わっていきます。チャップリンの台詞が引用されているのも良かったです。友人が言う「お金は信用なんだ」その友人がお金の先に観た答えが彼の答えなのかと思いました。お金について考えさせられるオススメの作品です。

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    2026年01月01日
  • 8番出口

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    ゲーム → 映画 → 小説

    の順番で楽しみました。

    もともとこのゲームが好きなのもあって、これをどう映画に活かすんだろうと思ってすごく楽しみでした!

    映画も充分面白かったし、物語を知ったうえで小説を読んで、誰が何を考えてたかが詳しく分かるとこもよかった!

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    2025年12月23日
  • きみをわすれない ぼく モグラ キツネ 馬 そして嵐

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    シリーズ2作目、嬉しい!
    前作よりカラーが増した印象を受けました。淡い色で描かれた動物たちと自然の景色がきれい。
    読者に語りかけるような言葉とともに、嵐のなかにあっても優しい世界が広がっていました。

    心のの嵐をどう乗り越えていくのか――。
    ぼくの不安や苦しい気持ちに寄り添ってくれる馬、キツネ、モグラたちとの旅路が描かれています。

    じんわり沁みる言葉
    優しさに包まれる言葉
    ふんわり気持ちが解れる言葉
    明るい気持ちになれる言葉
    クスッとなる言葉

    小さなスケッチひとつひとつに思いやりと温もりが感じられて、優しいハグをもらったような気持ちになる。
    私の「好き」がいっぱい詰まってました。
    食いしん

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    2025年12月20日
  • 私の馬

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    横領事件と推しの組み合わせ。人間ではなく馬を相手として組み合わせることで、今まで読んだことのない世界を感じさせた。仮にストラーダではなく人間であれば、ふつうの話になってしまっていた。そこの気づきと物語にまとめてしまうところが作家の技術力の強さだ。

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    2025年12月14日
  • 8番出口

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    原作のゲームがとてもシンプルでそれが良かったところもあるのだが、物語にしてここまで面白くなるかと驚いた。

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    2025年12月13日
  • 私の馬

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    清々しいほどに、救いなんてない。
    みんな誰かにわかって欲しい。そのためにある言葉は、ただ人を傷つけるだけなのに。
    みんな自分が正しいと思ってる。そう思ってないと生きていけない世の中だから。

    未読だけれど、「コンビニ人間」にも通じるところがあると思う。今の社会、寂しすぎる。虚しすぎる。何のために生きているんだろう。誰のために生きているんだろう。それを認めて欲しくて。認められている実感が欲しくて。意味のない“なにか”に価値を見出して、この世を生きている。

    この空虚感を補う“繋がり”について考えることが今の命題です。

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    2025年12月12日
  • 8番出口

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    異変を探す、ちょっとホラーな間違い探しゲームの8番出口、映画化・小説化したことに驚いた。
    大出世じゃんか…。
    ストーリーもまあしっかりして、すらすら読めた。でも、どうしてこうなったんだろう、とか。ちょっと甘いところはあったような。辛い世界観にはすぐ入り込めた。
    映画もこんな感じなんだろうか?

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    2025年12月11日