川村元気のレビュー一覧

  • 四月になれば彼女は
    映画化したから、また読んだ。もう100回くらい読んだ。

    愛を日食に例えるところとか、恋を風邪に例えるところとか、独特なのに ああそれだ ってなるような表現が好きだし、フジたちか見ている世界のうつくしさが好きだし、ハルの丁寧で繊細な言葉たちが好き。

    ハルが長い時間をかけて 彼女の人生の最期に世界中...続きを読む
  • 四月になれば彼女は
    彼女が撮る薄色の世界が好きだった。昔の恋人から突然手紙が届く。薄れゆくはずだった記憶が鮮明に蘇る。現在と過去の恋愛が交錯し、その度に切なさが増していく。素敵な言葉を見つけると嬉しくなり、愛とは何かを考えさせられた。
  • 四月になれば彼女は
    周囲の人達によって藤代が自分自身を見つめ直すきっかけとなり、正解がない問いの答えへと導かれていくストーリー展開。自分が藤代になりきって読んでみると、面白い。
    気になっていた映画も見てみようと思った!
  • 四月になれば彼女は
    今の私の心にとても沁みた。

    愛は日食のようなもので、その愛は変わっていく。その一瞬を共有できれば、愛が変わったとしても永遠に一緒に生きていくことができる。

    私は愛した時に、はじめて愛された。
    それはまるで、日食のようでした。
    私の愛とあなたの愛が等しく重なっていた時は、ほんの一瞬。
    避け難く今日...続きを読む
  • ぼく モグラ キツネ 馬
    深すぎる…
    車の点検中に車屋さんの中なのに、すごく泣いてしまった。

    〝いちばんゆうかんなことばは?”

    〝たすけて”

    〝たすけをもとめることは、あきらめるのとはちがう”

    〝あきらめないために、そうするんだ”


    どのページも、どの言葉も刺さるけど、中でも、馬のこの言葉が一番響いた…

    早速、購...続きを読む
  • ぼく モグラ キツネ 馬
    シンプルな言葉だからこそ心に響くものがある。
    大人になると物事をシンプルに考えられなくなったり、自分と周りを比べてしまったり、それで落ち込むことも多いけれど、みんな無条件に愛されるべき存在で、人と比べる必要なんてなくて、皆が誰かの大切な人、1人じゃないことを改めて考えることが出来る本。すごくあたたか...続きを読む
  • 億男
    『幸せとお金の答え』について
    この本を読んでもやはりお金は大事だなと思った。使い方と考え方さえ間違えなければ。ほんの少しのお金でも食べる幸せ、遊ぶ幸せ、得る幸せがあると思う。でも、お金を得すぎてしまうと欲がなくなるっていうのも確かにそうだと思った。お金で買える愛はないけどお金で買える幸せは日常にも溢...続きを読む
  • ぼく モグラ キツネ 馬
    友情と人生、そして愛が詰まった本。

    こんな素敵な絵本、初めて読んだ。
    イラストはササッと描いたように見えてとても美しく、ぼく、モグラ、キツネ、馬の関係をよく表していた。あまりの美しさに何十秒も見入ってしまった程だ。

    "じぶんにやさしくすることがいちばんのやさしさなんだ"
    "やさしくされるのをまつ...続きを読む
  • ぼく モグラ キツネ 馬
    読んでいて思わず涙が出た。
    じっくり読んだら、とても優しい本で心に染みた。
    伝わるか分からないけど、子どもにも読んで貰いたい。
    辛い時に寄り添ってくれる本だと思う。

    愛し愛されることが大切で、それに気付きなさい。って言われてるように感じた。
    愛し愛されることって綺麗事じゃなくて、大袈裟でもない。実...続きを読む
  • 百花
    毎日だんだんと
    記憶を失っていく母とそれを見守る息子
    その人生背景には
    母子家庭で、母、息子たった2人で生きてきたこと。
    空白の1年があったこと。
    その空白の1年は、なかったことにして
    再生した家族だったことがあった。
    なのに、どこまでも母思いの息子に
    胸が苦しくなる。
    散らかった部屋から出てきた
    ...続きを読む
  • 四月になれば彼女は
    大好きな話
    弥生の手紙が本当に素敵で共感できて泣いた、あたたかい気持ちになる
    愛することを怠らないでいたい 長く付き合っている人がいる大人たちへ
  • ぼく モグラ キツネ 馬
    大人でも楽しめる絵本。絵がとても素敵!!!
    内容も子供に読み聞かせたい。なんとも静かで暖あたたまる物語。
  • 億男
    好き、という言葉は素敵だ。
    その対象を示すだけで、才能になり得るから。

    この本は、お金に特化した話だけど、
    他のことにも当てはめて問いかけてくれる。
    その好きっていう熱量、どんなもんよ?と。

    自己啓発書籍ならまだしも、小説仕立てで、
    一歩踏み込んだ視点が養えて、いろんな角度(物理的にも)で、モノ...続きを読む
  • ぼく モグラ キツネ 馬
    愛と優しさに溢れている本
    そして私たちが生きるこの世界も
    思ってみればたくさんの優しさと愛で
    溢れているはずだ
    それに気がつければ、きっと私たちは
    生きていける。
    そんなことに気がつかせてくれる
    こころの中にある塊が雪と共にゆっくり
    溶けていくような、そんな温かい作品だった。
    子供から大人まで全ての...続きを読む
  • おしゃべりな部屋
    すぐ片付けに取り組みました!
    カラーの扉絵があったり、表紙が工夫されてたり‥それをこの値段で提供できるなんて、出版社さん、印刷所さんの努力を感じました!
  • ぼく モグラ キツネ 馬
    "いままでにあなたがいったなかで、いちばんゆうかんなことばは?"ぼくがたずねると、馬はこたえた。
    "たすけて"
    ー本文より引用

    愛に溢れた本だった。この人生を生きていくうえで励まされる、生きていくぞ〜!って思えるような言葉がたくさんたくさん詰まっていた。
    冒頭に引用させてもらったのは、そのうちのひ...続きを読む
  • おしゃべりな部屋
    こんまりさんの実話が元気さんによって小説化なんて!
    この企画すごいよーさすがー!
    初元気さんは期待通り(^^)

    捨てるためじゃなくてトキメキに出会うため
    しまってあるものは起こしてあげる
    虹を描くように関連づけて収納
    別の役割を与えてお別れする→トキメキを与えてくれてありがとう
    似合わない服を教え...続きを読む
  • 百花
    親が子を想う気持ちは
    子はわからないことが多いんでしょうね。
    でも子が親を想ってる気持ちも
    親にも届かないこともあるんでしょうね。
    私にも年老いてく母がいて
    日に日に話が通じなくなったり
    物忘れが多くなったりしてるので
    少し重なる部分もあって
    切なくなるのとこれからの母との接し方も
    考えさせられるよ...続きを読む
  • 百花
    最近読んで良かった本ある?と聞かれたらこの本をおすすめしたいです。
    認知症になった母親と息子との時間は人生の答え合わせをする時間になります。
    人の弱さ、でもそこにある愛情や後悔に、生きていく上でどうしようもないやりきれなさ、出来てしまった心の隙間を互いに埋めていきます。
    互いの愛情に気付いてからのお...続きを読む
  • 百花
    介護は突然始まって突然終わる。その事故のような出来事に翻弄される毎日をやり過ごす中で、心無い言葉や過去に傷つく事もあれば、思いがけない温かさや思い出に救われる事もある。そんな日々を思い出す一冊でした。