川村元気のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
百花
著者:川村元気
認知症を患った母とその息子の話。
重いテーマを携え、母と息子2人の「記憶」を丁寧に描きながら進行していくのが特徴的だった。
次第に忘れていく百合子と忘れていた思い出が蘇る泉の対比的な描写に胸が苦しくなる。
誰もがいずれ訪れる死について、
大人になるということはなにか、
を問われ続けていた気がした。
時間を目で捉えることは出来ない。
けれど時の流れを肌で感じる瞬間は、確かに日常に存在している。
日捲りカレンダーを破る時、歯ブラシを交換する時、金曜日のプラスチックごみの収集。
そうして積み重ねた瞬間が日々をつくり、年齢をつくり、死へと繋がっていく。
当たり前に -
Posted by ブクログ
・テレビドラマはチック。
人間臭い不規則な言葉や行動、チックが乗って初めて感動が生まれる。
・人の嫉妬はエネルギーになるんだ。もしそれが好物になっていないのなら若いよ。
・ある程度の仕事をしている人は、誰だって影で色々言われている。だから、中傷でもなんでも全部受け止めて、何かの仕事で完全にオセロをひっくりかえすまで戦うしかない。
・たとえ間違っても、戻ってくる力さえ磨いておけばいい。
・リスクばかり考えずにどうやって生きるかを面白くやれ
・スランプだろうがなんだろうが、やり続けることが重要
・ジャーナリズムは言葉の文化。
・観念ではなく感性の部分と付き合っていた。
・勉強とは過 -
Posted by ブクログ
映画が観たくて、だけど現在はゆっくり映画が観られない環境なので本書を手に取った。
原作がWEBゲームであることは知っていたのだけれど、ゲームは未プレイ。
ゲームの恐怖感をただなぞり伝えるだけの映画だったらきっと残念だろうなぁなんて思っていたが、本書はとても面白かった。
ホラーは苦手なので、自分が当事者となるゲームはちょっとプレイできそうにないけど、映画はいつか観よう。期待しちゃう。
物語の中で起こる様々な異変や登場人物たちの設定などに一貫した軸がぶれずにあって、物語の短さを差し置いたとしても、まったく無駄のない伏線回収、そして感情の機微に感じられた。 -
Posted by ブクログ
美容師さんと絵本の話になって、
おすすめしてくれた一冊。
まったく知らなかった!
読むと、泣いてしまうこともあるそう
今度持ってきてくれそうだったけれど、
泣くわけには‥
でもすごく読みたい。本屋さんで読めるかな
※*※※※
立ち返って考えた時に、
どんな人にとってもうなずける物語だと思う
助けを求めること
勇気をふりしぼらないとできないし‥
実は本当にむずかしい、
勇敢な言葉。
その通りだなと思う
ケーキが元気にしてくれる!すごくわかる!
自分を回復させる方法があるということ、
お守りとしても、子どものうちから絵本を通して知っていられたらいいなと思った -
Posted by ブクログ
ネタバレぼく モグラ キツネ 馬 の続編。絶対いいじゃんと思い、手に取った。案の定、よかった。
自分と友達になる=自分を好きになる こと
あなたはだれ?私は"愛されている子"ということを忘れないでほしい。素敵な言葉がたくさんあった。生きていること、当たり前のように、一緒にいてくれる人がいること。それがどれだけ素晴らしいか。先が見えなくても、手前の1歩が見えればいい。勇気をだして、ひとつ進むこと。進もうとするために、深呼吸をすること。そんな1つ1つのことに価値があり、自分を責める必要がないと言ってくれるこの本にすごく救われた。家に置いておきたい1冊だった。
モグラによる愛のケーキの -
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Posted by ブクログ
病に侵されている心情や描写がやるせない気持ちで溢れて読み進めていく中でとても苦しくなった。
しかし、解説にも書いてあったようにその個人は痛いほど、悲しいほど、愛おしいくらいにその人であり続ける ということ。徘徊、見たかった花火 も全ては息子を想う気持ちや母にとっての大切な思い出。
記憶を失っていく反面、息子は母親の記憶を元に、幼少期の記憶を思い出していく場面では、病と葛藤する悔しさ悲しさ、母への複雑な想いがある中2人の思い出を甦らせる母親からの2度目の愛のプレゼントのように感じた。
花火は、忘れちゃうからこそ素敵…
形は忘れても気持ちは残るということ。自然や人間の儚さ、尊さを表現されているよ -
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