川村元気のレビュー一覧

  • 百花

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    認知症を発症した母とのストーリー。重い話題であり、難しいトピックを扱っていることもあり、感想も書きにくい。でも読んで良かったと思える。

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    2024年11月05日
  • ぼく モグラ キツネ 馬

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    ネタバレ

    素敵な絵本に出会えてよかった。

    絵本って何だろう。
    なんで大人はあまり読まないんだろう。

    文字が分らないから絵本を読むのではなく、
    文字では伝えられないこととか、絵では伝えられないこととか、
    それぞれにあるんじゃないかな。
    だから子どの向けだけじゃない絵の本の世界をもっと広げたいと思ったり。
    勝手な想像。

    世界には、いや、日本にもだけど、
    たくさん素敵な絵本があると思うと、
    絵本の翻訳をしたいと思ってきた。
    でも絵本の翻訳って、きっとすごく難しいし、文字が少ない分、一言一言の訳にすごい大きな責任を伴いますよね。
    AIができるのかな。
    での約するプロセスが楽しいのかもしれない。

    絵本でも

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    2024年09月30日
  • ぼく モグラ キツネ 馬

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    とても心に響いた。書いてある事が、自分の一部になるよう、いつも側に置いて、事ある毎に開いて読もうと思った。

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    2024年09月30日
  • 世界から猫が消えたなら

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     この本を読んで1日の価値について考えました。主人公の郵便配達員は余命がわずかであることを知る。その時悪魔が現れて1日の命と引換えに世界からひとつ物を消すのです。電話、映画、時計そして主人公の大切なあれを―
     自分がなくなったら困るものを考えてみました。まず本ですね。本がなくなったら生きがいを失ってしまいます。最後になくなるのは私にとっては本のような存在でした。自分だったらどうするだろうと考えたら面白い本でした!

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    2024年09月13日
  • 百花

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    どんなに自分にとって大切な出来事だったとしても、色とか形とか目に焼き付けたはずのものは少しずつ見えなくなっていくし、音や声は聞こえなくなっていくし、触れられなくなるし匂いも味もしなくなる。でも、そのとき抱いた感情は自分の世界の糧になって残っていて、そしてそれがある限り、なにか不意のきっかけでそれが思い出せることもある。忘れてしまうけれど、なかったことにはならないし、その思い出を大切に思うきもちを否定する必要はないんだなあ。いつか全部忘れてしまうんだという生き方はちょっと冷たすぎるけれど、忘れてしまうことを受け入れて、将来のわたしが幸せだったと思うであろう今日を大切に生きていきたいね

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    2024年08月21日
  • 百花

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    ネタバレ

    認知症の母、百合子とその息子、泉の物語。
    シングルマザーとして女手ひとつで育てた百合子が認知症に侵され忘れていく一方で、かつての記憶を思い出す泉が対照的な一作。

    親と子の互いを思いやる気持ちや視点の違いなど細かい描写が面白い。

    ただ、結局のところ印象的なのは「あなたはきっと忘れる」という最後の一言。素敵なことも感動したことも結局押し出されるようにして記憶から消えていく。その儚さや虚しさが存分に描かれており心にグッとくる。

    「失っていくことが大人になるということ」というのはあまりにも寂しいが、認知症という誰にでも起こり得て、失う人とそれを支える人の妙なリアリティとバランスが他人事とは思えな

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    2024年08月21日
  • 世界からボクが消えたなら ~映画「世界から猫が消えたなら」キャベツの物語~

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    愛猫よりも先に逝くのはいやだ、寂しい思いをさせたくないと思います(愛猫に寂しいという感情があるかはわかりませんが)。でも、愛猫が先にいくことを想像すると胸が苦しくなりました。

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    2024年08月17日
  • ぼく モグラ キツネ 馬

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    涙が出るのは君が強いから。

    モグラの剽軽さもキツネの寡黙さも馬の思慮深さも
    すべては優しさの上にある。

    彼らはわたしたちの心の一部なんだろうか
    そうだったらいいな、なんて

    誰もが一度は持っていて大人になるにつれ疑ってしまう自分自身と世界の美しさを、もう一度隣に座って語ってくれるどこまでも優しい物語だった。

    この世界を面白がろう、

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    2024年08月07日
  • ぼく モグラ キツネ 馬 アニメーションストーリ

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    繊細で美しい絵に惹かれて手に取った本。
    セリフの一つひとつが心に寄り添ってくれる。
    迷い苦しいときにおすすめしたい本です。

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    2024年05月08日
  • 四月になれば彼女は

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    映画化したから、また読んだ。もう100回くらい読んだ。

    愛を日食に例えるところとか、恋を風邪に例えるところとか、独特なのに ああそれだ ってなるような表現が好きだし、フジたちが見ている世界のうつくしさが好きだし、ハルの丁寧で繊細な言葉たちが好き。

    ハルが長い時間をかけて 彼女の人生の最期に世界中を旅するように、この作品を読んでいる間にわたしは様々な風景を見ている。その場所の澄んだ空気を感じている。いつだってこの本は新しい世界を見せてくれる。

    7年前、この本を読んでからわたしの人生が始まったって思っているくらい好き。ずっと好き。

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    2024年04月18日
  • ぼく モグラ キツネ 馬 アニメーションストーリ

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    ネタバレ

    ︎︎ ︎「いちばんの時間のむだってなんだとおもう?‪」
    ぼくがたずねるとモグラはこたえる。
    「じぶんとだれかをくらべることだね」

    「いままでにあなたがいったなかで、いちばんゆうかんなことばは?」
    ぼくがたずねると馬はこたえた。
    「たすけて」

    「いちばんつよかったのはいつ?」
    「弱さをみせることができたとき」

    「いちばんのおもいちがいは」
    モグラがいう。
    「かんぺきじゃないといけないとおもうことだ」



    賛否が別れてるみたいだが、私にはとても刺さった。
    大人の方にもオススメしたい。
    言葉一つ一つが心に響く。
    絵も美しい。
    この世界をおもしろがって生きていきたいと思った。

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    2024年04月12日
  • ぼく モグラ キツネ 馬

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    深すぎる…
    車の点検中に車屋さんの中なのに、すごく泣いてしまった。

    〝いちばんゆうかんなことばは?”

    〝たすけて”

    〝たすけをもとめることは、あきらめるのとはちがう”

    〝あきらめないために、そうするんだ”


    どのページも、どの言葉も刺さるけど、中でも、馬のこの言葉が一番響いた…

    早速、購入します。

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    2024年01月26日
  • ぼく モグラ キツネ 馬

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    シンプルな言葉だからこそ心に響くものがある。
    大人になると物事をシンプルに考えられなくなったり、自分と周りを比べてしまったり、それで落ち込むことも多いけれど、みんな無条件に愛されるべき存在で、人と比べる必要なんてなくて、皆が誰かの大切な人、1人じゃないことを改めて考えることが出来る本。すごくあたたかい。

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    2024年01月06日
  • おしゃべりな部屋

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    すぐ片付けに取り組みました!
    カラーの扉絵があったり、表紙が工夫されてたり‥それをこの値段で提供できるなんて、出版社さん、印刷所さんの努力を感じました!

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    2023年08月19日
  • おしゃべりな部屋

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    こんまりさんの実話が元気さんによって小説化なんて!
    この企画すごいよーさすがー!
    初元気さんは期待通り(^^)

    捨てるためじゃなくてトキメキに出会うため
    しまってあるものは起こしてあげる
    虹を描くように関連づけて収納
    別の役割を与えてお別れする→トキメキを与えてくれてありがとう
    似合わない服を教えてくれてありがとう
    会話を与えてくれてありがとう

    自分もいつか風通しの良い環境にするんだ
    シンプルに生きていると新しい知識がどんどん入ってくるはず
    自分の生き方に自信を持っていくんだ

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    2023年07月23日
  • ぼく モグラ キツネ 馬 アニメーションストーリ

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    本書はアニメ版の書籍化で、原作はあのベストセラーの 『ぼく モグラ キツネ 馬』 です。

    大筋のストーリーや独特な手書きの文字は同じです。
    絵の雰囲気も同じですが、カラーのイラストがとても繊細かつ鮮やかで、贅沢な仕上がりになっています。

    会話が少し増えたり、表現がかわったりしていて、セリフの無い絵だけのページが続いたりもします。
    原作を読んでいる人は絵だけを追っても、どんな物語だったか思い出すでしょう。

    初めて読む方にも、もう一度 『ぼく モグラ キツネ 馬』 の感動を味わいたい方にもお勧めです。
    本の内容の素晴らしさだけでなく、ずっしりとした本の重さを体で感じた記憶も残るに違いありませ

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    2023年06月20日
  • 世界からボクが消えたなら ~映画「世界から猫が消えたなら」キャベツの物語~

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    ネタバレ

    ◾️record memo

    いつも不思議に思うんだ。どうして人間は、自分で勝手に決めたきまりごとにしばられて、それを「苦しい」とか「辛い」とか言ってるんだろうって。

    健全でつつがない人生を送るためには、これらたくさんの“自分で勝手につくったきまり”を守らなきゃいけない。挙げ句それを「ストレスだ」とか言ってる。

    だったら守らなきゃいいじゃないかと思う。会社に行くのなんてやめて、好きなものを好きなときに食べて、好きなときに好きな人に会いにいけばいい。人間はなぜか、「そんなことできない」と思い込んでいる。すぐ身近に猫という実践者がいるというのに、まるでそれが見えていないみたいだ。

    だけど人間

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    2023年06月11日
  • ぼく モグラ キツネ 馬 アニメーションストーリ

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    ぼく
    モグラ
    キツネ


    それぞれ個性があって落ち込むぼくを励ましてくれる
    気分が落ちている時に読めば感涙肝に銘じます。
    装丁や絵もとても素敵で1ページ1ページしっかり読めます。
    一読の価値ありです!

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    2023年06月09日
  • 世界から猫が消えたなら

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    物語の最後の展開に泣きそうになりました。
    何もない人生なんかない。みんな生きてる価値があるんだ。そう元気付けられてる気がしました。
    とても良かったです。

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    2023年05月25日
  • おしゃべりな部屋

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    片付けしたくなる本。
    物語になっていてよくあるのお片付け本よりすーっと読みやすい。
    最後の要点をまとめたお片付けノートは常に頭に入れておきたい。
    ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
    相手の行動に苛々するよりも、まずは自分が先に行動してみると、次第に相手も変わり始める。
    相手の長所が見えてきて、付き合い方がクリアになってくる。
    それは、片付けだけでなく人生においても言えることなのかもしれない。

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    2023年05月12日