あらすじ
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アカデミー受賞!
『ぼく モグラ キツネ 馬』のアニメ版を書籍化!
Twitter、テレビで大人気の精神科医
藤野智哉さん推薦!
「うれしい、さみしい、 ありがとう、たすけて。
生きた言葉の美しさと強さを 感じられる絵本です。」
ぼくは、モグラとキツネと馬と、旅に出た。
そこで見つけた本当の“家"とは。
イギリスではハリー・ポッターシリーズに次ぐ
史上2番目に売れたハードカバー本となり、
世界800万部、
日本版も24万部を突破した
『ぼく モグラ キツネ 馬』。
この世界的ベストセラーのアニメーションが、
100人のアニメーターにより
2年もの歳月を費やして制作されました。
英BBCとアップルTVで公開されると大きな話題となり、
アカデミー賞(短編アニメ映画賞)受賞。
本書はアニメ版の書籍化で、
原作に引き続き小説家・映画監督の川村元気さんが翻訳。
鮮やかなカラーイラストで贈る
もうひとつの『ぼく モグラ キツネ 馬』を
お楽しみください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
絵がとても美しい心に沁みる絵本でした。真っ白な雪原をぼく、モグラ、キツネ、馬で歩いている場面や、美しいグラデーションの空を馬とともに飛ぶ場面はポスターにして飾りたいくらいです。登場する者たちがすべて優しくて、動物たちのあたたかさ、しんしんと降る雪の音しか聞こえないような森の中の静けさも想像できる、宝物になりそうなとても素敵な1冊となりました。僕から「いままであなたがいったなかで、いちばんゆうかんなことばは?」 と聞かれて「たすけて」と馬がこたえるところにグッときちゃいました。
Posted by ブクログ
︎︎ ︎「いちばんの時間のむだってなんだとおもう?」
ぼくがたずねるとモグラはこたえる。
「じぶんとだれかをくらべることだね」
「いままでにあなたがいったなかで、いちばんゆうかんなことばは?」
ぼくがたずねると馬はこたえた。
「たすけて」
「いちばんつよかったのはいつ?」
「弱さをみせることができたとき」
「いちばんのおもいちがいは」
モグラがいう。
「かんぺきじゃないといけないとおもうことだ」
賛否が別れてるみたいだが、私にはとても刺さった。
大人の方にもオススメしたい。
言葉一つ一つが心に響く。
絵も美しい。
この世界をおもしろがって生きていきたいと思った。
Posted by ブクログ
本書はアニメ版の書籍化で、原作はあのベストセラーの 『ぼく モグラ キツネ 馬』 です。
大筋のストーリーや独特な手書きの文字は同じです。
絵の雰囲気も同じですが、カラーのイラストがとても繊細かつ鮮やかで、贅沢な仕上がりになっています。
会話が少し増えたり、表現がかわったりしていて、セリフの無い絵だけのページが続いたりもします。
原作を読んでいる人は絵だけを追っても、どんな物語だったか思い出すでしょう。
初めて読む方にも、もう一度 『ぼく モグラ キツネ 馬』 の感動を味わいたい方にもお勧めです。
本の内容の素晴らしさだけでなく、ずっしりとした本の重さを体で感じた記憶も残るに違いありません。
Posted by ブクログ
ぼく
モグラ
キツネ
馬
それぞれ個性があって落ち込むぼくを励ましてくれる
気分が落ちている時に読めば感涙肝に銘じます。
装丁や絵もとても素敵で1ページ1ページしっかり読めます。
一読の価値ありです!
Posted by ブクログ
『たすけを求めることは、あきらめるのとはちがう』『あきらめないために、そうするんだ』
『ぼくたちは、どうしてここにいるとおもう?』
『愛するためだよ・・・そして愛されるためさ』
ひとつひとつ ずしっと響く。
Posted by ブクログ
大ベストセラーのずっしり絵本。特に大きな何かが起こるわけでもない、ぼくがモグラ、キツネ、馬に出会って会話しながら一緒に旅をする話。真っ白な雪の上を歩いているシーンは美しくて魅入ってしまった。サイズが大きいので、細部まで絵を堪能できました。
Posted by ブクログ
自分へ。
ぼくと、もぐらときつねと馬。
4人で旅する、家(居場所)をさがす。
もぐらも、きつねも、馬も
勇気をくれる。
愛をくれる。
励ましてくれる。
助けてくれる。
本音を話す。
優しさをくれる。
そういうあたたかなストーリー。
人は人生で誰に出逢うかで
豊かなものになるか、そうじゃないかが
決まっていくのだと教えてくれる本。
Posted by ブクログ
「僕らには表側しか見えないけど、大抵のことは内側で起きている」
「今までに言ったいちばん勇敢なことばは?」「たすけて」
など染みる言葉がちょこちょこ出てくる。
絵や色がとても綺麗で癒される。
アニメーションを書籍化したものなので、原作のシンプルな絵本も、読んでみたい。
Posted by ブクログ
原作を読み返してることもあって、
色が付いたり内容が増えてたりしても、
一切無駄のなかった
前作のシンプルなビジュアルには
到底敵わないなー…って思っちゃった。
色味を加えてなかった
あの白銀世界だからこそ
そこに配置された言葉の数々を
味わい尽くせてたような気がするし、
そもそも単純に
原作の絵のタッチのほうが好きだった。
今回の作品では
原作の絵を綺麗にシルエット化してたけど、
絵の上手い人が描いたラクガキみたいな
原作の軽いタッチがとにかく好きなので…。
好きだった言葉が
しっかり本作にも収録されてて安心しました〜。
ありがとうございました。