川村元気のレビュー一覧

  • 億男

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    なんだろうこれは?

    3億円が当たった男。

    羨ましいなあと思いつつ、

    読み始めたら、

    持ち逃げされるっておい!


    お金がたくさんあっても、

    必ずしも幸せじゃないのね。

    そんなことを考えさせられた。

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    2025年02月06日
  • 世界から猫が消えたなら

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    余命わずかな僕の目の前に悪魔がやってきた!!世界から◯◯を消すと寿命を伸ばすことができるという条件を元に世界から◯◯を消していくわけですが、、、ちょびっと泣いた( ; ; )
    消すことによってその存在の価値や思い出がどれだけ大切かを改めて知ることができる、そんな物語でした。

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    2025年02月06日
  • 四月になれば彼女は

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    情景が浮かべやすく(映像を本職にしてるからこそ?)、全体的にサクサク読めたし、内容も興味をそそるものだった。
    なんとも言えない後味を序盤からずっと持つような内容。性描写がそこそこあるものの、ヒロインとのそれは一切描かないところに作者の性に対するポリシーが垣間見えるような気がした。
    ただ個人的に心を鷲掴みにするようなものまでは見えず星4で記録。

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    2025年02月06日
  • おしゃべりな部屋

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    片付けに対して、前向きな気持ちになりました!
    読み物としても面白かったです。
    部屋が散らかってしまう理由は人それぞれ。適した物の量も、その人に合ったものがある。だから自分にとってときめくものを、大切にしていけたらいいなあ。

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    2025年02月03日
  • おしゃべりな部屋

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    「こんまりさん」こと近藤麻理恵さんと川村元気さんの本。
    (※自分語り※川村元気さんと言えば、10年くらい前にBUMPが主題歌を担当しているからという理由で川村さんが書かれた「億男」の映画を見に行ったことがあったなあ)

    片付けコンサルタントのミコさんが依頼者のお宅で一緒にお片付けをしていく短編集(物語の順番が、前著にあった『正しい片付けの順番』とほぼ同じだったのはあえてなのだろうか?)。
    元々こんまりさんの「人生がときめく片づけの魔法」を読んでいたので、その内容をおさらいしながら読むことが出来た。

    最後のページには「ミコのお片づけノート」と題したこんまりさんによる片付けのポイントがまとめられ

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    2025年02月01日
  • 百花

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    文中「どの花火が良かったのか、それが何色で、どんな形だったか。ぜんぶ忘れちゃう。だから、花火って素敵だなって思うの」というフレーズがあるが、本も同じで、この本が何色で、どこが良かったか、いずれ全てを忘れてしまうけれど、たしかにこの物語を好きだと感じた記憶だけは残るから、それで良いと思った。思えた。
    中島京子さんの解説も良かった。

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    2025年02月01日
  • ぼく モグラ キツネ 馬 アニメーションストーリ

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    大ベストセラーのずっしり絵本。特に大きな何かが起こるわけでもない、ぼくがモグラ、キツネ、馬に出会って会話しながら一緒に旅をする話。真っ白な雪の上を歩いているシーンは美しくて魅入ってしまった。サイズが大きいので、細部まで絵を堪能できました。

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    2025年01月30日
  • 四月になれば彼女は

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    ネタバレ

    浜辺で燃え盛る火や、大地を燦々と照らす太陽。
    次第に熱を喪って、ある時には焦げた匂いのする木の枝、またある時には夜の帳となって、冷えた温度を感じさせる。

    春は出会いと別れの季節、そう耳にすることが多い。私の人生でその言葉をあまり実感したことがなくて、「四月になったら彼女はどうなってしまうんだろう?」と、そんな興味に押されて購入した本でした。
    それぞれの登場人物に、とても深い共感などを抱くことはなかったけれど、節々から覗く感情に対する考え方は何となく自分の持っているそれと似ているような気がして、すんなりと読み進めることが出来ました。

    肉体関係、不貞行為、息を呑むような絶景、感嘆を漏らすほどの

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    2025年01月27日
  • 世界から猫が消えたなら

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    6年から。突然死ぬということに直面した僕は、悪魔に世界から何かを失くすことで1日ずつ生きることを提案される。1日目は…電話…と周りから無くしていく中で、大切なことに気づく。
    少し文体や描写の古い感じは否めないが、決して盛らない自然体の僕の考え方がエンタメしすぎずに胸に響く。

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    2025年01月20日
  • 世界からボクが消えたなら ~映画「世界から猫が消えたなら」キャベツの物語~

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    昔見た映画の場面を思い出しながら読みました。
    なるほどなぁ~。

    ある日、主人公の余命が宣告され悪魔が現れる。
    世界から何かひとつを消せば、寿命を1日伸ばしてくれる。ただ、それに見合っただけの大事なものを消さなければならない。

    1つ目…電話
    2つ目…映画
    3つ目…時計
    4つ目…猫

    それぞれ、物の存在がなくなることで、その物がキッカケで出会った人との記憶も失ってしまう。
    物がなくなるより、記憶がなくなってしまうほうが辛かったな…。

    人は肉体から魂がなくなった時、物理的に死ぬ。
    そして、自分と関わった人の記憶からもなくなってしまった時に本当の意味で死ぬ。誰かが覚えているって生きた証として重要

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    2025年01月19日
  • 四月になれば彼女は

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    どこか感じる気持ち悪さがずっとあって、でもきっと世の中が【愛する】を綺麗なものだと勘違いしてるのかなと思った。

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    2025年01月13日
  • 世界からボクが消えたなら ~映画「世界から猫が消えたなら」キャベツの物語~

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    「世界から猫が消えたなら」の猫の視点からの話。
    映画を観てないのですが、映画の話を元にしているようで、あれ?原作と違う??というところがあって初めは少し混乱しました。
    原作で猫が人間の言葉を話す場面が好きだったので、その場面がなくちょっと残念でしたが、猫の気持ちをずっと描いていたので、そこはかわいいなってほっこりしながら読めました。

    最後は涙なしには読めませんが、スッキリする終わり方でした。
    できれば父目線の話も欲しいなーと思いました。

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    2025年01月12日
  • 四月になれば彼女は

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    ネタバレ

    文章がスっと入ってくる。藤代と純のシーンは男女の性丸出しで正直気持ち悪かったけど、そのほかのシーンの感情描写は丁寧であり、思わず覚えておきたくなるようなぴったりとハマる表現が多い。

    「愛を終わらせない方法は手に入れないこと」ともあったけど、終わらせないもうひとつの方法が愛することをサボらないことなんだと思う。愛は無条件に生まれるものかもしれないけど、けして無条件には続かないし、続いたととしてもその形は必ず移ろっていく。形を変えながらも続けていくためには、愛することをサボらない=お互いを共有し、分かち合い、向き合うことから逃げてはいけないんだろう。

    【好きな言葉】
    私は雨の匂いとか、街の熱気

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    2025年01月06日
  • 私の馬

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    一つに執着することのリスクと歓喜を教えてくれる小説。

    馬に惹かれる気持ちがとても間近に感じる不思議な小説でした。
    馬って昔から人と過ごしていた歴史があるからこそ。
    馬に魅力を感じるのかも知れませんね。

    所有力が悪い方向に向いた結果がこの小説の伝えたいことなのでしょうか。
    読む価値はある小説でした。
    もう少し、この小説の世界に浸りたくなり馬に会いたくなりました。

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    2024年12月24日
  • 神曲

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    再読です。前回は、宗教がよくわからない時に読み、よくわからない…の感想で終わりましたが、宗教にのめり込む側、止めたい側、両方を少し理解した上で読むと、両者の気持ちもよく感じ取れました。何かにすがり生きていく、どこかに助けを求めたい、そんな気持ちも分かりつつ、現実と向き合うということはどういうことなのか、何が正しいのか…様々な人間の内面が表されていたと思います。

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    2024年12月23日
  • 億男

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    「お金と幸せ」が大きなテーマであったが、
    お金で幸せを掴むのではなく、お金は幸せを掴むためのひとつの手段くらいに考えるマインドが大事だなと思いました。

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    2024年12月18日
  • 億男

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    岡田斗司夫さんが紹介していたので読みました。

    とても面白かったが、確かに書かれていなくてよくわからないところがある。

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    2024年12月12日
  • 億男

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    お金と幸せの答えを探す本。

    大金持ちになれば幸せになれるのか?よくある質問だ。幸せの定義は、人によって違うだろうが、お金が全てでないことは確かだ。想いを共有できる人がいて欲しい。

    『人は、明日を生きるために"何かを欲する"生き物』そんなふうに考えたことが無かった。確かに、全て叶えられて、何も欲する事がなくなってしまったら、したいことも見つからなくて、なんてつまらない日々を過ごさなければいけないんだろう。欲というのは、明日への活力になるのだ。

    『人生に必要なもの。それは勇気と想像力と、ほんの少しのお金さ。戦おう。人生そのもののために。生き、苦しみ、楽しむんだ。生きていく

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    2024年11月24日
  • 四月になれば彼女は

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    初めての恋人ハルからの手紙からどんな展開になるのか?
    藤代とハルの恋愛、心のすれ違いが見え、そこに現在の恋人弥生の人生や気持ちが加わり、3人の恋の終着を想像したのですが…ハルの最期の苦しみと悲しさに涙が出ました。死ぬ前にインドで見られなかった朝日(の写真)を藤に見せてあげられなかったハルの無念「藤が愛する人がフジのことを愛してくれることを祈って…」フジと弥生の新しい愛が育まれることを、愛することをさぼらないで!
    というハルの願いが悲しかった。
    文字にするとキレイだけど恋って難しい!?

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    2024年11月14日
  • 百花

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    認知症の母は記憶を失い、息子は母との記憶を取り戻していく。対比がすごく切なくて泣いた。
    脳内ではずっと映画のキャストで映像化されてた。映画も観たい。

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    2024年11月05日