【感想・ネタバレ】世界からボクが消えたなら ~映画「世界から猫が消えたなら」キャベツの物語~のレビュー

あらすじ

今年いちばん泣ける映画、もうひとつの物語。

余命わずかと宣告されたご主人さまは、自分と同じ姿をした悪魔と取引をした。「この世界からモノを一つ消す。そのかわりに、キミの命を一日ぶんだけ延ばす」と。電話、映画、時計……。モノが消えていくたびに、ご主人さまと結びついていた人の記憶までが失われていくようだ。そして悪魔は、世界から猫を消すと提案する。ボクのことなんて消してしまっていいんだよ、ご主人さま……。最後に、飼い主が選択した決断とは!?
感涙のベストセラー原作の映画『世界から猫が消えたなら』を、主人公の飼い猫であるキャベツの視点で描いた、感動の物語。

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Posted by ブクログ

愛猫よりも先に逝くのはいやだ、寂しい思いをさせたくないと思います(愛猫に寂しいという感情があるかはわかりませんが)。でも、愛猫が先にいくことを想像すると胸が苦しくなりました。

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2024年08月17日

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ネタバレ

◾️record memo

いつも不思議に思うんだ。どうして人間は、自分で勝手に決めたきまりごとにしばられて、それを「苦しい」とか「辛い」とか言ってるんだろうって。

健全でつつがない人生を送るためには、これらたくさんの“自分で勝手につくったきまり”を守らなきゃいけない。挙げ句それを「ストレスだ」とか言ってる。

だったら守らなきゃいいじゃないかと思う。会社に行くのなんてやめて、好きなものを好きなときに食べて、好きなときに好きな人に会いにいけばいい。人間はなぜか、「そんなことできない」と思い込んでいる。すぐ身近に猫という実践者がいるというのに、まるでそれが見えていないみたいだ。

だけど人間は変な生き物でさー。人間って、生まれ持った“自分”がないんだよ。まわりのいろんなものをくっつけて一つにまとめて、ようやく“自分”を作り上げてるみたいなんだよね。


猫は人間とちがって、まだ子猫のうちから自立し、独立した生活を営むものだ。だからボクは、ボクの母猫と暮らしていたという人間が、ボクとその兄弟四匹をそれぞれダンボールに入れて、「もらってください」と書かれた紙切れ一枚といっしょに路地裏に放置したことを恨んでいない。居場所は自分で勝ち取るものだと母猫に教わったし。

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2023年06月11日

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世界から猫が消えたならのキャベツバージョン!
ご主人様の苦しみを客観的に見た本。
自分自身のこととして捉えるのとは違う悲しさがあって涙

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2022年08月02日

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当時中学生、学校で泣きそうになったのを覚えています( ˊᵕˋ ;)
帰って涙ダラダラで改めて読み返しました。

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2022年03月18日

購入済み

キャベツにほっこり

世界から猫が消えたならの文庫を読んでからこちらを読みました。多少設定に差異はありますが、どちらも楽しめました。分量はやや少なめですが、内容はしっかりとしていました。猫好きの方にはぜひ読んでいもらいたい一冊です。

#泣ける #切ない #感動する

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2021年12月03日

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最初あまり考えずに、あの作品のスピンオフ!と思い読み始めたが、途中であれ?と思う。ストーリーが小説と違う。そして気づく。これは映画のストーリーだ!と。よく見るとタイトルにも映画と入っている。映画を見た後に読み始めたため、情景が映画のまま浮き上がってきて、最後は泣けてしまった。映画を見た方は、原作の『世界から猫が消えたなら』と合わせて、こちらも是非読んでもらいたい。

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2021年05月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ベストセラー小説のもう一つの物語。

「せか猫」といわれ映画もヒットした小説のもう一つの物語。主人公の飼い猫キャベツ視点で描かれた物語。

印象に残った文
『ボクは、そしてご主人さまは、世界中のあらゆる物とつながっている。人や物、世界とのつながりそのものが「自分」なのだ。』

『この手紙を書いている私は、もうすぐこの世界から消えてしまいます。だから、その前に、自分は何をしたいんだろうと、あれこれ考えてみました。おいしいものを食べたい。いろんなところに行きたい。おしゃれをしたい。そんなことを考えているうちに、私は気づいたのです。私が、死ぬまでにしたいことは、ぜんぶ、あなたのためにしたいことなんだってことに。ですが、私はもう、あなたのために何かをしてあげることができません。なので、これから、私の知っている、あなたの素敵なところを書き出してみます。
あなたの素敵なところ。あなたは、いつでも私の味方でいてくれる。
あなたは、誰かが喜んでいるときや悲しんでいるときに、その気持ちに寄り添うことができる。
あなたの可愛らしい寝顔。そのくせ毛。
ついつい鼻を触ってしまう癖。必要以上に人に気を遣ってしまう性格。
私が風邪をひくと、いつも家事を張り切ってやってくれたあなた。
私が作った料理を、本当においしそうに食べてくれたあなた。
あなたにはわからないかもしれません。あなたが生まれてきてくれたことで、私の人生がどれほど素敵で輝いていたか。
だから、私はあなたに伝えたいのです。生まれてきてくれて、ありがとう、と。
「·····ありがとう」
ご主人さまは下唇を噛みしめて肩を震わせていた。ボクはご主人さまの膝の中で顔を上げる。両の目から涙がこぼれていた。瞼を割って、ボロボロと大粒の涙がこぼれ落ちてくる。
いつまでも、あなたの素敵なところが、そのままでありますように。
手紙はそう締めくくられていた。ご主さまが手紙を封筒に戻す。とてももろい砂糖菓子を皿に載せるときみたいに、丁寧に、ゆっくりと、少しだけ怖がっているみたいに。そして愛おしそうに。』

『〈あなたがいなくなったら、私の世界はまた変わる。大勢の人の世界が変わってしまう。きっと、想像もつかないくらい、大きく変わってしまうんだと思う〉「··········」〈だけど私は生きてやる。私の世界にあなたを刻んで、しっかり、図太く生きてやる。だから安心して。あなたは一人じゃない。この世界から、絶対にあなたを消したりはしないから〉』

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2021年03月14日

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とても感動する話でした。
日常生活の何気ない日々の大切さを教えてくれました。確かに、世界から何か消えても気づかない人もいるだろうけど、その消えたものは、いろんな人の思いが詰まった大切なものだと思いました。

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2021年02月19日

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「世界から猫が消えたなら」は絶対に本より映画の方がよかったと思ってるんだけど、これは本家の小説より感動した。
「世界から猫が消えたなら」の世界を、猫であるキャベツの視点から描いた物語。話の展開は知っているし、オチがどうなるかもわかっているんだけど、キャベツがひたすら可愛い。ちゃんとご主人さまを甘えさせてあげたり、シャワーを浴びたらマーキングしにいったり、ご主人さまを悲しませる悪魔には冷たかったりと本当にいいキャラをしてた。
「ご主人さまがボクを飼ってるんじゃなくて、ボクがご主人さまのそばにいてあげてるんだ」と言ってたキャベツが、物が次々に消えていく一週間を通じて変化していったご主人さまと同じように本当に大切なものは何か気づいていく。
猫の「ボク」は喋れないけど、誰よりもご主人さまへの気持ちを持っている。本家の小説では見れなかった「僕」から父さんへの手紙の内容、そしてキャベツがありがとうの言葉を届けようとするラストシーンには本当に心打たれた。

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2018年02月05日

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「世界から猫が消えたなら」(以下せかねこ)の解説本的な本。せかねこではハッキリと説明されなかったことがより明確に語られる。

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2016年10月22日

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自分の命はその“物“よりも価値があるのか、一人きりになった世界で生きていく意味はあるのか。物が消えたことでそれにまつわる関係性まで消え、自分を形作っていた世界が変わってしまうのは辛かった。
原作にはなかった父さんへの手紙がこちらには書かれていてよかった。
原作とは設定も結構違うところがあって、同じテーマの違う話だと思った方がいい。

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2025年05月17日

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昔見た映画の場面を思い出しながら読みました。
なるほどなぁ~。

ある日、主人公の余命が宣告され悪魔が現れる。
世界から何かひとつを消せば、寿命を1日伸ばしてくれる。ただ、それに見合っただけの大事なものを消さなければならない。

1つ目…電話
2つ目…映画
3つ目…時計
4つ目…猫

それぞれ、物の存在がなくなることで、その物がキッカケで出会った人との記憶も失ってしまう。
物がなくなるより、記憶がなくなってしまうほうが辛かったな…。

人は肉体から魂がなくなった時、物理的に死ぬ。
そして、自分と関わった人の記憶からもなくなってしまった時に本当の意味で死ぬ。誰かが覚えているって生きた証として重要なことだと思う。

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2025年01月19日

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「世界から猫が消えたなら」の猫の視点からの話。
映画を観てないのですが、映画の話を元にしているようで、あれ?原作と違う??というところがあって初めは少し混乱しました。
原作で猫が人間の言葉を話す場面が好きだったので、その場面がなくちょっと残念でしたが、猫の気持ちをずっと描いていたので、そこはかわいいなってほっこりしながら読めました。

最後は涙なしには読めませんが、スッキリする終わり方でした。
できれば父目線の話も欲しいなーと思いました。

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2025年01月12日

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「世界から猫が消えたなら」を、主人公の飼い猫であるキャベツの視点で書かれているお話。

ラストに描かれている
主人公からお父さん宛に書いた最初で最後の手紙が泣ける。
前作よりも好きかも。

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2024年10月01日

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ネタバレ

キャベツの視点から描かれていて、前作では描かれなかった場面から切なく感じることがたくさんあって泣けた。「人や物、世界とのつながりそのものが、「自分」なのだ」この世界に溢れるかげかえのないものに感謝して生きようと考えさせられた。

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2022年02月15日

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自分が死んでも、世界は変わらずに廻り続ける。この本を読むまではそう思っていたけど、そもそも世界ってものが人間が作り出した概念であって、誰かが死ぬことで、その人と繋がりのあった人たちの世界が少なからず何か変化する。生きるってことは、自分がそこに存在することなんだと思った。だから、どのように生きようとも、存在する限りは価値がある。もう少し楽に生きてみよう。

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2021年09月20日

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原作と続けて読みました。

猫目線のお話。
わたしも犬を飼っているからこんな風に思ってくれてるのかなって考えながら読んだらクスッと笑えるシーンがあったり、ジーンと感動するシーンがあったりと、原作と同じくらい好きになりました。

ご主人様が大好きで、ご主人様のために生きてくれるキャベツ君がとっても愛おしいです。

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2020年01月10日

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ジュニア文庫なので読みやすいです。

原作ではなく原作を映画した文庫本なので原作との内容はどうなのかは分からないですが、最後は号泣しました。

猫を飼ってるので尚更。小説と読むよりジュニア文庫なので絵本感覚で読んだ方がいいなーと思います。

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2018年04月25日

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猫が消えたなら、を読んだ。
映画を見た。
ボクが消えたなら、を読んだ。

流れは同じ。登場人物も同じ。
淡々と流れる。終わりは見えている。
視点だけが違う。

それでも三回とも泣いてしまった。
きっと何度読んでも泣けるのだろう。
とても暖かい作品、シリーズどれも好きです。
ドラマ化しないかな。

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2016年09月24日

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内容は、本のタイトル通り。
私たちは1人で生きてきたわけではなく、様々な人やものとのつながりの中で、生かされつくられてきたんだと、改めて思わされた。そのつながりを、これからも大切にしていきたいと思う。

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2016年08月23日

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「世界から猫が消えたなら」を飼い猫の視点から描いた物語。人間の視点で描いた原作よりも今作の方が遥かに面白かった。話の流れが分かっていたためか一気に読み切ることができ、原作の方をもう一度読み返してみたいと思いました。

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2016年08月21日

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「世界から猫が消えたなら」を読んでから、この世界にもっと浸りたくてキャベツが可愛すぎて読みはじめました!!キャベツの口調がござるじゃなくて入り込みにくかったが、ご主人様とイロイロな絆が深く結びつかれた心が暖かくなるステキな物語でした。

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2016年06月19日

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ネタバレ

原作を、表紙の猫に惹かれて何年も前に読んでおり、今になっての映画化ということで、その波に乗って登場したのですよね、この作品は多分。
人に薦められなかったら原作の文庫本だと思ってスルーしていました。あ、キャベツ側からの話なのねって言われるまで表紙見ても気づきませんでした。

どなたかも書かれてましたが、私も当初キャベツの語り口調、悪魔の語り口調、馴染めなくて若干もやもやしました。
でも読み終わってみたら、何だろう。
何年も前に読んだ原作よりも「いい」と思ってしまいました。もちろん原作読んだ上でのキャベツ側からのストーリーということでいいと思えるのだと思うのですが、それでも単純に「こっちのストーリーテラーのがいい」と思ってしまった。
読み手である自分が、原作を読んだ時よりも多くの人を喪ってきたせいか、それともこちらの著者である涌井学さんの文章力のせいかもしれません。

「ご主人様」とその大切なものとの関わりや繋がりがせつない。もちろんキャベツとの繋がりとキャベツを拾ってきた父さんや母さんとの関わりも。
「海の上のピアニスト」私のこれまで観た中のナンバーワン映画です。死ぬ前に観るなら自分なら「海の上のピアニスト」です。その映画が登場したこともじんと滲みたポイントの大きな一つ。

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2016年06月11日

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本編読んだから軽い読書にと思ってこっちも。わりとよかった。キャベツの思考として、すぐにご主人の考えと同調しないところが味なんだなと。

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2016年06月07日

Posted by ブクログ

余命わずかと宣告されたご主人さまは、自分と同じ姿をした悪魔と取引をした。「この世界からモノを一つ消す。そのかわりに、キミの命を一日ぶんだけ延ばす」と。

優しいメッセージの詰まった一冊でした。

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2021年01月24日

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「せか猫」の猫から見た世界。一日長く生きるたび一つずつ大事なものが消えていく。自分は覚えているのに、相手の記憶には残らない。こんな苦しいことが有るだろうか?父親宛の手紙にホロリときたが、猫視点の時点で就職パラレル感否めず。

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2020年11月12日

Posted by ブクログ

ストーリーは良かった。設定的にどうしても涙は出てしまう。
ただ、キャベツはサバトラなのに表紙はキジトラ?
あと、電話も消したはずなのにどうして最後に電話できるの?消したことをなかったことにできるのか?
原作にはそういう矛盾はなかったはずなのに今回気になる。
それに、キャベツ視点と言うなら原作の設定や展開に準拠して描いて欲しかった。これではパラレルワールドとしか思えないぐらい、同時に成り立たない設定変更が多すぎる。

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2018年05月07日

購入済み

世界から猫が消えたならのストーリーと話がずれているところが多々あり、それが気になりました。
ただ単独だと考えるとおもしろいです。

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2017年06月28日

Posted by ブクログ

「世界から猫が~」は前評判の高さにハードルを上げすぎたせいか、あまり感動的ではなかったのだけど、この作品は素直に心が震えた。
大切なものが消えるって、本当に痛いことなんだな。
命が一番大切であるなんてことは疑いようがないけれど、大切なものが消えていく痛みと寂しさに耐えてまで、たった一日生き延びたって仕方がないのかもしれない。
死んだって消えないから。
恋人の、親友の、家族の心の中に残り続けることが出来るのだから。
誰の心の中からも消えて生き続けるよりも、きっと幸せなのだと思いたい。
ご主人様、きっと、幸せだったよね。

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2017年06月03日

Posted by ブクログ

映画版の猫視点。

生きること死ぬこと、誰かが死んだら世界は変わるのか、変わらないのか。

自分に余命が宣告されたとき、何かを消し手でも生きたいと願うのだろうか。それとも。。。

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2016年07月10日

Posted by ブクログ

原作と違う部分がいくつかある作品でしたが、これはこれでよかったです。

視点の違いというよりも、パラレルとして読んだ方が受け取りやすいかもと思いました。

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2016年06月06日

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