川村元気のレビュー一覧
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購入済み
世界から猫が消えたなら
猫のこまやかな情感の波が、人間のおろかさやかなしみを労わり癒してくれる「魔法」。ピュアな語り口でつづられていると思います。出会いの縁あって暮らした皆さんを想い、幸せな心持ちになれる作品です。
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Posted by ブクログ
ネタバレゲームも未体験、映画も未見の状態で読みましたが普通に面白かったです。
何となくゲームの内容は知っていましたがそこに一人の男性のストーリーを重ねたということなんですかね。
自然な流れで無駄もなくしっかりまとまっていました。
映画としても1時間半くらいで綺麗にまとまりそうな印象を受けました。
父親になる葛藤、東日本大震災での後悔、何の希望もなく繰り返されるまるで8番出口のゲームと同じような日常
それを打開して前に進む主人公の前向きな姿が描かれていて後味も悪くありません。
とはいえ場面展開があまりなく途中単調になってしまうのは否めませんが。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレほぼひとりぼっちな状態で、どうやって物語を構築するのか気になって読んだ一作。
まず1つ目にメインとなる魅力が不気味な異変。
原作のゲームはひたすら不気味な現象といったようなイメージだけど、本作の異変は主人公の抱えている問題と絡み合っている
その不気味かつ、ストリートと関連した異変がホラー小説たらしめている。
2つ目に群像劇的な要素。おにいさん、おじさん、こどもの三人の視点で進行する。8番出口に飲まれるとどうなるのか、おじさんの末路が印象的でした
混乱、異常、心理。つまりサイコロジカルな要素が個人的には刺さりました
映画の方の批評でもありましたが、こどもが異変を見つけたのに伝えない。何も言 -
Posted by ブクログ
88/100
ずっと読んでみたかった本が古本屋で売ってたからつい購入。川村元気の文章は分かりやすく、スラスラ読める。
内容が心に来る。最近私のおばあちゃんの誕生日会中におばあちゃんが急に倒れて救急車に運ばれることがあり、この小説に重ね合わせて何度も涙した。
上手な会話や意思疎通が簡単にできなくなってイラついてしまうこと、大切な人なのにその行動や言動が恥ずかしいと思ってしまうこと、理由をつけて会う優先度が高くない自分へのモヤモヤ、色んなことが重なる。
「半分の花火」は記憶がなくなっても、ずっと百合子が言っていた。一方で、泉が抱える母に対する不満はずっと無くなることがなく、大事な思い出より -
Posted by ブクログ
くまさんの本棚からの選書。大人の絵本、友情と愛情の物語です。
ぼくとモグラがキツネに初めて出会ったシーンに発したモグラの箴言
「なにかがおきたときにどうふるまうか。それこそが、オイラたちにあたえられているさいこうのじゆうってもんさ。」
モグラが罠にかかったキツネに「罠さえなければころしてやる」と威嚇された後のモグラの行動とそのひと言は優しさと勇気をあらわしていました。
ピンチの時にこそ人の本性があらわれますよね。いつも少しふざけたキャラとのギャップも良かったです。
シーンはかわり、馬の背にのりながら
「今まででいちばん勇敢なことばは?」とたずねたぼくに馬はこたえた。
「たすけて」