川村元気のレビュー一覧

  • 百花

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    「失っていくということが大人になるということなのかもしれない」

    一分一秒記憶を失っていく母親百合子と、もうすぐ子どもが生まれる息子の泉
    母親の記憶の喪失とともに親子で過ごした日々を振り返り、話が進んでいく
    親孝行な主人公だな、と感じたけど、過去のエピソードでは順風満帆な生活ではなかった
    味噌汁が嫌いなまま母親を支える泉は、とても優しい人だと思う

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    2025年11月17日
  • 8番出口

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    ネタバレ

    映画鑑賞後に閲読。
    映画では省かれていた主人公の過去が描写されていてストーリーの説得力が増した。
    主人公とおじさんで、異変を探す時の語彙が違くて彼らのバックグラウンドが想像させられた。もしやおじさんは建築関係の専門知識がある?
    心理描写や回想は小説の得意分野だが、本作特有の構内図や異変の描写に関しては映画が良いので補完的に読むのがいいと思う。

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    2025年11月16日
  • 8番出口

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    ゲームをしつつ、映画も観たい!と思ってたのに結局行けなくて先に小説版を。
    8番出口にたどり着けそうでたどり着けないソワソワを、見事演出してくれてました!
    主人公の今後が気になるところですね。

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    2025年11月15日
  • 8番出口

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    細かい描写が映し出されているので面白い!
    映画を観て小説版も気になり読みました。
    ちなみに、この本から読書というものにハマりました。

    やはり、小説版は細かい描写も綺麗に書かれているので映画を観ただけではわからないところもいくつかありました。

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    2025年11月12日
  • 8番出口

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    ネタバレ

    実写化までしてしまった超話題作のゲームの小説版。もともとゲーム版はほとんどといっていいくらい物語がないシンプルなものなので、ここまで肉付けしていて、それでいてあまり破綻が無いのは素晴らしいと思う。プレイヤー目線で癒しだったおじさんをキャラクターとして昇華させたのも良かった。ちょっとお値段が張るなあと思ったら中身が凄いこだわってて個人的に好きです。流れとしてはゲーム版、実写映画、小説の流れが一番分かりやすいように感じた。なのでこれ一冊だけで楽しむ、ということが難しいのがネックかもしれない。ゲームはただ異変を探すだけだし、価格的にもリーズナブルなので、未見の方は是非やってほしい。覚えてないけどたぶ

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    2025年11月07日
  • ぼく モグラ キツネ 馬

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    豊かに生きることはそんなに難しいことなのではないのではないかとこの本を読んで思いました。

    かんがえてみて。おそれるこころがなければどこまでやれるのか

    いちばんの時間のむだってなんだとおもう?ぼくがたずねるとモグラはこたえる。
    じふんをだれかとくらべることだね

    印象的でした。
    落ち込んだ時に読み返したい本でした

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    2025年11月02日
  • 8番出口

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    映画を先に観て、本を読んだ。映画にはないエピソードや登場人物の心情が読み取れて、映画とはまた違う味わいがあった。

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    2025年11月02日
  • 8番出口

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    映画では描写されなかったおじさんや男の子の心情が小説では描写されている。
    映画では謎の多かった部分が明かされていることから、映画を観てから小説を読んだ方が内容が整理されていいと思った。

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    2025年11月02日
  • 8番出口

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     ページ数がそこまでないので小1時間くらいで読めました。映画もゲームも通らず小説を読み始めましたが、登場人物ごとにセリフが丁寧に使い分けられていて非常に読みやすかったです!
     読む前は小説から入っただけに読みづらいかなと思っていたのですが、自分の予想よりも倍面白く内容も濃かったです。一部抽象的な表現が見られますが、そこがこの作品のよさだと思います!

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    2025年10月24日
  • 億男

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    ネタバレ

    「お金とは何か」「幸せとは何か」という、
    誰もが一度は考えるテーマを真正面から描いた物語でした。

    主人公の一男(いちお)は、借金に追われながらも真面目に生きる男性。
    そんな彼が、宝くじで3億円を手にしたところから物語は始まる。
    ところが、そのお金を信頼していた友人・九十九に持ち逃げされてしまう。
    そこから一男は、「お金とは何か」を知るための旅に出る——という展開。

    お金そのものよりも「お金を通して見える人間の姿」を描いた作品。
    読後には、“本当の豊かさ”って何だろう?と、立ち止まって考えたくなります。

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    2025年10月18日
  • 8番出口

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    映画より先に読んだ。
    「8番出口を映画化する」という難題に対しては100点の回答じゃないかしら。ゲームの「繰り返し」「決断」に「罪と向き合う」「目を逸らす」を追加してというか見出して、シンプルながら上手い構成でドラマを作っておりすごい。ラスト一歩踏み出す勇気まで持ち帰っていて読後感もいい。
    本文に黄色印刷を使っていて遊び心つよくてよき。

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    2025年10月11日
  • ぼく モグラ キツネ 馬 アニメーションストーリ

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    ネタバレ

    『たすけを求めることは、あきらめるのとはちがう』『あきらめないために、そうするんだ』
    『ぼくたちは、どうしてここにいるとおもう?』
    『愛するためだよ・・・そして愛されるためさ』
    ひとつひとつ ずしっと響く。

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    2025年10月08日
  • 百花

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    ネタバレ

    認知症の話は胸がキューっとなる。一瞬を大事にしようと思えた。
    最後の方の男の子の話?がよくわからなかった、

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    2025年09月30日
  • 百花

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    5年前に父を亡くしそれから一人暮らしをしていた母の痴呆が進みもう一人では生活できないことから今年の5月から施設に入っています。息子である私の事は忘れたりたまに思い出したり。かなり重なるところが多くこのタイミングで読む事になるとは。とびっくりしています。産んでくれたこと、育ててくれた事に感謝してできるだけ多く時間をとって面会に行きたいと思います。

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    2025年09月17日
  • 百花

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    うわあああ!!!
    めちゃくちゃ良かった…!!!

    川村元気さんの作品を読むのはこれで2作目。
    やっぱり川村元気さんは凄い。
    誰もが感じる些細なこと、絶対に必要な感情、でも伝えることが難しい感情。
    それらを本にして、ストンと落としてくれる。

    感受性の豊かな人が、表現をするお仕事をしていてくれてよかった。


    生きていく人、死んでいく人。
    失ってから得る感情。

    母をもっと大切にしたくなりました。

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    2025年09月14日
  • 8番出口

    購入済み

    面白かった

    映画公開を切欠に購入。ゲームを知らずに読んだけど、意味が分からないなどはなく、楽しんで読めました。今の時代にあった作品。ミステリー要素がありつつも、感動もあって良かったです。

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    2025年09月13日
  • 百花

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    なぜこの題名なのか、読み進めていくうたにじわりと腹落ちしてくる、そんな作品。途中で挟まれる母親の日記の内容が、残酷なようなおとぎ話のような感じがして心に響きました。
    この本を読み終えたちょうど同じ頃、夫から小さいひまわりの花束をもらったこともあり、花の印象がより強くに残りました。

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    2025年09月10日
  • 8番出口

    SJ

    映画の補足としても

    映画を観てから読みました。主人公の生い立ちなどが描かれていたり、映画の補足がしっかりとされていた。基本ストーリーは映画の内容に沿っていて、未収録の異変もあったのでより楽しめる。おじさんがああなってしまった経緯もわかりやすかった。挿絵も8番出口ならではの色使い。読んだ後にまた映画が観たくなる。

    #ダーク #シュール #ドキドキハラハラ

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    2025年09月09日
  • おしゃべりな部屋

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    こんまりさんの片付け術が流行った当時、あまり断捨離に興味がもてなくて、でもテレビで何度も目にしてて、、、
    私はこの人に興味がないという先入観があったので、まったく期待せず、むしろ読むのが億劫なくらいで手に取りました笑

    マイナスから入ったので、思ったより面白かった!という感想です。
    可愛らしい世界観が素敵でした。

    読んでると話としてとてもわかるけど、自分の持ち物に対しての「ときめくときめかない」が未だにピンと来ない私は、まだまだ断捨離初心者のようです。
    少しずつ勉強しようと思いました笑

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    2025年09月01日
  • 8番出口

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    異変を見逃さないこと、か。 途中、状況を想像して恐かった。けど、テンポよく進むし、恐ろしさで迷宮入りしてしまうような長さはないので、全体的には面白く読めた。でも映画はこわそうだな。

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    2025年12月02日