川村元気のレビュー一覧

  • おしゃべりな部屋

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    片付けに前向きになりたい人・苦手な人は是非。

    物が喋るので非現実感があるけど、巻末には実際の片付け方法やコツも書かれてて実用的!
    早く実家の片付け行かなきゃ…。

    とにかく挿絵のイラストがホント可愛い!

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    2024年07月05日
  • 世界から猫が消えたなら

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    世界から何かひとつモノを消す代わりに、1日延命できるという状況下におかれた青年の葛藤を描いた作品
    その候補のひとつが猫という話

    携帯電話や時間に縛られる現代人へのアンチテーゼのような内容だとも読み取れたし、死を迎える際に心の拠り所となるものはなんなのかということを考えさせられる内容にも思えた

    字も大きく行間も広く、文章も簡単で非常にスムーズに読める
    しかし会話劇の軽薄な雰囲気と、思考部分のしっかりした部分、詩的な部分とのギャップがやや大きい
    また、主人公の描写を通して、少々非常識と思われるような部分が、さも当たり前かのように描かれているところも気になった
    (映画館内での携帯使用や、翌日映画

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    2024年05月30日
  • 億男

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    お金持ちになるという疑似体験が出来る面白い小説だった。お金があれば必ず幸せになるとは限らない。逆に不幸を招くケースが多いように感じた。自分が大金を手にしたらと置き換えて読むと楽しめるのではないだろうか。やはり人生はお金では買えないものに価値があるのだろう。

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    2024年05月26日
  • おしゃべりな部屋

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    断捨離のハウツー本かと思いきや、物語仕立てで面白かった。ときめく断捨離。本当に自分はこの物語の登場人物たちみたいに出来るかわからないけれど、参考にしたい。

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    2024年05月21日
  • 神曲

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    「神」とはなにかがテーマかと思ったけど、他の人の感想見て、新興宗教がテーマなのかって気づいた。まあ同じようなもんか。

    途中隼太朗のエルサレムの話の部分はちょっと飽きたけど、わりとサクサク弛れることなく読めた。暗い話ではあるけど、表現が暗すぎずねっとり嫌な感じもなし!

    最後響子が宗教より「お母さん」を優先させたところに希望というか救いを感じたし、サスペンス・ミステリーでよくある「良い人だと思ってたのに」的な裏切りが良い意味でなくて、好意的な登場人物はそのままなとこも良かった。

    「家族であろうとするために宗教を信じる」三知男と花音の気持ちは、新興宗教に関わらず「家族」を保つために無意識に多く

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    2024年05月20日
  • 億男

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     稼ぎ方の本が世の中に溢れている中で、お金の使い道や幸せについて考えさせられる一冊。
     一男が九十九に大金を盗まれ、その足跡を追って十和子、百瀬、千住と会う。その後妻の万佐子に会い、九十九から大金を取り戻し、億男となる。
     惜しむべきは、共通の趣味だった落語のストーリーにもっと話の流れをリンクさせた方がよりよかった。九十九がもっとストーリー内で暗躍し、親友のために奔走して欲しかったので星3つ。
     個人的にはかなり面白かったのでオヌヌメです。

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    2024年05月13日
  • 億男

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    お金のこと真剣に考えたことなかったなって気づいた。お金で買えない幸せもあるけど、ないよりあるに越したことはないと思う。学ぶことは真似ること、納得。人生にお金はつきものだし、お金の事に関してもだけど色々な知識を身につけて学び続けることは大切だなって感じた。モロッコ行きたい

    "人生に必要なもの。それは勇気と想像力とほんの少しのお金さ。" チャップリンの言葉胸に響いた。

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    2024年05月05日
  • 世界から猫が消えたなら

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    登場人物が少なく、主人公の心情描写がとても多かった。気になる最後だったけど、ここで終わらすのが良いところだとも感じた。

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    2024年04月13日
  • ぼく モグラ キツネ 馬 アニメーションストーリ

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    ネタバレ

    自分へ。

    ぼくと、もぐらときつねと馬。
    4人で旅する、家(居場所)をさがす。

    もぐらも、きつねも、馬も
    勇気をくれる。
    愛をくれる。
    励ましてくれる。
    助けてくれる。
    本音を話す。
    優しさをくれる。

    そういうあたたかなストーリー。

    人は人生で誰に出逢うかで
    豊かなものになるか、そうじゃないかが
    決まっていくのだと教えてくれる本。

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    2024年04月09日
  • 四月になれば彼女は

    匿名

    購入済み

    大人向け

    大人向けの恋愛話で、キラキラハッピーという感じではなく深いテーマです。私には文章が読みづらかったです。時系列がバラバラで日付もないので。刺さる人には刺さると思います。

    #深い

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    2024年03月28日
  • 億男

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    お金というのはどういうものなのか、持っていると幸せになるのだろうか…と考えるきっかけになった。
    ただ、最後の終わり方が個人的には、よく分からなかったなぁ…

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    2024年03月09日
  • ぼく モグラ キツネ 馬

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    いつか誰かに言ってみようかと思う。
    私ね、本当は飛べるんだよ。

    答えてもらえるだろうか。
    飛べても飛べなくても大好きだよって。

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    2024年03月04日
  • 億男

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    お金とは?を考えさせられる本。ただストーリーには期待し好きてしまっていたせいか私はあまり面白くなかったです。

    お金ってら紙切れなのに、あるのと無いのでは気持ちも周りも変わる。恐ろしいですよね...
    そんな意味も含めて様々な視点で書いているところは面白いです。

    ※本の概要※
    宝くじが当選し、突如大金を手にした一男だが、三億円と共に親友が失踪。「お金と幸せの答え」を求めて、一男の旅がはじまる!

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    2024年03月01日
  • 超企画会議

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    川村元気さんがスティーヴン・スピルバーグやクリント・イーストウッドといった名だたるハリウッドの巨匠たちと会議を繰り広げております・・・・・・ただし、空想で!空想って大事だよなあと思わせてくれた良本。

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    2024年02月27日
  • 四月になれば彼女は

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    最後、恋愛に関して終始受け身だった主人公が行動を起こすところが良かった。
    「周りの人が誰も熱烈な恋愛をしていなかった」という作者の言うとおり、年齢を重ねると気持ちを発言や行動で相手に伝えるということを、特に日本人男性ほどやらなくなると思う。主人公のような男性は特に。
    今年2024年に映画化するとの事で、普段は読まない男性作家の恋愛小説を読んでみて良かった。

    最初は合わない本だと思った。
    貞淑だが海外渡航するほど行動力があり 自分との恋愛がいかに価値あるものだったかを手紙で訴えてくれる初めての彼女、私のせいにして良いわよと2年のセックスレスの欲求を埋めてくれる穴役の義妹、自分が愛しているか不明

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    2025年02月12日
  • ぼく モグラ キツネ 馬

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    ネタバレ

    自分に優しくする事がが一番のやさしさなんだ

    いままでにあなたが言ったなかで
    一番勇敢な言葉は

    助けて

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    2024年01月15日
  • ぼく モグラ キツネ 馬 アニメーションストーリ

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    ネタバレ

    「僕らには表側しか見えないけど、大抵のことは内側で起きている」
    「今までに言ったいちばん勇敢なことばは?」「たすけて」
    など染みる言葉がちょこちょこ出てくる。
    絵や色がとても綺麗で癒される。
    アニメーションを書籍化したものなので、原作のシンプルな絵本も、読んでみたい。

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    2023年10月29日
  • 神曲

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    ネタバレ

    人は何かに縋って生きていくことでその行為で自分を救おうとしているのかな。
    何かを信じることで答えを決めたいんだなと思った。
    母も父も娘も被疑者の会の人も永遠の人も。
    指標がほしいんだよな。
    犯人は一体なんだったのだろうか。

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    2023年09月18日
  • おしゃべりな部屋

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    いつか私もときめくモノたちと思いを通じ合わせながら暮らしていたい
    捨てることに罪悪感を持つのではなく感謝して、今を未来に繋げるお片付け、こんまりさんの考え方ほんとにすごいな

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    2023年09月07日
  • おしゃべりな部屋

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    片付けの魔法のこんまりさんと川村さんのコラボ作品。
    片付け実用書と小説の中間といったところです。

    モノの気持ちとか、片付けの邪魔になる自分の気持ち、いつか使うかも…もったいない…いつかやろう…そんな心情が読みやすい文章で書かれてて、すっと入ってくる感じです。

    いっぱい置いていても使われていないモノたちは悲しいんだなぁ。いつか、じゃなく素敵なモノは今使おう!
    役目を終えたモノにはお礼を言ってお別れしよう。
    買っただけで使わなかったモノには、買った時のワクワクした気持ちをくれた役目があったのだ。
    そう思うと少し処分出来そうな気がしてきました。

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    2023年09月07日