川村元気のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
世界から何かひとつモノを消す代わりに、1日延命できるという状況下におかれた青年の葛藤を描いた作品
その候補のひとつが猫という話
携帯電話や時間に縛られる現代人へのアンチテーゼのような内容だとも読み取れたし、死を迎える際に心の拠り所となるものはなんなのかということを考えさせられる内容にも思えた
字も大きく行間も広く、文章も簡単で非常にスムーズに読める
しかし会話劇の軽薄な雰囲気と、思考部分のしっかりした部分、詩的な部分とのギャップがやや大きい
また、主人公の描写を通して、少々非常識と思われるような部分が、さも当たり前かのように描かれているところも気になった
(映画館内での携帯使用や、翌日映画 -
Posted by ブクログ
「神」とはなにかがテーマかと思ったけど、他の人の感想見て、新興宗教がテーマなのかって気づいた。まあ同じようなもんか。
途中隼太朗のエルサレムの話の部分はちょっと飽きたけど、わりとサクサク弛れることなく読めた。暗い話ではあるけど、表現が暗すぎずねっとり嫌な感じもなし!
最後響子が宗教より「お母さん」を優先させたところに希望というか救いを感じたし、サスペンス・ミステリーでよくある「良い人だと思ってたのに」的な裏切りが良い意味でなくて、好意的な登場人物はそのままなとこも良かった。
「家族であろうとするために宗教を信じる」三知男と花音の気持ちは、新興宗教に関わらず「家族」を保つために無意識に多く -
匿名
購入済み大人向け
大人向けの恋愛話で、キラキラハッピーという感じではなく深いテーマです。私には文章が読みづらかったです。時系列がバラバラで日付もないので。刺さる人には刺さると思います。