川村元気のレビュー一覧

  • 四月になれば彼女は

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    恋愛の楽しさだけではない部分を描いた恋愛小説です。若い時だと理解できなかったかもしれません。
    個人的には主人公に共感できる部分もあり、ラストには希望を持てて良かったです。
    海外の様子も出てくるので映画で見ても楽しめるかもって思いました。

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    2025年05月30日
  • 億男

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    ネタバレ

    友人であっても、3億盗まれ行方知れずになったら、まず警察に相談やろ、そこは。
    そんな旦那だから嫁に逃げられるの分からんかな。何を自分一人で解決しようとしてんじゃ、おぬしは。
    まず常識的な行動をしてください。

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    2025年05月26日
  • 億男

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    お金と幸せについて考えさせられる小説でした。

    一男と九十九はどちらも良いやつ。会わなくなっても、信頼で成り立っている友情は素晴らしい。きっと一男も九十九のこと信じてたと思う。ほんと2人で百な関係素敵だった。

    お金はあるに越したことはないけど、ありすぎても人生狂わすこともあるよねって思いました。お金を上手に使って、お金に狂わされない人生を歩みたいものですね。

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    2025年05月20日
  • 億男

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    本当にお金とは不思議なもので、
    紙切れの信用を持ち、そして全て信用でやり取りするための紙。
    今自分が必要なものが、たとえ100円だろうと、100万円だろうと、必要なら金額の大小はあまり関係がない。
    逆にどんなに安くても、必要ないなら無意味。

    お金。金カネ。

    これによって、どんだけ目が曇らされているのか。

    本当に。そう思う。
    気をつけてもやられるよね。
    必要ないのに買う。
    やたら安いものを追いかける、
    カネを追い回す。
    一体わたしは何がしたいのか。
    カネさえあれば何でもできるって、思うけど本当にそうか?
    って聞かれたら、迷うしね。笑

    そんな戸惑いを教えてくれる一冊です。

    ただ、川村元気

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    2025年05月18日
  • 四月になれば彼女は

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    一万円選書で受け取ったうちの一冊。

    いろんな街や写真にまつわる描写がよかった
    アイスランドいきたいな

    ひと月ごと追っていく構成も、少しずつ読みたい派のわたしにはあってた

    タイトルから、恋愛小説て感じ!?とおもって読み終えられるか不安だったけど、
    いわゆる恋愛ものではなくするする読めた

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    2025年05月04日
  • 世界から猫が消えたなら

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    映画化してる小説とのことで期待して読んだところ、余命数日の主人公の前に悪魔が現れるという結構突拍子もない世界観だった。猫がござる口調で喋り出すのはかわいい。

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    2025年04月30日
  • 私の馬

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    ネタバレ

    作中の「馬は、私たちに夢を見せるの」という言葉が胸に残りました。
    私事で恐縮なのですが、わたしも馬に乗ることが好きです。といってもたくさん乗ったことがあるわけでもなく、今乗っているわけでもないのですが、子供の頃に観光地で乗った馬の記憶をずっと覚えています。乗ってみると想像より高い視界に、思ったより早く進む馬に驚いたことを今のように覚えているのです。
    大人になってからは乗馬を習ってみたいと思いつつ、乗馬クラブが遠方だったり費用の点でなかなか難しく実現はしていませんが…。
    そう思っていたので、今回のお話すごくドキッとしました。夢を見せられている、そうか私は馬に夢を見せられていたんだそう思うことがで

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    2025年10月13日
  • 億男

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    ネタバレ

    借金の肩代わりで昼も夜も我武者羅に働く主人公が、ひょんなことから宝くじを手に入れ、当選発表で確認してみると3億円当選していた。高額当選者の体験談を調べてみると、その後の人生で転落している者が多く、当選前より少し贅沢になりながら細々と同じ生活をしている人間もいくらかみられる。
    いざ、自分はこの大金をどう使うべきか、お金とはなんなのか、今は起業して大成功しているという大学生時代の友人に会いに行って助言を求める。
    そしてされるがままどんちゃん騒ぎで金を使い、気づくとその友人に全額持ち逃げされていた。
    友人を探しながら色んな人と出会って金とは何か、話を聞いていく話。

    岡田斗司夫さんの動画を見て面白そ

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    2025年04月06日
  • 私の馬

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    あの瞬間、私はあなたに惹かれた
    その代償は、一億円の横領…

    造船所で働く彼女は、俯き加減で、目立たず、静かに生きてきた。あの国道で、彼を見かけ、目が合った瞬間に世界は変わった…

    ゴクロウサン、、、金庫の暗証番号、、、
    時代を感じつつ、あの日あの時から、沼にハマっていった…

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    2025年03月29日
  • 世界から猫が消えたなら

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    この本、大学生の時に一回読んだ。当時は、こんなに本は読んでなかったため、本は買って読んでた。そのために、この本を買ったことを覚えてる。もう1個覚えている理由は、初めて買ったソフトカバーの本。本と言えば、単行本か、文庫。そんな中初めて手にしたソフトカバーで覚えてる。
    話の内容は、全く覚えてなくて、飼い猫が出てくるのと、最後の感じだけ覚えてた。この話に出てくる猫の名前が、「レタス」と「キャベツ」。この名前にものすごいセンスを感じる。私も猫飼ったら野菜の名前付けたいって思った。「トマト」かな。
    最後は、大学生の時に読んだ時と印象は変わらなかった。死期が間もなくの人なのに、底抜けの爽やかさが全身に打つ

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    2025年03月22日
  • 億男

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    ネタバレ

    よかった、読みやすかった!
    お金が全てでは無いのかな?それは本当にお金を持った人が言えることだろう
    私みたいな平凡社会人はやはりお金に対する欲は消えないと思う。

    このまま流れで映画も鑑賞

    良いキャストで書籍に忠実だった気がする

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    2025年03月19日
  • 私の馬

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    小さい頃、母はよく姉と私を牧場に連れて行ってくれた。

    やぎやうさぎににんじんをあげたり、羊の毛をもふもふして癒されていた。
    バター作り体験をしたり、牧場でしか楽しめないことをたくさんさせてくれた。

    その中で母が一番好きだったのは、
    サラブレッドを見にいくことだった。

    サラブレッドは、競馬によく出る脚がスラっと長く美しい。光る毛並み、靡くたてがみ。
    私もすごく好きな生き物である。

    「お母さんね、馬の中でもサラブレッドが一番好き」

    そう娘たちに話しかけているのに、母の瞳は目の前にいる馬だけを見ていた。

    誰に聞いたのかは忘れたが、馬は人の感情が分かるらしい。敏感に感じ取って態度を変える。

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    2025年03月05日
  • 神曲

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    親がパワーストーンにハマっていた頃を思い出した笑

    何かに縋りたくなる気持ちや周りの心情が良く書かれていると感じた。
    帯や本の紹介が壮大に書かれすぎてちょっと損してる気がする。

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    2025年03月01日
  • 私の馬

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    まさに私の馬。
    勤めている会社の組合のお金に手をつけて馬を飼う。さらに騎乗する人のウェア。馬とお揃いのバッグ。
    会社にバレないか、と読者もドキドキしながら読み進む。一方で「私の馬」とのコミュニケーションに惹かれる。
    しかし…もちろん危ない方向に動いていくわけで、その切迫感と、馬との優しいコミュニケーションの両面を描き分けている。馬は素敵な動物だからハマっちゃうんですかね。この小説では競馬引退して競技をする馬なんだけど、馬が気になるようになりました。

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    2025年02月06日
  • おしゃべりな部屋

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    「こんまり」こと、近藤麻理恵が片づけてき1000以上の部屋にまつわる実話を基に、川村元気が紡ぐ7つの部屋の物語。

    ときめく物に囲まれた部屋にしたいな〜という気持ちになります。この本にあうカラーの挿絵が可愛い♡

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    2025年02月06日
  • 神曲

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    息子を通り魔に殺害されて、宗教に傾倒する家族のお話。
    目に見えない「永遠様」を信じようとし、歌ったり崇拝したり伝道活動をしたり、何かに縋っていないと壊れてしまう状況。

    私も神社やお寺にお参りするけれど、結局自分を信じて、信じられる自分にならないと、この家族みたいに何が大事なのかブレてしまう。
    でも家族だけは信じていたい。
    そんなお話。

    本筋とは関係ないけど、小鳥屋を営む家族のお話だったので、鳥ちゃん達がいっぱい登場して良かった。

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    2025年01月19日
  • 億男

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    私は、お金を自分で生きるために稼いで、払うことはまだしない年齢だからか、少しわからない部分もあったけど、お金があれば幸せだも、お金がなくても幸せだも、どちらも違うというのはそうだよねって共感。
    もし私が、宝くじとか当てて、大金を貰ったらどうなるんだろうなあと考えた。傲慢になって破産したりするのかなあ。
    もうちょっとお金との繋がりが濃くなってきた頃に、読み返してみたら、感想変わってくるかも。
    みんなが大金を手にしたらどうするかも、この本を読んで気になった。

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    2025年01月14日
  • 四月になれば彼女は

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    映画の予告を見て気になっていたのですが、ようやく読みました。
    「人を愛するとは」を考えさせられる作品です。

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    2025年01月13日
  • 四月になれば彼女は

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    人を好きになるとは、好きな人を愛することとは。
    それぞれの登場人物から言語化されている表現に共感できたり、できなかったり。
    そんな風に読み進めることが楽しかったです。

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    2025年01月12日
  • 私の馬

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    相手との信頼関係は、所詮独りよがりなのか。
    読み進めていくほどに胸が苦しくなる。

    平凡すぎる日々を淡々とこなすことだけを課された日常にずっと耐えて来た主人公が、横領という犯罪に手を染めていく過程は同情する部分もあり。

    報われない結末ではあるが、妙にすっきりした納得の読後感。

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    2025年01月06日