川村元気のレビュー一覧

  • 8番出口

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    地下道の8番出口から無限ループのように出られない。どうすればその無限ループから抜け出せるか…。

    これは人生と同じで、自ら考え、大事なことを選択することから逃げると、次第に自分で物事を考えられなくなり、そして無表情なおじさんのように、ロボットのような人生を送ることになってしまう。

    そんな人生から抜け出すには、異変を見逃さず、異変を見つけたらすぐ引き返し、異変が見つからなければ前に進むこと。

    それを、毎日通う地下道という閉鎖空間に例え、自分の人生を投写する題材としたことは面白かった。

    ただ、期待してたほど話の展開が深くなかったため★3とした。



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    2026年03月06日
  • 私の馬

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    著者は「心酔する」ということをわかっているのかわかっていないのか……優子の心酔が中途半端に思えた。
    最後まで優子の一人称視点で描ききるなら、会社に横領がバレたりストラーダが隠しておいた金やバッグをボロボロにしたりするくらいで夢から醒めないでほしかった。最後まで私の馬に惚れたままでいてほしかった。
    ただの馬と馬鹿な女の話にしたいのなら、あくまで三人称神視点で描いてほしかった。

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    2026年02月27日
  • 8番出口

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    ネタバレ

    全体として短編小説でどこか読んだことがあるような、不思議で静かな物語だった。地下通路を歩き続け、異変があれば引き返し、なければ進む――その単純なルールの繰り返し。
    しかしその単純さが、かえって主人公「僕」の内面の迷いと強く重なり、読者を物語の奥へと引き込んでいく。

     特に印象に残ったのは、作中に現れる黄色い文字とページ数の謎である。最初に黄色い文字が出てきたとき、それらを拾い集めると一つの文章になることには気づいた。
    しかし、ページ数が何を意味しているのかは最後まで分からなかった。
    この“解けそうで解けない”感覚が、まさに出口の見えない地下通路の感覚と重なる。
    作者は読者にも「異変に気づける

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    2026年02月26日
  • 8番出口

    購入済み

    今はこういうのが良いのかな

    最後の展開がちょっと理解できなかった
    中途半端な気もするけれど、ここから先はあなたにご想像にお任せしますっていうことなのかなと思っている

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    2026年02月20日
  • 百花

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     歳を重ねると物忘れが多くなったり、身体が痩せ細って小さくなったり、自己中心的になったり。ある時を境に、まるで逆再生するかのように赤子の姿へと近づいていく気がする。
     死というあまりにも無防備な姿へと成り果てる前に、万人から愛される赤子の姿へと変容していくことで、周りの人に自分を預けていくのかなと思ってしまう。

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    2026年02月18日
  • 神曲

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    家族に不幸なことが起き、新興宗教に入信していき、その後どうなるかというお話。
    重い内容が続きますが最後は少し良かった感じになります。
    怪しいブレスレットを買ったり、新興宗教に身近な人が入信した経験がある人には嫌な内容かもしれませんが、文章になってる分、もしも今まさにハマってる人の目が覚めるかもしれません。
    個人的にはそれを願ってやみません。
    自分の人生の幸せか不幸せなのかを神の采配に委ねるのは簡単だけど、自分の人生を生きてない人がやることだと思う。もちろん、お天道様がみてるからと善い行いを積む努力は必要だけど、同じ神を信じてなくても相手を全否定して良いことにはならない。

    あとは占いを現実を良

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    2026年02月17日
  • 世界から猫が消えたなら

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    世界から1つ何かを消せば1日生き残れる。
    自分なら何を消そうかと考えたけど、なにも思い浮かばなかったし、どうせこっちの思い通りにはいかないんだろ?

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    2026年02月15日
  • 8番出口

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    二宮君主演の映画原作本。ホラー、パニック映画は、好きじゃないなけど、予告を見て、少し見に行きたくなって、結局見に行かず。原作本、河村元気さんも気になり、読書会に参加するため、購入。写真も沢山載っていて、映画を想像できる。ホラーでもパニックでもなく、少し切なくなる。。。

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    2026年02月11日
  • 8番出口

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    面白かったです!とっても読みやすいので中高生にお勧めしたい!
    映画とゲームと漫画と⋯いろいろな媒体があるのでどれが一番迫力あるのか気になります。おじさんは映像で見た方が怖い感じがします⋯。

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    2026年02月04日
  • 百花

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    ネタバレ

    いずれ自分の母親もこうなるのかもしれない…と考えながら読んだ。
    そうなった親を見て「俺の母親はこんなんじゃないはずだ」といつか私も思ってしまうのかもしれない。

    百合子が未婚で泉を産んだ挙句不倫で消えて、それをなかったことにして香織との結婚を嘆く、みたいなところ、私は嫌悪感があった。

    あと映画のキャストで泉が菅田将暉と知って、ずーーーっと菅田将暉がチラついてなんか読みづらかった…別に嫌いとかではないんだが…

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    2026年01月25日
  • 私の馬

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    午年なので、「馬」の本を読もうと思った。で、本屋に並んでいた時に読みたいと思っていたこの本を手に取った。作者が川村元気さんだったので、どんな本だろうと期待して読んだが、面白い。映画化されたら尚良いだろう。主役は⋯、深津絵里、小林聡美、檀れい、もしくは原田知世とかが頭に浮かんだかな。いづれにしても儚くも美しく、面白い本でした。

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    2026年01月13日
  • 四月になれば彼女は

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    恋とは何なのか、愛するとはどういうことなのか。それが分からずに苦しんで、だけど自分なりに精一杯向き合おうともがく人たちの物語だった。
    実際に恋とか愛が何たるかを真に理解して生きている人なんてほぼいないだろうし、そもそも恋愛感情について一度立ち止まって真正面から向き合おうとする人は少数派だと思うけど、だからこそ私はその少数派の人間でありたい。タイパ重視ですべてが忙しなく過ぎ去る世の中でも、誰かを愛する気持ちだけは時間の波に飲まれないように守りたいと思った。

    ボリビアのウユニ、ドイツのカニャークマリ、チェコのプラハ、アイスランドのレイキャビク。景色の描写がとても美しくて、訪れたことのない異国の風

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    2025年12月30日
  • ぼく モグラ キツネ 馬

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    優しい本だと感じた、それぞれの動物の優しさが伝わり友情や愛情について考えさせれた。イラストも綺麗で字が柔らかい感じが好きです。何度でも読みたいと思いました。

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    2025年12月30日
  • ぼく モグラ キツネ 馬

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    ネタバレ

    素敵な絵本。
    私の中で
    僕は人生に悩むわたしたち。
    モグラはちょっとしたことを大きな幸せと味わえる人
    キツネは慎重派で思慮深い。
    馬は優しく寄り添える包容力
    そんなかんじのキャラクターだった。
    ただの失敗のように見えるカップのコーヒー跡が月になっているのは本当に素敵だった。
    完璧じゃなくていいっていうメッセージが響いた。

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    2025年12月26日
  • 百花

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    ネタバレ

    私の祖母が認知症で、名前は忘れられていないものの、私のことを孫ではなく曾孫と言ったり、話しかけても反応が鈍かったり少しずつ進行しているのが分かる。
    本書の母と照らし合わせて、認知症が進行していく様子が辛かった。
    母は健康なので、そういった意味での没入感はなかったが、自分の母が認知症だったら、または認知症になってもおかしくない年齢だったら、読む人の環境や年齢によって評価が変わりそうな本だった。

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    2025年12月18日
  • 百花

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    両親との些細な思い出でも一生脳裏に焼き付いていることがある。会うたびに思い出話に華を咲かせることが当たり前だと思っている日常。自分の親も認知症にならない保障はない。いづれ自分も。。。と考えると切ない気持ちになる。今を大切に生きようと思える一冊

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    2025年12月07日
  • 私の馬

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    ネタバレ


    「言葉で伝えること」の絶対性を疑う

    優子とストラーダは、言葉をコミュニケーションの手段として取らないという言う点で共通している。ストラーダは馬で話すことができない、優子は自分を守るために言葉を紡がないという違いはあるといえるが。そんな2人を周りは利用しようとするように見える。双方の対比が印象的だ。ところで人間にとって言葉で伝えるということは当たり前のことで、それが良いことなのか悪いことなのか疑う余地はない。しかし、その言葉は本当を映しているのだろうか。綺麗な情景についてもそのとき湧き上がった感情についても、まさしくぴったりだ、この言葉に違いないという表現を見つけることはできない。ストラーダ

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    2025年12月06日
  • 億男

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    お金の使い方は人それぞれ違うけど、お金自体の価値は平等に変わらない。変わるのはお金に揺さぶられる人の心。
    お金の勉強になる一冊でした。
    今年のサマージャンボは例年通り、残念な結果終わりました。

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    2025年12月06日
  • 百花

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    川村先生の物静かな文体が好きで、心地良く、さらさらと読み終わるはずが、一応私も息子を持つ母の身としては、主人公の母の性格に「!?」となった。ただ、いったん母のパーソナリティを棚に上げて、川村先生の伝えたいであろう「記憶」について考えながら読むと、美しいタイトルをつけたなと、「百花」という一冊の物語のまとまりにうっとりとした。なんだかんだ、私はこの物語にどっぷりと浸かったのだろう。

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    2025年11月16日
  • 四月になれば彼女は

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    かなり難しくて何度も途中で読むのを辞めてしまいましたがやっと読み切ることができました。
    私はまだ恋愛経験がないので理解し難いシーンも沢山ありましたが、本当にこころから愛している人を精一杯愛す事が出来ればいいなと思います。
    弥生が可哀想だった。

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    2025年11月01日