川村元気のレビュー一覧

  • 神曲

    Posted by ブクログ

    星3.0
    みんな信じているものが違っていて、それぞれが共生できる世の中になれば少しはみんな幸せになれるのかなって思いました。

    0
    2023年07月16日
  • ぼく モグラ キツネ 馬 アニメーションストーリ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    原作を読み返してることもあって、
    色が付いたり内容が増えてたりしても、
    一切無駄のなかった
    前作のシンプルなビジュアルには
    到底敵わないなー…って思っちゃった。

    色味を加えてなかった
    あの白銀世界だからこそ
    そこに配置された言葉の数々を
    味わい尽くせてたような気がするし、
    そもそも単純に
    原作の絵のタッチのほうが好きだった。
    今回の作品では
    原作の絵を綺麗にシルエット化してたけど、
    絵の上手い人が描いたラクガキみたいな
    原作の軽いタッチがとにかく好きなので…。

    好きだった言葉が
    しっかり本作にも収録されてて安心しました〜。

    ありがとうございました。

    0
    2025年02月06日
  • 世界から猫が消えたなら

    Posted by ブクログ

    短いストーリーでしたが、色んな想いがギュッと詰まった作品でした。
    結論とかは特に無く、どちらかというとあやふやな感じでしたけれど、これで良いんだと思える内容です。

    0
    2023年05月30日
  • 神曲

    Posted by ブクログ

    父→母→娘の順に書かれていく。
    順番が違えばまた違った感じ方をする物語になるのかなと思った。
    正解がない物語はやっぱり難しい。

    0
    2023年03月05日
  • 神曲

    Posted by ブクログ

    息子を殺された家族のその後の話。始まりのインパクトがすごくていきなりぐっと入り込んだものの、宗教っていうテーマにいまいち乗り切れずに終わった。
    文章は読みやすいからサラッと読めたけど、なんでそうなった?ってわからん部分があったなー。読解力不足。

    0
    2023年02月28日
  • おしゃべりな部屋

    Posted by ブクログ

    「ささやくクローゼット」「歌う書斎」「喧嘩するキッチン」「無口な子供部屋」
    「おしゃべりな小箱」「騒がしいゴミ屋敷」「物語るアルバム」
    近藤麻理恵さんが今まで片付けて来た部屋に纏わる実話を基に、川村元気さんが紡いだ七話収録の連作短編集。

    部屋にあるモノの声が聞こえる橙木ミコと、相棒でお喋りな小箱・ボクスが依頼人の家へ行き片付けをサポートするファンタジーを取り入れた七つの物語。

    私も片付けが趣味なので、部屋がどんどん綺麗に変化していく過程が気持ち良い。

    自分が好きなモノ達に囲まれて過ごす空間の心地良さを改めて感じる。

    0
    2023年02月18日
  • 神曲

    Posted by ブクログ

    小学校校門前で起きた凄惨な場面から物語は始まる。

    檀野小鳥店を営むどこにでもいそうな四人家族。
    この家で暮らす小学生の長男が通り魔によって命を失い、犯人はその場で自殺。

    突然地獄に突き落とされた家族は救いを求める様に「永遠の声」と名乗る怪しい宗教にのめり込む。

    この胡散臭い合唱隊を一心に信じる母親、躊躇いつつ母と共に信仰する娘、訝しみながらも、飄々として掴み処がない父。
    物語は三人の視点で順に描かれる。

    もし自分が同じ立場になったなら、やはり何かに縋りたくなるだろう。

    信じる者の正体は神か悪魔か。
    カルトの闇に迫る作品。

    0
    2023年02月17日
  • おしゃべりな部屋

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    こんまりさんの「人生がときめく片づけの魔法」の物語バージョン。
    イラストも多くとても読みやすかった。
    本には前に読んだ人が栄養を吸い付くした「出がらしの本」と何度読んでも味の変わらない、むしろ味が出てくる「スルメ本」がある。
    きっとずっと棚に置いてあって読まれてない、読む予定がない本は「出がらしの本」なんだろう。
    こう考えると短い人生での取捨選択は大切だと思う。
    なぜモノを捨てられないのか、不安と執着だけで持っていないか、考えると少し部屋が片付いていくのだろう。

    0
    2023年02月10日
  • 神曲

    Posted by ブクログ

    ここに登場する人たちは「新興宗教にはまっていく人」「その宗教について考えながら入っていく人」「その宗教に否定的だからこそ入ってみて考える人」という風に色々な視点で「宗教」に絡む人たちを見せている。正直、共感はできないし、なぜはまることになるのかもわかったようなわからなかったような感じで煮え切らないままに終わってしまった気がする。こういう宗教とかその思考とかを題材にすると結局のところ解決も答えも出ないままな気がして燻った気持ちだけが残ってしまうことが多いような難しい題材だと思う。

    0
    2023年02月01日
  • 神曲

    Posted by ブクログ

    息子を殺された事をきっかけに新興宗教にのめり込む家族の姿を、父、母、娘、それぞれの立場で描いた作品。宗教を取り上げているが故か、少しわかり辛い描写があり、そこで、興冷めしてしまう箇所あり。中盤あたりまではテンポよく、物語も惹き込まれたのだけど。

    0
    2023年01月28日
  • おしゃべりな部屋

    Posted by ブクログ

    おしゃべりな部屋 / 川村元気・近藤麻理恵

    こんまりメソッドたっぷりの一冊!

    「捨てずに持っているからといって、モノを大事にしているとは言えない」
    「片付けは思い出をこれからの人生に生かしていくためにするもの」

    実用的なアドバイスが満載!
    ときめくモノたちを一層大切にしようと思った

    0
    2023年01月28日
  • 神曲

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本のいい所、知らない世界を知れること
    を改めて実感

    親子3人の視線が書かれてて
    3人とももちろん違った核があって
    それが私とは全然違う

    わらないけれど、
    海外の様子とか
    信じる心とか
    なんか感じる所はあるような、
    でもやっぱり分からないような

    0
    2022年12月29日
  • 世界から猫が消えたなら

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    さらさらと読める作品。
    映画は残念だったと人づてにきいた。

    小説だこらこそ、悪魔やキャベツのなんとも言えぬ味わいや趣がでるというもの。。

    映像したら、その良さがチープになってしまう。

    死について深掘りする作品ではなく、
    死をきっかけに、
    モノ、命が存在する意味について考えさせてくれる作品だった。

    0
    2022年12月18日
  • 神曲

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    何を信じるのか?特に大切な家族を失ったときには正しい判断なんかできないんだろうな。まさに藁にも縋る思い。信じていたものがまやかしだったなんてもうどうすればいいの状態。
    最後はやや救われたのかなー?

    0
    2022年12月04日
  • 世界から猫が消えたなら

    Posted by ブクログ

    余命宣告を受けた主人公の前に、世界から何かを1つ消す代わりに寿命を1日伸ばしてくれるという悪魔が現れる。

    総じて言うならサラッとしてる。
    サラッと読めて良い話なんだけどあまり響いてこなかったというか。感動系話の傾向と対策を踏襲して書かれた感じ。
    哲学とか自己啓発系の本を読んだ時の感覚もうっすらした。

    0
    2022年10月19日
  • 仕事。

    Posted by ブクログ

    日本を代表する芸術家たちと川村元気の対談集。

    有名な方々ばかりだったので、もやもや迷っている若者(私)としてなにか得られるものがあれば、、と思って読んだが、そもそも芸術系のことに全く興味が無かったのでいまいち入り込めなかった。

    映画、写真、美術等に関係のある人は面白く読めそう。

    0
    2022年10月14日
  • 小説 映画ドラえもん のび太の宝島

    Posted by ブクログ

    同名のドラえもん映画のノベライズ。
    映画ではシルバーと子供達の結末が描かれていなかったが、ノベライズでは補完されているので希望が持てる終わり方になっている。海賊達の行方についても同様。

    0
    2022年09月07日
  • 小説 映画ドラえもん のび太の宝島

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    映画のノベライズとしてはよくできていると思います。映画の表現だけでは伝わらなかった感情のニュアンスや細かい設定が加筆されていて、映画のおさらいとして楽しく読めました。

    1本の小説、冒険譚としては勢いが足りず、アニメのコミカルさやライブ感はやはりないなという印象。この小説を先に読んでしまうと、つまらなく感じたかも。

    シルバー船長とフロック周りの背景や心情がメインで加筆されていたかと思います。映画で論理が飛躍してないか?と思っていた部分にちょうど説明が入った感じで、父子の解像度は上がりました。

    0
    2022年08月26日
  • 世界から猫が消えたなら

    Posted by ブクログ

    本当に死んじゃうの?
    こんなに人生振り返って悟ったんだから、もう少し長い人生にしてあげてほしい。

    人は死期を知った時、走馬灯のように、とは言われるけど、こんなに冷静に受け止められるのか。最後に大事なものに気づいて、晴れ晴れとした気持ちになれた。誰かから何かを奪って生き延びるよりも死を受け入れた方が幸せな生き方。人はどう生きるか問いかけている作品。

    0
    2022年07月26日
  • 神曲

    Posted by ブクログ

    安倍元首相の襲撃事件の真相が明らかになってくる過程でちょうど読むことになってしまった。
    新興宗教に資産を注ぎ込むことの危うさを、ニュースでも本書でも。少しだけ救われるのは、本書では歌を歌うことで救われるという気持ちが信者にあることか。
    ただストーリーにはそれほど斬新性も、意外性も少なく、淡々と進み、最後に起こる事件にもそれほど面白みはなかった。

    0
    2022年07月18日