川村元気のレビュー一覧

  • 世界からボクが消えたなら ~映画「世界から猫が消えたなら」キャベツの物語~

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    「世界から猫が消えたなら」を飼い猫の視点から描いた物語。人間の視点で描いた原作よりも今作の方が遥かに面白かった。話の流れが分かっていたためか一気に読み切ることができ、原作の方をもう一度読み返してみたいと思いました。

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    2016年08月21日
  • 世界からボクが消えたなら ~映画「世界から猫が消えたなら」キャベツの物語~

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    「世界から猫が消えたなら」を読んでから、この世界にもっと浸りたくてキャベツが可愛すぎて読みはじめました!!キャベツの口調がござるじゃなくて入り込みにくかったが、ご主人様とイロイロな絆が深く結びつかれた心が暖かくなるステキな物語でした。

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    2016年06月19日
  • 世界からボクが消えたなら ~映画「世界から猫が消えたなら」キャベツの物語~

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    ネタバレ

    原作を、表紙の猫に惹かれて何年も前に読んでおり、今になっての映画化ということで、その波に乗って登場したのですよね、この作品は多分。
    人に薦められなかったら原作の文庫本だと思ってスルーしていました。あ、キャベツ側からの話なのねって言われるまで表紙見ても気づきませんでした。

    どなたかも書かれてましたが、私も当初キャベツの語り口調、悪魔の語り口調、馴染めなくて若干もやもやしました。
    でも読み終わってみたら、何だろう。
    何年も前に読んだ原作よりも「いい」と思ってしまいました。もちろん原作読んだ上でのキャベツ側からのストーリーということでいいと思えるのだと思うのですが、それでも単純に「こっちのストーリ

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    2016年06月11日
  • 世界からボクが消えたなら ~映画「世界から猫が消えたなら」キャベツの物語~

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    本編読んだから軽い読書にと思ってこっちも。わりとよかった。キャベツの思考として、すぐにご主人の考えと同調しないところが味なんだなと。

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    2016年06月07日
  • 世界から猫が消えたなら 1巻

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    ネタバレ

    余命が半年もないと告げられた主人公。そんな彼のところに悪魔がくる。その悪魔は「世界から何か1つ消したら、あなたの寿命を1日長くする」と取引を持ちかけてきた。電話を消し、映画を消していく。しかもペットの猫が悪魔の力でしゃべる!もし本当に電話がなくなったら、映画がなくなったら…どうなってしまうんでしょうかね。なくても死なないけど、なくなったその時にそれの大切さを知るんでしょうね。

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    2015年09月22日
  • 世界から猫が消えたなら 1巻

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    成瀬時生、新聞配達員。
    平凡な日々を送る彼が受けた余命宣告。
    絶望を抱えた彼の前に現れたのは、なんと自分とうり二つの“悪魔"だった。
    悪魔は提案する。
    「世界から何かを消せば一日命を延ばす」と…。

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    2015年01月07日
  • 世界から猫が消えたなら

    ネタバレ 購入済み

    面白かったです……が

    非常に読みやすい文章でさくさく読めました。内容も充実しておりあっという間に読んでしまいました。
    巻末の方では涙が溢れてきました。
    が、ラスト、せめてお父さんの家の前まで行って、さあ扉を開けるぞ、というところで終わって欲しかったです(>_<)

    久しぶりに面白い本に出会えました(^^)良著です。

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    2014年05月16日
  • 百花

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    ネタバレ

    私の祖母が認知症で、名前は忘れられていないものの、私のことを孫ではなく曾孫と言ったり、話しかけても反応が鈍かったり少しずつ進行しているのが分かる。
    本書の母と照らし合わせて、認知症が進行していく様子が辛かった。
    母は健康なので、そういった意味での没入感はなかったが、自分の母が認知症だったら、または認知症になってもおかしくない年齢だったら、読む人の環境や年齢によって評価が変わりそうな本だった。

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    2025年12月18日
  • 8番出口

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    川村元気氏の小説は読みやすい。ホラーぽい人間味あふれる話だった。8が無限ループだから8番出口にしたのか??

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    2025年12月13日
  • 8番出口

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    分量も薄く挿絵(写真)もあり、軽めに読む事ができる作品でした。章ごとの登場人物がそれぞれ交錯する様は素晴らしかったです

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    2025年12月08日
  • 百花

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    両親との些細な思い出でも一生脳裏に焼き付いていることがある。会うたびに思い出話に華を咲かせることが当たり前だと思っている日常。自分の親も認知症にならない保障はない。いづれ自分も。。。と考えると切ない気持ちになる。今を大切に生きようと思える一冊

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    2025年12月07日
  • 私の馬

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    ネタバレ


    「言葉で伝えること」の絶対性を疑う

    優子とストラーダは、言葉をコミュニケーションの手段として取らないという言う点で共通している。ストラーダは馬で話すことができない、優子は自分を守るために言葉を紡がないという違いはあるといえるが。そんな2人を周りは利用しようとするように見える。双方の対比が印象的だ。ところで人間にとって言葉で伝えるということは当たり前のことで、それが良いことなのか悪いことなのか疑う余地はない。しかし、その言葉は本当を映しているのだろうか。綺麗な情景についてもそのとき湧き上がった感情についても、まさしくぴったりだ、この言葉に違いないという表現を見つけることはできない。ストラーダ

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    2025年12月06日
  • 億男

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    お金の使い方は人それぞれ違うけど、お金自体の価値は平等に変わらない。変わるのはお金に揺さぶられる人の心。
    お金の勉強になる一冊でした。
    今年のサマージャンボは例年通り、残念な結果終わりました。

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    2025年12月06日
  • 8番出口

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    ネタバレ

    ゲームから入った人の感想です(映画は未視聴)。
    かの有名なP.T.を模したゲームですが、あのころは異変(間違い探し)に重点を置いたゲームはまだ無く、それが斬新で驚いたのを覚えています。ストーリーはないけれどシャイニングのパロで楽しませてくれ、ホラーだけど怖くない、そんな不思議なゲームです。
    今回、映画(小説)になるということでストーリーが必要となり、いろんな要素が追加されたようです。

    同じ場所をループするというのはリミナルスペースを想起させます。なかでもバックルームが有名ですね。日本にも「無限ループって怖くね?」というネスラがあるように、出口があるかも分からない場所を歩くのは不安や恐怖を煽り

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    2025年12月06日
  • 8番出口

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    ネタバレ

    ループする地下通路というゲームの構造を、そのまま“人生の迷宮”として拡張した中編だった。小説版の最大の魅力は、映画と異なり〈迷う男〉〈少年〉〈歩く男〉の三つの一人称で語られる点だ。ゲームでは無機質だった存在に、罪悪感や後悔といった“人間の物語”が宿っていく。特に、歩く男が「かつて普通の父親だった」と明かされる章や、少年の抱える歪んだ愛情確認のエピソードは、異変が“個人の心の傷”から生まれていることを強く印象づける。主人公が津波の記憶と向き合い、8番出口へ進む決断をするまでの過程は、まさに「無関心を続けるか、勇気を出して現実へ戻るか」という二択そのもの。ゲームの枠を超え、メディアミックス全体のコ

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    2025年11月30日
  • 8番出口

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    地下鉄構内に閉じ込められ、エンドレスに彷徨い続ける恐怖に慄く。脱出するには【異変】がキーポイントだが、行くも地獄、戻るも地獄である。一体誰に試されていたのだろうか。喩えようもない不気味な読後感。

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    2025年11月26日
  • 百花

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    川村先生の物静かな文体が好きで、心地良く、さらさらと読み終わるはずが、一応私も息子を持つ母の身としては、主人公の母の性格に「!?」となった。ただ、いったん母のパーソナリティを棚に上げて、川村先生の伝えたいであろう「記憶」について考えながら読むと、美しいタイトルをつけたなと、「百花」という一冊の物語のまとまりにうっとりとした。なんだかんだ、私はこの物語にどっぷりと浸かったのだろう。

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    2025年11月16日
  • 8番出口

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    ネタバレ

    先が気になってあっという間に読むことができた。最後は多分勇気を出せた展開だと思うが、それでよかった。

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    2025年11月13日
  • 8番出口

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    映画より先に小説版を読みました。
    さくさく読める本で、ところどころ遊び心もあったりで素敵だな〜と!
    ホラーチックなところが含まれていながらも、背中を押してくれるような部分もあり読んでいて面白かったです。
    映画から見た方が楽しめるかも?

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    2025年11月12日
  • 8番出口

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    ゲームもやってないし映画も観てないけど気になっていたので読んでみました!エンディングが分かりにくくて…映画も観てみようと思いました…

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    2025年11月09日