川村元気のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2020/12/13 21:30
あとがきのあとがきで著者が、
ただ一つだけはっきりしていることがある。この12人のおかげで、僕は今仕事がとても楽しい。理不尽な状況も、予期せぬトラブルも、失敗に対する恐怖も全て飲み込んで、「仕事。」に対する力が生まれた気がしている
と言っているのだが、読み終えた今、正直言えばそこまでの気持ちにはなっていない。これからなんだし、明日からの仕事が「仕事。」になるのか、いやできるのか?わからないんだけど、
数ヶ月前からずっと思っている、明日からの仕事に対して、早く事務所に行きたい!というようなワクワクした気持ちが持てる毎日を送れたらどんなに幸せかという気持ちを叶えることはできるのか、読み終えても答えはわからない。
でも新卒で入った会社からいろいろ転職を繰り返したけれど、過去に確かにあったそんな「日」、「月」でも「年」でもないんだけれど、を今一度迎えたいと痛切に思う。そのためには何もせず待っていたんでは絶対にダメなんだよな。それだけは腑に落ちた。
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Posted by ブクログ
これからの人生を楽しくする為の「仕事の教え」が詰まった本。
世界を面白くしてきた12人の巨匠たちの生の声が聞こえてきて、憧れと焦りを感じた。
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★概要
「私と同じ年の頃、何をしていましたか?」 「悩んだとき、どう乗り越えましたか?」 大人になってからのほとんどの時間、僕らは仕事をしている。 だとしたら僕は人生を楽しくするための仕事がしたい――。 映画プロデューサー、作家として躍進を続ける川村元気が、 12人の巨匠に学んだ、仕事で人生を面白くする力「壁を乗り越え、一歩抜け出す」唯一無二の仕事術!
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山田洋次、沢木耕太郎、杉本博司、倉本聰、秋元康、宮崎駿、糸井重里、篠山紀信、谷川俊太郎、鈴木敏夫、横尾忠則、坂本龍一
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12人の名前を見て、初めから知ってたのは10人。知らなかった2人は、話を聞いたり、作品を調べたりする中で、おぉ!この人が!ってなってた。
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けど、読み進めるほどに、実際はどんなことを考えて、何を成してきた人なのか、初めから答えられた人は、1人もいなかった。
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知ってるつもりだった。
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どの人からも共通して感じたことは、自分がやってきたことと合わせて、その時の世の中がどんな時代だったかを感じて、それを一つ一つ自分なりの言葉や表現で語る姿。
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同じ時代を生きてきた人たちでも、感じ方や捉え方が違っていて面白い。
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過去、現在とあって、最後には必ず未来について語る姿には、時代の流れをつかみながらも、まだ更に先をいこうとする背中を見せられた感じがした。
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それを憧れの様に見ている自分に気が付いて、憧れてる間は絶対に追いつかないなと思った。
#仕事。
#読書記録
#お金のための仕事
#人生を楽しくするための仕事
#自分次第 -
Posted by ブクログ
川村元気ってうまいこと時流にのってるだけの人だと思っていたんだけど、先日『百花』を読んでちょっと印象が変わりつつある、「本物」かもと。そんな彼が山田洋次、沢木耕太郎、杉本博司、倉本聰、秋元康、宮崎駿、糸井重里、篠山紀信、谷川俊太郎、鈴木敏夫、横尾忠則、坂本龍一というそうそうたる人たちと仕事(よくわかんないけど、金のためでなく人生を楽しくするために仕事をしたいと思っていて、そういう仕事を「仕事」でなく「仕事。」と呼びたいのだそう)について対談している。対談というよりは教えてを乞うているというスタンスかな。
秋元康が一番若い相手で、それ以外は昭和30年以前のお生まれの方々。いまノリにノッているというよりはすでに達観の域にあるような人たちで、その人たちの仕事観を知るのはなかなか面白かった。共通するのは専門にこだわらず何にでも手を出すところだろうか。あと、やっぱり30代くらいまでの経験がその後をつくると言っている人が多かった気がする。そう言われてしまうと希望を失ってしまいそうだけど、そこは川村元気がいい解釈をしてくれていた。30代までにやってきたことのなかに、生かせることがあると考えればいいんだな。
対談相手がみんな男性だったけど、女性も少し混ざっているとよかったのに。ただ、偏見だけどやっぱり男性の働き方と女性の働き方、仕事に対するスタンスや人生のなかの位置づけは違うかもなあ。
だいぶ年下の川村元気に対する各お相手の口調にも注目してみた。倉本、宮崎、糸井、谷川、鈴木、横尾、坂本の各氏は基本的に敬語で話していた。篠山紀信は自身が語っているんだけど、同じ目線という意味でのタメ口なんだろう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【あらすじ】
成瀬時生、新聞配達員。平凡な日々を送る彼が受けた余命宣告。絶望を抱えた彼の前に現れたのは、なんと自分とうり二つの“悪魔”だった。悪魔は提案する。「世界から何かを消せば一日命を延ばす」と…。2013年本屋大賞ノミネートの大人気作が遂にマンガ化!読めば必ず心に何かが残る待望の第1巻!!
【感想】
初め、小説が気になっていたけれど、何となく読む機会を逃していた。そうしたら、先にマンガを読むことができた。余命宣告を受け、自分とそっくりの悪魔が現れ、世界から何かひとつ消せば一日命を延ばしてあげよう。そう言われたら、誰もがそんなことを信じられず、頭が混乱すると思う。でも、それが本当だとわかったら…?わたしはどうするだろうか、と考えた。かわいい飼い猫のきゃべつを置いて死ぬのは忍びない。でも…自分ひとりの命のために、世界から何かひとつ消すなんてことができるだろうか。わたしにそんな勇気があるだろうか。本当に命が明日終わる、という状況に立ったことがないから想像できないけれど、主人公のように、何かを消す選択を自分にできる自信がない、いや、すごく迷うだろうな、と思った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【あらすじ】
一日を生きるために何かを一つ消さなければならない時生。そんな彼に悪魔は“花”を消すことを求めてくる。今まで花など贈った事がなかった時生だったが、これが“最後”となった時、様々な想いが駆け巡る…。淀川との恋、亡き母への想い、飼い猫キャベツへの愛情、読めばきっと心に何かが残る最新刊。
【感想】
主人公はひとつ、またひとつと、世界からものを消して、自分の命を延ばしていっている。しかもそのものは、主人公にとって思い出の詰まった大切なものばかり。それをわかって、悪魔はそのものを消せばいいと、意地悪く提案してくるのだ。嫌な奴だ、と思った。見た目は主人公と瓜二つなのに、性格や言動は意地悪この上ない。でも、消すと決めたその日、主人公はその日一日だけそのものを使うことができて、その大切さや、それがかけがえのないものであったことに気付くことができる。それは、悲しいことだけれど、とても大切なことでもあったと思った。主人公はあとどれくらい、生きられるのだろう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ原作を、表紙の猫に惹かれて何年も前に読んでおり、今になっての映画化ということで、その波に乗って登場したのですよね、この作品は多分。
人に薦められなかったら原作の文庫本だと思ってスルーしていました。あ、キャベツ側からの話なのねって言われるまで表紙見ても気づきませんでした。
どなたかも書かれてましたが、私も当初キャベツの語り口調、悪魔の語り口調、馴染めなくて若干もやもやしました。
でも読み終わってみたら、何だろう。
何年も前に読んだ原作よりも「いい」と思ってしまいました。もちろん原作読んだ上でのキャベツ側からのストーリーということでいいと思えるのだと思うのですが、それでも単純に「こっちのストーリーテラーのがいい」と思ってしまった。
読み手である自分が、原作を読んだ時よりも多くの人を喪ってきたせいか、それともこちらの著者である涌井学さんの文章力のせいかもしれません。
「ご主人様」とその大切なものとの関わりや繋がりがせつない。もちろんキャベツとの繋がりとキャベツを拾ってきた父さんや母さんとの関わりも。
「海の上のピアニスト」私のこれまで観た中のナンバーワン映画です。死ぬ前に観るなら自分なら「海の上のピアニスト」です。その映画が登場したこともじんと滲みたポイントの大きな一つ。