川村元気のレビュー一覧
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ネタバレ息子の学校の朝読書のために購入。読み終わったと言って持って帰ってきたので読んでみました。
普段手に取らないタイプの本で「どんな感じかな?」と読み始めましたが45分ぐらいで読み終えました。
ゲームを小説化したという内容とは聞いていましたが物語に上手く落とし込めていてすごいなと感じました。
最初に少し難しい単語があり、調べながら読んで、途中からはするする読める。中学生の読書初めにはいいんじゃないかなぁ。読める子は小学生からでも読めそう。
冒頭は普段本を読まない息子には難しそうだなと思いましたが出口探しのあたりは全然大丈夫、読み進められそうと感じました。息子に冒頭部分に出てきた漢字の意味をい -
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【要約】
男は地下鉄の出口から外の世界へ出られなくなる。壁には「8番出口から出ること」「異常があれば引き返すこと」という注意書きがある。異常が自分の現在や過去に関係している出来事だと気づきながら、男は選択を繰り返していく。
【感想】
読み終えたものの、主人公が出会ったおじさんや女子高生の意味は、はっきりとは分からなかった。ただ、自分なりに考えると、彼らもまた迷い、地下鉄に閉じ込められた存在なのだと思った。
最後に「もうひとつの8番出口」があったことは、選択次第でさまざまな道があるものの、最終的には決断しなければならない、という意味だと感じた。
読み始めたときは死後の世界の話だと推測していたが -
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恋とは何なのか、愛するとはどういうことなのか。それが分からずに苦しんで、だけど自分なりに精一杯向き合おうともがく人たちの物語だった。
実際に恋とか愛が何たるかを真に理解して生きている人なんてほぼいないだろうし、そもそも恋愛感情について一度立ち止まって真正面から向き合おうとする人は少数派だと思うけど、だからこそ私はその少数派の人間でありたい。タイパ重視ですべてが忙しなく過ぎ去る世の中でも、誰かを愛する気持ちだけは時間の波に飲まれないように守りたいと思った。
ボリビアのウユニ、ドイツのカニャークマリ、チェコのプラハ、アイスランドのレイキャビク。景色の描写がとても美しくて、訪れたことのない異国の風 -
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ネタバレ
「言葉で伝えること」の絶対性を疑う
優子とストラーダは、言葉をコミュニケーションの手段として取らないという言う点で共通している。ストラーダは馬で話すことができない、優子は自分を守るために言葉を紡がないという違いはあるといえるが。そんな2人を周りは利用しようとするように見える。双方の対比が印象的だ。ところで人間にとって言葉で伝えるということは当たり前のことで、それが良いことなのか悪いことなのか疑う余地はない。しかし、その言葉は本当を映しているのだろうか。綺麗な情景についてもそのとき湧き上がった感情についても、まさしくぴったりだ、この言葉に違いないという表現を見つけることはできない。ストラーダ -
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ネタバレゲームから入った人の感想です(映画は未視聴)。
かの有名なP.T.を模したゲームですが、あのころは異変(間違い探し)に重点を置いたゲームはまだ無く、それが斬新で驚いたのを覚えています。ストーリーはないけれどシャイニングのパロで楽しませてくれ、ホラーだけど怖くない、そんな不思議なゲームです。
今回、映画(小説)になるということでストーリーが必要となり、いろんな要素が追加されたようです。
同じ場所をループするというのはリミナルスペースを想起させます。なかでもバックルームが有名ですね。日本にも「無限ループって怖くね?」というネスラがあるように、出口があるかも分からない場所を歩くのは不安や恐怖を煽り