川村元気のレビュー一覧

  • 8番出口

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     映画を見た後に追体験のような感じで読み進め、迷う男の背景が深掘りされていて新しい見方が出来た反面他の要素の補完をもう少し描写してくれたら良かった。ただ原作のシンプルなゲームからこれだけストーリーを膨らませるのは凄いとも思えた。

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    2025年11月09日
  • 8番出口

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    ネタバレ

    結局あのおじさんもループに囚われてたって事? 主人公の喘息もコロナと関連付けなくても良かったのでは? 主軸がブレブレで、単なる凡作でした。

    ただ、ホラー描写はゲームを超えてて映画を観るのを躊躇う程でした。

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    2025年11月06日
  • 8番出口

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    ゲーム実況者がこぞって配信してたやつ。
    Audibleで拝聴。梶裕貴さん朗読。
    ホラーの割にはそこまで怖くなかった印象。
    苦手な人でも読めると思う。

    主人公は派遣社員で、実は元カノとの間に子供ができていて・・という経歴。コロナの後遺症で喘息になった という少し前時代になるけれど、タイムリーなところもあった。
    自信がなさげで、電車内では文句を言う人に対して注意ができなかったり、子供のことも元カノから「どうしても決められなくて・・どうする?」と聞かれても即答できなかったりと、私にとってはわかるわかる~と思うことが多かった。
    8番出口の異変を通じて、そんな自信のない自分と向き合い、成長を遂げる物語

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    2025年11月03日
  • 四月になれば彼女は

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    かなり難しくて何度も途中で読むのを辞めてしまいましたがやっと読み切ることができました。
    私はまだ恋愛経験がないので理解し難いシーンも沢山ありましたが、本当にこころから愛している人を精一杯愛す事が出来ればいいなと思います。
    弥生が可哀想だった。

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    2025年11月01日
  • 8番出口

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    ネタバレ

    【ご案内 】
    異変を見逃さないこと
    異変を見つけたら、すぐに引き返すこと
    異変が見つからなかったら、引き返さないこと
    8番出口から外に出ること

    これが、8番出口に辿り着くまでのルールだ。

    「異変があるか」それとも、「異変がないか」
    そう考えると、すべてが異変に見えてくる。

    1つ選択を間違えると、0番出口(振り出し)に戻る。

    このシーンを見て、自分は、きっと異変に気づける人ではないので、ずっと駅から出られないのではないかと考えると、かなり怖くなった。

    自分も迷路に迷い込んだかのように、続きが気になり、スラスラと読み進めることができました!

    映画だと映像もあって、よりスリルが味わえそ

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    2025年10月30日
  • 8番出口

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    映画未視聴でゲーム未プレイ(実況動画視聴済み)です。
    言ってしまえば進むor引き返すだけの無機質なゲームを映画化??と思てたけど、なるほど、世界観?設定だけ拝借してるってことね。
    ストーリー自体はこれまでの自分の人生を振り返って、自省した上で未来に向かって進んでいく、というまぁよくありがちな話だけど、最後はループを抜け出す→自分の選択次第で未来は変わるんやで、ということでいいのかな?
    ところでゲーム実況の人にしても、この小説の主人公にしても、おじさんに異変が無いか逐一確認してるの、毎回おもろい。誰かおじさんを助けてあげてほしい。

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    2025年10月30日
  • 8番出口

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    小説版。ゲームは最後まで進めることができませんでしたが、小説は最後まで読めました。恐怖とともに希望もあり、楽しめました!

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    2025年10月26日
  • 百花

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    母親の日記帳に泉のことが書かれておらず、読んでてとても心苦しくなった。愛情込めて育ててきた子どもを置いて出ていってしまう母親の気持ちにどうしても感情移入できなかった。
    そんな過去がありながらも泉が母親と向き合っていて、立派だなと感じた。



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    2025年10月10日
  • 8番出口

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    ゲームと小説は別物だな。
    自分が閉じ込められたらどんな選択をするんだろう。出口までいけるんだろうか?

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    2025年11月27日
  • 百花

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    認知症になった母と、その息子の話。

    私の祖母も認知症だったので、祖母のことを思い返してながら読んだ。
    あの頃私はまだ小さくて分かっていなかったことがたくさんあったけど、記憶がなくなっていく祖母も、祖母を支える母も、私の知らないところでたくさん辛いことがあったんだろうなと感じた。

    祖母が家族の名前を忘れていく姿を見て、小さかった私は案外素直に「病気だから」と受け入れることができたけど、母は辛かったろうなと思う。


    p.177-178に出てくる自分の記憶のメモが1番泣けた。
    あと認知症って、軽症の段階では本人も自覚があるのだと、新たな発見だった。

    そしてなぎさホームの環境、すごくいいなと思

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    2025年09月29日
  • 百花

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    母の不倫はどんな結末を迎えたのか。相手はどこいっちゃったの?
    読者の想像にお任せなのかもやっとする。
    自分もいずれ介護と向き合う時がくるのだと思うけれど、そういう悲観的で感傷的な状況にならないと思い出せない事もあるんだろうな。と。
    映画化されてるので観てみようかな。で、もう一回読みますか。

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    2025年09月23日
  • ぼく モグラ キツネ 馬

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    ネタバレ

    ストーリーはあるけれど、順を追わずにどのページから読み始めてもいいし、どこでやめてもいい。寄り添う言葉が沢山あるので、オラクルブック的にも使えそうな1冊。

    ぼくはモグラに出会う。2人はいっぱい話していっぱい色んな世界を知る。
    キツネと馬にも出会う。彼らが話す言葉のどれかしらには、何か刺さるものを見つけられるかもしれない。
    何を大切にして、どこを目指せばいいのか。

    コロナ禍真っ只中に出版されたので、いっそう読者の心に訴えてくるものがあったかと思う。

    手描き文字なのでアート性が高いけれど、個人的には逆にそれが読みにくさにも繋がってしまった。

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    2025年09月08日
  • 四月になれば彼女は

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    自分には難解でした
    点と点が繋がりそうで繋がらなかった
    もう一度読み直した方が良いのかな
    一方で深みにハマると怖い気もする…臆病者です

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    2025年08月20日
  • 私の馬

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    人が何かに魅了される様子をこれでもかというくらいに鮮明に描いた作品。

    ページを捲る手が止まらず、狂気にドキドキとさせられました。

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    2025年08月13日
  • 四月になれば彼女は

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    愛は美しいだけではないこと

    薄い氷のような表面だけ輝いている脆い幸せではなく

    深く相手を知って 考え 想う気持ち
    愛する、愛される努力を怠らないことの大切さを感じました

    そばにいて愛してくれる人を容赦なく、無意識のうちに傷つけてしまわないように、

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    2025年08月11日
  • 神曲

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    ネタバレ

    現代の国際情勢に照らし合わせて読んだらすごく響いた文章たち。作者の伝えたかったことなのかもしれない。
    「神様を信じることは別に悪いことじゃない。お金や株式、国家や会社とかも、ある意味みんな宗教だからね。そういうものがあるから、ひとは生きていけると思う。だけど、自分の神様以外を否定するのは間違っている。そこを否定しちゃうから戦争が起きる。答えがひとつしかないって、やっぱりおかしいと思わない?」

    「そう、壁だ。信仰の行き着く先にあるのは、高く聳える壁なんだ」
    「どうして生きることがこんなに苦しいのか、なぜこんなに辛い目に遭うのか。人は理不尽を壁に向かって嘆きながら、そこに神を感じるしかない」

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    2025年07月26日
  • 仕事。

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    川口さんが有名な方々から直接「仕事」をテーマに話を聞いた本でした。
    共通してることは行動したり、気づいたことをもとにそれぞれの信念がある。そして、それは自分の中で覚悟や責任を持っているからこそえられることなんだと。どこか他責にしていても変わることはない。変わりたければ、自責にして行動してそこから得られた経験を通して前に進むしかない。そんな令和にはあまりない青い炎を感じられる本でした。

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    2025年07月12日
  • 百花

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    認知症の母が見たかった半円の花火とは、有名な花火大会の湖に映る立派なものではなくて、アパートに隠れていて不恰好でも大好きな息子とその時見た花火だった。失ってから思い出すことが多すぎる。自分の家族が認知症になった時、もう一度読み返したいし普段から愛情をたっぷり込めて接したいと思った。主人公の妻の失って大人になっていくという描写があったが、逆に百合子は失って子供になっていくという描写だと思い辛かった。
    ただ、ストーリーや設定がわかりにくく説明不足であるとも思った。

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    2025年06月25日
  • 神曲

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    「神曲」(川村元気)を読んだ。

    うーん・・・

    人は何かにすがらずにはいられない

    のか?

    出版社の煽り文句ほどには感動もしないけれど
    言わんとするところはたぶん

    愛だよ!愛!

    (恥ずかしながら川村元気さんのことまったく存じ上げていなかったよ)

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    2025年06月01日
  • 世界から猫が消えたなら

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    突然余命宣告された青年の前に自分と同じ姿をした悪魔が現れる。悪魔は何かを失う事と引き換えに命を1日延ばしてくれると言うが…
    人は失ってはじめてその価値を知る。3.5

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    2025年06月01日