川村元気のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シリーズ2作目、嬉しい!
前作よりカラーが増した印象を受けました。淡い色で描かれた動物たちと自然の景色がきれい。
読者に語りかけるような言葉とともに、嵐のなかにあっても優しい世界が広がっていました。
心のの嵐をどう乗り越えていくのか――。
ぼくの不安や苦しい気持ちに寄り添ってくれる馬、キツネ、モグラたちとの旅路が描かれています。
じんわり沁みる言葉
優しさに包まれる言葉
ふんわり気持ちが解れる言葉
明るい気持ちになれる言葉
クスッとなる言葉
小さなスケッチひとつひとつに思いやりと温もりが感じられて、優しいハグをもらったような気持ちになる。
私の「好き」がいっぱい詰まってました。
食いしん -
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Posted by ブクログ
お金と幸せの答え、というテーマを追いかけた物語。宝くじに当たった主人公は、15年ぶりに再会したかつての親友に3億円を持ち逃げされてしまう。彼と3億円を探す中で様々なお金の話を聞くことになる。
印象に残ったのは2つ。1つは、「どれほどお金を持っているかよりも、お金の使い方で人間がわかる」ということ。お金にルーズな人間が嫌われたり、気風のいい使い方をする人が慕われていたりすることからとても納得をした内容だった。
もうひとつは、「欲がないといけない」ということ。主人公の別居中の妻は、お金を手にして失うのは欲である、という風に言った。お金が手に入ることで欲がなくなるというのは全く考えたことがなく、新し -
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Posted by ブクログ
以前から気になっていた絵本をようやく読みました。
まさかこんなに素敵な絵本だったなんて……
とても、とても良かった。
読み終えた今、温かな感情で満たされています。
今、大切に思う人すべてに贈りたいと心から思う。
「うっかり読み聞かせをすると、途中から出てくるのは言葉ではなく涙ですーーー」
と帯にあるのですが、私も例外ではありませんでした。
これまでの自分の人生や感情の記憶が呼び起こされ、気づいたら自然と涙が流れていました。
綴られているのはシンプルな言葉。
ペン一本で描かれたイラスト。
少ない言葉だからこそ、より伝わることもある。
だからこそ、より心に寄り添い、深く心に染み入るのだと思う。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ大学時代ぶりの再読。
自分の置かれている状況や環境が変化すると、1冊の本に対する感じ方もまた変わる。今の自分にドンピシャ刺さる本だった。自分は、愛するということを本当にしているのか?愛されることで満足していないか?本当の意味で人を愛すということを、これから自分はしていかなきゃいかない。いや、したい。
私たちは愛することをさぼった。面倒くさがった。
些細な気持ちを積み重ね、重ね合わせていくことを怠った。このま、ま、私たちが一緒にいることはできない。私は失ったものを、取り戻したいと思っています。たとえそれが、カケラだとしても。
わたしは愛したときに、はじめて愛された。
それはまるで、日食のよう