川村元気のレビュー一覧

  • 世界から猫が消えたなら

    購入済み

    詩的

    重いテーマを扱っているにもかかわらず,その情景は淡く繊細で,唯一異彩を放つ悪魔でさえ憎むことができなかった。
    未来を恐れて嘆くより,今ある体温を思いきり味わうこと。

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    2020年07月17日
  • 小説 映画ドラえもん のび太の新恐竜

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    めちゃめちゃ泣いてしまった。のび太が優しすぎる。
    子育て世代のママパパにこそ読んで欲しい。のび太のキューに対する思いが、自分が子供に対する思いと完全に重なってしまう。
    友情あり、冒険あり、ちょっとした謎解きもあり、子供も大人も楽しめる、すごくいい小説でした。子供も恐竜に興味を持つんじゃないかな。
    作者が作品に込めた思いも色々感じとれました。
    早く映画観たいなー。

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    2020年05月17日
  • 仕事。

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    ネタバレ

    20200507_仕事。
    山田 「これだけあいつがやりたいと言うなら、ひょっとして、ひょっとするのかも」というか、みんなが反対したけどものすごくやりたい人が一人いた案件のほうが、成功する確率があるんじゃないかな。

    沢木 僕が書いた『凍』という本のモデルでもあるソロクライマーの山野井泰史さんってすごい人がいて、“アルパインスタイル”といって、集団ではなく一人で登れる山を最小限の荷物で数日で登頂して下りてくる。だけど、一人で登れない山もあり得るわけで、そういうときにソロで生きられる力のある人が緩やかなパーティを組むのが、何かを達成するときにはいちばん強い。だから、大切なのは「どこにいてもソロで生

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    2020年05月07日
  • 小説 映画ドラえもん のび太の新恐竜

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    出会いと別れ
    人を思いやる気持ちの心
    改めて、自分さえ良ければよいという考え方は、
    間違っており、人の為に何をしたら良いのか、何が出来るのかを改めて感じさせて貰いました。
    大人の方、ドラえもんをバカにしては行けません。
    まず、読むべし。
    皆さまも、是非!

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    2020年03月25日
  • 小説 映画ドラえもん のび太の宝島

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    ネタバレ

    ≪引用≫










    「確かに、ぼくたちはまだ子どもだよ。わかってないことばかりだよ。
    でも、大人は絶対にまちがえないの?
    ぼくたちが大事にしたいと思うことは、そんなにまちがっているの?
    きっと他に方法があるよ!きっと…、何か見つかるよ!」

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    2019年12月12日
  • 億男

    購入済み

    大好きなお金の本

    タイトルに惹かれ、手にした。
    本書はお金に対する小説であり、本来学校や家庭で一番教育する必要があるのもにも拘わらず、日本では全くされていないお金にまつわる話である。

    お金が好きな人、または小お金持ち気分になりたいかは、ぜひ読んでください。
    お金は素敵なものですね!

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    2019年03月17日
  • 仕事。

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    山田洋次 真似ぶ
    沢木耕太郎 どこにいてもソロで生きられる力をつけろ
    杉本博司 アートの理解にヒストリーやセオリーの勉強が必要
    30代前半までにやることが見つからなければ人生やることない
    自分で売る込め
    独学の姿勢があらゆるやりたいことを可能にする
    秋元康 これがやりたいがためにつくったというキービジュアルがないとだめ
    エンターテイメントにも知性や深さが必要
    宮崎駿 作品を見るのと物を見るのは違う

    糸井重里 作品で満足せず商品にして満足する
    ショートケーキにイチゴを乗せる仕事
    横尾忠則 自分を変えたいなら環境を変える
    ダヴィンチ 絵に勝るものはない
    ゴッホとゴーギャンの区別がつかなくてもい

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    2018年12月03日
  • 仕事。

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    こういうひとたちが、この世界の何パーセントを占めているんだろうか?
    知っている人の知らない仕事論。おもしろかった。まだまだ読みたい。

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    2018年11月21日
  • 仕事。

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    川村元気さんの名前は「君の名は。」をきっかけに知って、すげえ人がいるもんだとは思ってた。それが書店でこの本を見かけて、手に取った動機の一つでもある。
    物書きとして生きている自分にとっては、その辺のビジネス書よりもよっぽど胸に迫るものがあった。恥ずかしながら名前を見てその人がどんな活動をしてるのかってのが半分くらいしか分からなかったんだけど、こんな人生の先輩達に話を聞ける川村さんが羨ましすぎる。
    じっくり時間をかけて読み終わったけれども、一度読んだくらいで12人の先輩方が授けてくれた言葉を完全に受け止めきれるはずもなく。これからもふとしたときに読んでいきたい。バイブル的に手元に置いておきたくなる

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    2018年10月07日
  • 世界からボクが消えたなら ~映画「世界から猫が消えたなら」キャベツの物語~

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    「世界から猫が消えたなら」は絶対に本より映画の方がよかったと思ってるんだけど、これは本家の小説より感動した。
    「世界から猫が消えたなら」の世界を、猫であるキャベツの視点から描いた物語。話の展開は知っているし、オチがどうなるかもわかっているんだけど、キャベツがひたすら可愛い。ちゃんとご主人さまを甘えさせてあげたり、シャワーを浴びたらマーキングしにいったり、ご主人さまを悲しませる悪魔には冷たかったりと本当にいいキャラをしてた。
    「ご主人さまがボクを飼ってるんじゃなくて、ボクがご主人さまのそばにいてあげてるんだ」と言ってたキャベツが、物が次々に消えていく一週間を通じて変化していったご主人さまと同じよ

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    2018年02月05日
  • 世界から猫が消えたなら 4巻

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    “時計”が消される事で時計屋を営んでいた父を思い出す時生。仲たがいをしてしまった父への想いをめぐらす中で、母がずっと家族で過ごす幸せの時間を願っていた事に気が付く。そんな中、残酷なまでの悪魔の提案が!? 「世界から猫を消しましょう」…時生の決断は!? 読んで泣けて考える最終巻!!

    【感想】

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    2017年08月01日
  • 世界からボクが消えたなら ~映画「世界から猫が消えたなら」キャベツの物語~

    Posted by ブクログ

    「世界から猫が消えたなら」(以下せかねこ)の解説本的な本。せかねこではハッキリと説明されなかったことがより明確に語られる。

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    2016年10月22日
  • 世界から猫が消えたなら

    購入済み

    世界から猫が消えたなら

    猫のこまやかな情感の波が、人間のおろかさやかなしみを労わり癒してくれる「魔法」。ピュアな語り口でつづられていると思います。出会いの縁あって暮らした皆さんを想い、幸せな心持ちになれる作品です。

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    2016年07月07日
  • 世界から猫が消えたなら

    Posted by 読むコレ

    前半で油断したな~
    いなくなっちゃう話はダメだよ!

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    2013年04月05日
  • きみをわすれない ぼく モグラ キツネ 馬 そして嵐

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    続けて読んだ。引き続き説教深く、哲学っぽい。大事なことが書いてあるのはわかる。でもどうもしらけてしまう。みんながいることの尊さが描かれているが、そのみんながいない人、実感できない人にはどう届くのか。「おまえが愛するひとたちのことをおもうときは ちゃんとじぶんのことも、そこにいれろよな」という言葉に、虎杖悠仁を思い出したマンガ脳。

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    2025年12月18日
  • ぼく モグラ キツネ 馬

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    若干の説教くささを感じたが、今の自分の精神状態も反映しているのだろう。どこかで聞いたような言葉、基本的に良い言葉が語られている。ときどき読み返すといいかもしれない。

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    2025年12月18日
  • 8番出口

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    ゲームが元ネタだったとは知りませんでした。そう思って読み返してみると確かにおじさんのような登場人物はゲームキャラのような感じがします。考えさせるラストもいいですが、自分的にはしっかり物語をしめてほしかったです。

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    2025年12月15日
  • 世界から猫が消えたなら

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    ネタバレ

    脳腫瘍で余命1週間と宣告された青年が、「世界から何か一つ消すごとに1日延命する」という契約を悪魔と交わし、手に入れた時間で人生を見つめ直す。
    悪魔の語り口が要所で残酷ながらとても軽妙なため、何となく青春小説と言うより思考実験的な雰囲気にまとまっている。「僕」も悪魔も少し説教くさい気もするが、人生とは「あってもなくてもいいものの集合」であり「選ばなかった人生に対する後悔の積み重ね」なのだと言う悟りは胸に刺さった。確かにそう考えると、自分の人生の数多の後悔も少し報われるように思えて嬉しい。

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    2025年12月14日
  • 8番出口

    Posted by ブクログ

    原作ゲームの世界の特徴を活かしつつ、物語が広がっていておもしろい。エンタメのプロの仕事を見た気がする。

    映画ありきの小説だからか、ホラー描写はあっさりしているように感じた。映像で見たら怖いやつだなと思うけど。

    ホラーは怖いから映画は。。。でも内容は気になる、という人にはおすすめ。

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    2025年12月14日
  • 世界から猫が消えたなら

    Posted by ブクログ

    前情報全くなく、薄いから読みやすいかな?くらいで読み始め、なかなか考えさせられる作品でした。最近こんな感じの小説を読んでなかったので
    新鮮でした。

    冒頭から余命宣告!さらに悪魔君現れ、余命1日。
    何かを世界から消すことで1日寿命がのびるというオハナシ。
    携帯電話無くなったら・・・
    時計が無くなったら・・・

    無きゃ無いなりに生きていける。
    でも大切な人やネコを消してまで
    生きられない。

    シンプルなオハナシだけど、
    親や大切な人との時間はら無くなってはじめて
    その大切さに気づくなんて知ってるはずなのに、やっぱりわかっていない自分がいた。

    改めて教えてくれてありがとう。

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    2025年12月02日