神曲

神曲

作者名 :
通常価格 1,705円 (1,550円+税)
獲得ポイント

8pt

    【対応端末】
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ
    【縦読み対応端末】
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

※縦読み機能のご利用については、ご利用ガイドをご確認ください

作品内容

小鳥店を営む檀野家の平穏な日常は、突然終わりを告げた。息子が通り魔事件で刺殺され、犯人は自殺。地獄に突き落とされた父、母、姉の三人が、悲しみと怒りを抱えながらも足搔き、辿り着いた先にあるものとは。次々に明かされる家族の秘密、ラスト20ページの戦慄、そして驚嘆の終曲。震えるほどの感動が待つ、著者渾身の飛躍作。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
新潮社
電子版発売日
2021年12月03日
紙の本の発売
2021年11月
サイズ(目安)
1MB

神曲 のユーザーレビュー

感情タグBEST3

感情タグはまだありません

    Posted by ブクログ 2022年02月01日

    怖くて、面白い。新聞広告で本書を知り、初めて読んだ著者だったが、まず筆力に圧倒された。理不尽な通り魔事件がテーマか…と思いきや、新興宗教、カルト、哲学、エルサレム…。巧みな3部構成に引き込まれ一気に読み進め、ラストは思いもよらない結末。良い作品に出会った。少し時間をおいて、再読してみたい。

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2022年04月07日

    息子を亡くしたことによって、宗教にハマっていく母とそれに対する娘と父の話
    読んでて苦しくなる部分があったが、非常に考えさせられた。
    個人的に遠い話ではなかったので、この作品の娘の位置になる可能性も父の位置になる可能性もあったのかと考えると、深く重く心にのしかかるものがあった。
    父も母も娘も正であるが...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2022年04月04日

    この作品は宗教/神について真正面から論じたものではないと思う。タイトルから「読み難い」んじゃないかと思っていたが、サクッと読めた。

    何かに縋らなくては生きていけなくなった人の哀しき姿と家族の困惑、そしてそれらから解き放たれるまでを描いたもので、エンタメとしても楽しめる作りになっていると思う。

    ...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2022年02月07日

    川村元気さんの新作は「神」をテーマにした長編小説。小学生の息子が通り魔に殺される事件によって、傷ついた被害者家族が宗教にハマっていく様が描かれる。父親・母親・娘視点で進む3章構成であり、最初の父親・母親視点はとにかく弱った人が宗教に依存していく様が描かれていてリアルすぎて怖いくらいだった。最終章の娘...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2022年01月10日

     「君がおかあさんを信じる気持ちと、おかあさんが信じている神様を信じられない気持ちは両立すると思う。
     人は時に、複雑な信仰を持ちうるんじゃないかな」

     本書では、当たり前だが神とは何であるか明言していないし、できない。
     それぞれの登場人物が信じる者は何か、縋りたいものは何かがバラバラだ。
     そ...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2022年01月03日

    人は判断するよりむしろ信じたいという言葉があるように何かに縋りながら生きていきた方が楽なのだろう。そのもっともな例が妻である。確かに縋れる対象があれば精神的にも楽だが、それは虚しいようにも思える。なぜならそれは他人の基準、今回で言えば神様を基準に判断しており、自分では何一つ判断していないからである。...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2021年12月23日

    ダンテの神曲やら天童さんの「永遠の仔」やらを想像したが…信仰心のない身からすると「神を信じる人達の気持ち」は知りたいが、その答えもあるような無いような…てんこ盛りの内容に紛れてしまった感じ。「神が集まり過ぎると戦争が起きる」「信仰の行き着く先にあるのは高く聳える壁だ」「人は理不尽を壁に向かって嘆きな...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2021年12月15日

    神はいるのか、いないのか。
    いるとしたら何なのか。
    答えの出ない問いに挑む主人公達。
    読み進めながら、自分にも問いかけてみたけど、答えは出ないまま。
    永遠の難しいテーマだなと、つくづく感じた。

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2021年12月09日

    この作品は通り魔事件によって、小学生の息子奏汰を突然亡くした母の響子、父の三知男、義理の姉の花音がカルト教団「永遠(とわ)の声」に入信する話です。

    宗教って何なのかなあと思いました。
    響子にとっては信仰は息子の奏汰に再会する場だと信じ込んだので、花音や三知男を誘った訳ですが。
    三知男は妻の為に入信...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2021年12月04日

    息子を通り魔に殺された一家の破滅と再生の物語。
    愛する子を亡くし悲嘆にくれ自分の悲しみの中に閉じ籠る母、悲しみつつも何とか生活していこうとする父、ほとんど口も利かなくなった姉。三様の悲しみ、辛さの中、母親が少しずつ明るさを取り戻しできた。それはある宗教団体の合唱グループに入った事がきっかけだった。そ...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

関連書籍

無料で読める 小説

小説 ランキング