平井正穂の作品一覧

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作品一覧

2020/04/21更新

ユーザーレビュー

  • ユートピア
    今作を精読するだけでも、ルネサンス、宗教改革期の荒れ狂う時代を、一個人がどう思い、何を理想に掲げ生き抜いたのかという細やかな内実に踏み込むことができる。
    モアの思想の底流には、カトリックの教えとそこから溢れ出るヒューマニズムが顕在してる。
    ユートピア文学というジャンルにおける古典中の名古典。実際の体...続きを読む
  • ユートピア
    トマス・モアといえば映画「わが命つきるとも」を思い出すのですが、ヘンリー8世の離婚に宗教的な信念から最後まで反対し、最後は斬首されてしまいます。そんなモアが1516年(つまり今からおよそ500年前)、38歳の時に執筆したのが本書になります。ユートピアは「どこにも無い」という意味のモアの造語です。

    ...続きを読む
  • ガリヴァー旅行記
    一度全て読めば、誰もが驚くだろう。
    幼少期の頃に読んだガリバー旅行記のファンタジーな雰囲気とは一転、物語後半に進むにつれて、人間世界への疑問、皮肉、風刺へと変わっていく。

    理性的な馬の国で見たものは衝撃的で、フウイヌムがいかに賢明な生き物かが分かる。

    人間社会は欲にまみれ、利己的で、暴力が絶えな...続きを読む
  • ガリヴァー旅行記
    小さい頃に絵本?か何かで軽く読んだことはあったが、原作を読んでみるとあの時感じた奇想天外ファンタジー感とは違ったテイストだった。

    3章のラピュータは王立協会を皮肉っていると言われていたり、社会批判と受け取れれるシーンも多い。スウィフトが生きていたイングランドの現実を如実に描いた作品。
  • ロミオとジューリエット
    たまたま入った中古書店で安く売られていたので、購入して読むことにした。
    本作を読む前に、ハムレットとマクベスを読んでいたのである程度は作者の傾向というものは理解していたが、本作はこの理解を上回っていた。
    シャイクスピアの作品の中では一番好きかもしれないと思っている。

    あらすじはあまりにも有名すぎる...続きを読む

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