ユートピア

ユートピア

935円 (税込)

4pt

表題の「ユートピア」とは「どこにも無い」という意味のトマス・モア(一四七八―一五三五)の造語である。モアが描き出したこの理想国は自由と規律をかねそなえた共和国で、国民は人間の自然な姿を愛し「戦争でえられた名誉ほど不名誉なものはない」と考えている。社会思想史上の第一級の古典であるだけでなく、読物としても十分に面白い。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

ユートピア のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    表紙にあるように、読みものとして十分におもしろかった。当時のイングランドの腐敗した政治形態を暗に批判するために生みだされた理想郷・ユートピアは、現代を生きる我々にとっても、一見理想的に感じられる。
    理性至上主義、人民の同質化と差別化の巧妙なバランス、根本にある無条件の崇拝・信仰は、彼らの人生を代替可

    0
    2024年06月18日

    Posted by ブクログ

    今作を精読するだけでも、ルネサンス、宗教改革期の荒れ狂う時代を、一個人がどう思い、何を理想に掲げ生き抜いたのかという細やかな内実に踏み込むことができる。
    モアの思想の底流には、カトリックの教えとそこから溢れ出るヒューマニズムが顕在してる。
    ユートピア文学というジャンルにおける古典中の名古典。実際の体

    0
    2023年06月22日

    Posted by ブクログ

    トマス・モアといえば映画「わが命つきるとも」を思い出すのですが、ヘンリー8世の離婚に宗教的な信念から最後まで反対し、最後は斬首されてしまいます。そんなモアが1516年(つまり今からおよそ500年前)、38歳の時に執筆したのが本書になります。ユートピアは「どこにも無い」という意味のモアの造語です。

    0
    2023年04月30日

    Posted by ブクログ

    南米のどこぞにある「何もない処」ユートピア
     そこの土人は、既製品で皮製の服を與へられるとか、書かれた当初の英国人的に屠畜は調理の醍醐味だと思ふんだけど、ユートピア人は牛を屠る奴隷(はユートピア人一人につき2人宛がはれる)がゐるとか、えーと。
     その半月上の島から500マイルの彼方にすさんだところが

    0
    2021年05月18日

    Posted by ブクログ

    「ユートピア」という言葉は、「空想上の」あるいは「理想的な」という意味で使うことが多いだろう。トマス・モアの造語であるユートピアはギリシア語で「どこにも無い」を意味する。表題の『ユートピア』はどこにも無い国なのである。

    『ユートピア』はユートピア国に滞在したラファエル・ヒロスデイが語った見聞をモア

    0
    2021年01月22日

    Posted by ブクログ

    中世からルネサンス・宗教改革の過渡期を生きたトマスの ・モアが残した著名な社会思想上の古典。この歳になるまで読まずに来てしまったが、もっと早く読んでいれば受け止め方も違ったなもしれない。

    0
    2017年03月19日

    Posted by ブクログ

    「ミスラ」が出てくる。どこかで目にした言葉だなと思っていたが、「MISRA-C」でしたね。
    ユートピアでも人は神を、宗教を求めるのかとも思ったが、人間そんなものなのかもしれない。

    0
    2014年12月07日

    Posted by ブクログ

    幸福な社会に関する名著
    不幸の起源が理解できる
    人を、社会を「全体幸福」につなげる方法がこの本
    美しい内容

    0
    2012年03月04日

    Posted by ブクログ

    ガリバー旅行記と同時期に購入。

    世界史でおなじみトマス・モアのユートピア。

    ぶっちゃけ面白くはない。

    ただ、ヨーロッパ成長過渡期の人々が、良い国家を作ろう、文明を作ろうと奮闘したことを思うとロマンを感じる。
    最後のラファエルおしゃべり氏の「もう黙ろうと思う」に、複雑な気持ちになる。

    おもしろ

    0
    2012年02月20日

    Posted by ブクログ

    ◯これがなぜユートピアと思えるのか
     →あくまで当時の時代を考えなければなんとも言えない。1500年代は暗黒時代?大航海時代に近い。富を蓄えようとしている時代。イギリスではディスクロージャー政策が横行していた頃。
     →トマスモアはまさに富の蓄積について疑義を呈している。貨幣の否定、労働者への敬意など

    0
    2023年03月05日

ユートピア の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

岩波文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す