柳美里の作品一覧
「柳美里」の「JR上野駅公園口」「オンエア」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「柳美里」の「JR上野駅公園口」「オンエア」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
1994年、「石に泳ぐ魚」を文芸誌『新潮』に発表。1996年、『フルハウス』で第24回泉鏡花文学賞、第18回野間文芸新人賞を受賞。1997年、『家族シネマ』で第116回芥川龍之介賞を受賞。2020年には、『JR上野駅公園口』で全米図書賞翻訳部門を受賞した。
小説・文芸
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Posted by ブクログ
重い。柳美里さんに対してヘイトリプライをしている人が大勢いるらしいけれど、この本読んでみたらよいよ。日本の構造的な問題に対してこんなに視座をもって描き出せる筆力の凄さに、何も言えなくなると思う。主人公は、山手線に飛び込んで轢死し、その魂が語るところから始まるけれど、天皇制とのリンク、地方からの労働力があっての大イベントや高度成長。上野の山を切り口にするとこれほどまでに様々なことを見ることができるんだと驚き。また相馬の地方色と、ならではの問題。また東日本大震災。詰め込みすぎという書評もどこかで読んだけど、人の人生って多岐にわたって色々なことが起きているから、きっとこういうもの。それに気づかないん
Posted by ブクログ
久しぶりに凄みを感じる小説だった。
東京・上野周辺のホームレスに東北出身者が多いことも、彼らの多くが高度経済成長期の出稼ぎや集団就職で上京した人々であることも知らなかった。そもそも私は、ホームレスとは社会や家族との縁が切れた人たちだと思い込んでいたので、家族のために金を稼ぎ続けるホームレスがいることに衝撃を受けた。
妻や子どもを生かすために、自分は家を持たず働き続ける。しかもその家族とはほとんど会えない。その生き方はあまりにも過酷で、簡単には理解できない。
時代は変わったが、私たちは生きるために働いているのか、それとも働くために生きているのか。そんなことを考えさせられた。
また、内容だけ