柳美里のレビュー一覧

  • 国家への道順
    差別の心は〝普通〟に僕らの周り溢れている。「子煩悩な普通の父親」や「ボランティアにいそしむ普通の女性」の心にも。無知や無関心は差別を生む。それを解きほぐすものは、相手のことを知ろうとする「対話」の中に。
  • ねこのおうち

    ねこのおうち

    心暖まる作品です
    初めて
    最後まで読むことができた本です
  • 自殺
    人生観がかわった。
    何度も読みたい本。
    全てを飲み込むわけではないけれど、
    こういう選択肢もおかしくはないかもしれない。
  • 自殺
     ひとはなぜ自殺をするのか。

     自殺は人間だけが行います。ライオンもコンドルも自殺しません。だから私は、自殺は最も人間的な行為だと思うし、人間だけに与えられた特権だということができると思います。

     ひとが自殺をする理由はひとが生きる理由ほどあるんです。けれどひとが死を選ぶ本質的な理由は、自己の尊...続きを読む
  • 自殺
    「自殺は生きる意味と価値を喪失した結果」

    ちょっと・・・たまに・・・自殺願望が沸々とわいてくるので、この本を読んだ後は、どっぷりとマイナス思考に落ちました。

    それほど心を抉り取るような講演録、そしてエッセイです。

    きれい事じゃない、心の闇を貫きます。

    私は「死」に近い仕事をしています。
    次の...続きを読む
  • タイル
    初めて読んだ柳美里作品。エロティックで不思議な感じが面白かった。
    初めて読むにはオススメできないけど、柳美里作品を読んでどのようなものを書くのか理解してからなら大丈夫かも。
    私は一番好き。
  • 水辺のゆりかご
    なんか壮絶な話だった。
    自伝だけど・・・。(この本だったよね?)
    でもなんか救われた気がした。これ読んで。
    救われる要素は微塵もないのに。
    一回頭が壊れてももとにもどれるんだね。
    柳さんの他の作品も芝居も観たことないんけど、(三月兎だっけ?)また自虐系だったら嫌だなと思って敬遠してる。
  • 自殺
    好きです。
    好きすぎて買ったり友達にあげたり買ったり友達に貸したままだったりを繰り返しています。
    高校生は読むべきです。
  • 水辺のゆりかご
    私はあまりエッセイを読まないのですが、柳美里さんの作品に熱中するようになったのはこの本からでした。
    彼女特有の鋭利な文体と、少女時代の記憶。
    幻想のようでありながらこれは真実であった、そう気づく度にぐっと惹きこまれていきます。
  • グッドバイ・ママ
    ◯ただただ悲しい。
    ◯この本はちょっと読みにくいところがあり、かなりとっつきにくい人もいるのではないかと思う。冒頭を読んだ時、まさかこのまま行くのではあるまいな。。。と思ったら最後までやり通した。読みにくいが、精神状態を率直に表現できており、読んだ文章が頭に再生されるほど、まさに脳から同じ精神状態に...続きを読む
  • ねこのおうち
    捨て猫とそれに関わる人たちをめぐる物語を
    独特な語り口調で書き綴られている連作短編。
    はじめの1話目はノラ猫好きにはとてもきっつい話なので
    家で読むことをおすすめします。
  • JR上野駅公園口
    1人のホームレスの語りによって、彼自身の人生と、ある日の上野駅公園口前の情景が交互に物語られる。

    福島県相馬地方の真宗門徒集落に生まれた男は、生家の貧しさから青年期より出稼ぎに赴き、オリンピックの建設ラッシュに沸く東京へもやってくる。降り立ったのは東北への玄関口である上野駅だった。
    やがて出稼ぎを...続きを読む
  • 掌篇歳時記 秋冬
    短編小説。
    中には情景がぼんやりしたまま終幕になったものもあるが、大半は程よく心地良い作品。
    日本には暦のほかにこんなにも豊かな四季の表現があると温かさも得た。
  • 掌篇歳時記 秋冬
    12名の著名な作家の短編が72候の解説と一緒に読める、ある意味で贅沢な本だ.重松清の鷹乃学習(たかすなわちがくしゅうす)は父親としての最後の旅行で息子の翔太を見つめる親心がうまく描写されている.筒井康隆の蒙霧升降(ふかききりまとう)は戦後の風物詩を散りばめた彼独特の文章でしっかり意見を述べているのが...続きを読む
  • 掌篇歳時記 秋冬
    物語ではなく、読書そのものと、日本の繊細な四季の移ろいを味わう一冊。初めて読む作家さんもいて楽しかった。
  • ねこのおうち
    生と死に向き合う柳さんらしい目線で描かれた猫のお話。

    正直、序盤で読むのが辛くなった。
    野良猫を取り巻く厳しい現状と、手を差し伸べる人達。
    可愛い、可哀そう、癒される、そういうファンタジーではない、リアルな野良猫たちの物語。
    野良猫の生と死と、人間の生と死を絡め、胸苦しくなるものの、ラストは救われ...続きを読む
  • ねこのおうち
    捨て猫から人間の本質を見つめる。
    人間は見たいものしか見ない性質を持っている。
    人間の生と死も見つめる。
  • 貧乏の神様 芥川賞作家困窮生活記
    作家という稼業は、売れているのはほんの一握り、流行が去るのも速いし…とはいえ、柳さんは芥川賞まで取ったメジャーな作家さん。
    何故困窮生活?と思って読んだが、なるほどその行動力によるものが大きいのかも。
    しかし困窮しながらも、必ず手を差し伸べてくれる人がいて、その人徳も柳さんの行動力からくるものなのだ...続きを読む
  • 飼う人
    表紙の絵とタイトルから何か凄い怪しい雰囲気があったのですが面白かった。
    イボタガでちょっと笑ってしまい羽化したらどうなるのか凄く気になってたらツマグロヒョウモンに繋がってたのは良かった。(最後は切なくなった)
    他の話しも独特で良かった。
  • 飼う人
    生き物を飼う人のはなし。
    ■イボタガ
    「羽化しなければ、別れる」と決めた女性のその後が気になるラストだった。まさか続編が最後にあるとは。
    どんどん噛み合わなくなった夫婦。
    夫に対しての愛情が、全くなくなったわけではなく、どこかで相手に求める部分があったのだろうな。
    ■ウーパールーパー
    職をリストラさ...続きを読む