JR品川駅高輪口

JR品川駅高輪口

814円 (税込)

4pt

全米図書賞を受賞しベストセラーとなった『JR上野駅公園口』。受賞作と同じ「山手線シリーズ」として書かれた河出文庫『まちあわせ』を新装版で刊行。居場所のない少女の魂に寄り添う傑作。

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JR品川駅高輪口 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    絶句した
    この小説を表す言葉を僕は多分持たない

    生と死の境界はどこにあるんだろう
    なぜ私は生き、そして死ぬのだろう
    果たしてこの世界に生きる価値なんてあるのだろうか
    苦しいだけの友人関係
    家族からの疎外
    追い込まれる、孤独
    死ぬのは簡単だ
    黄色い線を踏み越えればいい
    はたまたわざわざ死ぬ価値なんて

    0
    2021年03月31日

    Posted by ブクログ

    柳美里『JR品川駅高輪口』河出文庫。

    『JR上野駅公園口』に続く山手線シリーズの第2弾。

    電車の中で飛び交う乗客たちの断片的な会話が都会の喧騒と忙しさと主人公の女子高校生の居場所を失った孤独感を表現するかのようだった。この雰囲気はと思い出してみると、大昔の真面目な頃のNHKのドラマではないか。

    0
    2021年02月21日

    Posted by ブクログ


    高校生の百音は形だけの家族との生活、形だけの友人関係に生きている価値を見出せなくなる。毎日の日課は自殺願望を持った人たちが集う掲示板サイトを見ることだ。

    百音は心の中での話し方は淡々としており、自分の気持ちなのにどこか他人事のようだ。
    生きているのに、生きている実感がないように感じる。

    物語の

    0
    2024年08月28日

    Posted by ブクログ

    年間3万人を数える日本国内における「自殺」。本書は作家、柳美里が一人の少女を通して問いかける「生と死」の意味。圧倒的なリアリティを持つ電車のアナウンスや、車内や女子高生同士で語られる「会話」が秀逸。




    本書は作家、柳美里さんが1998年以降、 自殺者連続3万人の日本社会に問う長編小説です。よく

    0
    2024年07月09日

    Posted by ブクログ

    「山手線シリーズ」第4作

    もともとは、2016年に出版された『まちあわせ』を改題したもの。その経緯については、著者による「新装版あとがき」にて説明されている。
    第5作があの『JR上野駅公園口』なので、遡って、逆回りの山手線にのっているような感じです。

    『JR上野駅公園口』が時間軸が長く時代背景の

    0
    2021年10月17日

    Posted by ブクログ

    山手線三部作の中ではこれが一番救いのあるような気がしたが、主人公の女子高生がなんというかおばさんっぽくて、リアリティーがないというか…。綿密な取材の上に成り立っている上野の方が面白かったし、リアリティーは高田馬場の方がもっとあって共感できた。

    0
    2021年08月25日

    Posted by ブクログ

    生と死の違い。がテーマかな。
    情景の描写が多く他人の会話で話が小説のいたるところで出てくるけど、特別な意味を持ってるとも思えない。けど、最後に聞こえてくる音だけは防げないっていう説明があって確かにそうかも、と思った。居場所のない少女。悲しい話

    0
    2021年04月08日

    Posted by ブクログ

    『JR品川駅高輪口』柳美里

    死にたい、と思ってみてるだけ。

    わたしは、いま、生きている。

    どんなに残酷でも、人生は生きるに値する。


    ------
    山手線シリーズ。今回は女子高生が主人公。女子高生あるある描写が辛辣でよい。イツメン。

    ああ、「自殺」を書いた柳美里さんならではだなあ。
    最後に

    0
    2021年02月23日

    Posted by ブクログ

    女子高生ってこんな感じだったかなー…と思い返しながら、最後まで「つまらない」といった感想です。
    本がつまらないとか、内容がとかではなく、登場人物がそれぞれつまらないなと。
    あと、読みにくいと感じました。感情移入がしにくいなと。

    0
    2025年08月15日

    Posted by ブクログ

    『自殺の国』を改題して刊行された作品。
    山手線シリーズ。

    前作が全米図書賞受賞ということで読んでみたけれど、ちょっと難解で難しく感じられた。
    今作は身近に感じられた。

    自殺願望みたいなものは、私自身にもあって、別に今作みたいに掲示板とかで募集して…とかいうつもりは無いけれど、どこかぼんやりそんな

    0
    2024年08月25日

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