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Posted by ブクログ
今までずーっと読みたいと思ってた柳美里の本です。
『女学生の友』と『少年倶楽部』が入ってます。
うーん、二つともかなーり濃い内容の社会派小説になってるかなぁ。
『女学生の友』は、定年退職して生きる喜びのないおじいちゃんと、何を喜びに生きていいのかわからない女学生が恐喝するお話。
老後、今時の女子高生、リストラ、倒産、援助交際、核家族などなど、今時の社会事情をうまい具合に小説にしてるなぁ~。って感じる本。
なんだか、今の世の中ってこんなに暗くて寂しいのか。。。って思わせる。
でもね、未菜の言葉はせめてもの救いになってるというか、これがなければ、単なる恐喝事件を促すようなないようになっちゃうのよね。
おじいちゃんの最期も可哀想だし。。。。悲しいわぁ。
『少年倶楽部』は、受験間近の小学校6年生4人がレイプを企てる話。
今の世の中、こんな若い子までもが、混沌と生活してると思うと、ほんと第三者として可哀想に思ってしまう。でも、子供の親として、これは他人事ではないのよね。
子供が悲しい思い、寂しい思い、世の中のことについて悩むようにさせないように、親としてどうして子供と接していいか参考になりました~。
これからも、柳美里の本を読んでいこうと思います。
でもちょっと引きずるから、たまーにね。
Posted by ブクログ
この人が描く家族の話にあったかい光景がひとつもないのは、間違いなく彼女のバックグラウンドの影響なのだろうけど、でも、これはこれで物凄く真実だと思う。“家族”と聞いてイメージする、あったかい食卓に笑い声、みたいなステレオタイプな想像って、あくまでも美しい理想でしかない。いや、そうじゃないな。それもまたある意味では物凄く真実なんだけどな。どっちが正しいとか、ないんだろうな。どっちも正しいんだろうな。そして、ここに出てくる登場人物は、どの人もみんな凄い孤独。友達がいても、家族がいても、誰かと一緒でも凄い孤独。これもまた真実。誰かと寄り添って生きていく事は心強くて頼もしいけど、きっと永遠に誰かに寄り添って生きていく事なんてできない。いつか、人は遅かれ早かれ必ず孤独になる。読んでいて、何かそんな事をぐるぐるぐるぐると考えました。暗いなー私!!(笑)
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