古代史講義【戦乱篇】

古代史講義【戦乱篇】

825円 (税込)

4pt

古代においては、さまざまな戦乱が繰り広げられていた。その中でもとくに時代を大きく動かした面のある十五の戦い・政争を時代順に取り上げ、通時的に歴史展開を見通す。単純に戦乱の経緯を叙述するだけではなく、最新の研究状況を紹介しつつ、時代背景となる古代社会のありさまを明らかにする。古代史の最新の研究成果を一般読者にわかりやすく伝え、かつて教科書で書かれていたために広まってきた誤解などを正す、実証史家たちによる大好評の「古代史講義」シリーズ第2弾。

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古代史講義【戦乱篇】 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年02月05日

    「古代史講義」の続刊。戦乱をテーマに古代史を通観する一冊。前書に引き続き、最新の研究成果を踏まえ実証的な記述が貫かれていて興味深く読めた。特に今まで漠然としていた奈良時代のイメージが少しはっきりしたように思う。

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    Posted by ブクログ 2019年11月04日

    このシリーズやばい
    壬申の乱の山稜工事の人夫に武器を持たせた
    ここの部分は倉本先生の説の方が好きだけどね

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    Posted by ブクログ 2019年08月26日

     日本の古代史、しかも戦乱を中心に見た本書。

     本書を読んで、連(むらじ)と臣(おみ)の違いを理解した。

     簡単に言えば、連が渡来系に対して、臣が在地土豪系らしい。

     その出自・所属集団の確執などが分かりやすかった。

     まぁしかし、古代から飽きずに戦い続けているな、と改めて思う。

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    Posted by ブクログ 2023年05月27日

    古代に起きた戦争が簡易的にまとめられています。
    各章の後半に、その章の参考文献やおすすめの本が紹介されているため、興味を持ったら学びを深めやすくて助かりました。

    【こんな人におすすめ】
    古代史の入門書を探してる人
    古代の戦争に興味がある人

    【目次】
    磐井の乱
    蘇我・物部戦争
    乙巳の変
    白村江の戦...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年11月28日

    古代の歴史は、想像以上に陰謀た政略の渦巻く時代であったのだと認識させられる。個々の戦乱のあらましを理解するのに最適。

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    Posted by ブクログ 2021年10月26日

    なぜか忽然と日本の古代史に興味が出てまず手にとってみた作品。飛鳥時代から平安初期くらいまでの事件、戦乱が取り上げられており〜具体的には磐井の乱、蘇我・物部戦争、乙巳の変(大化の改新)、白村江の戦い、壬申の乱、長屋王の変、広嗣の乱、橘奈良麻呂の変、講藤原仲麻呂の乱、対蝦夷戦争、平城太上天皇の変(薬子の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年10月05日

    古代史。

    日本史を専門的に学習した人間としてあってはいけないのだが、1番苦手で興味のない時代。

    そして、知識が薄く、私自身の弱点である。

    発掘や考古学、化学などが関連するため、苦手なのだろうと感じる。

    しかしながら、科学が発達した近年、古代史の研究は盛んに進んでいる。

    桓武天皇の二大事業は...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年09月21日

    日本古代史について、戦乱に焦点を当て、6世紀の磐井の乱から11世紀の前9年・後三年合戦までを別々の筆者によるオムニバス形式で扱う。

    日本史は中学以来ご無沙汰なので、壬申の乱、アテルイ、平将門、源義家など点で主要人物、事象を抑えていたが、本書によって、飛び飛びではあるものの、古墳時代の王権から平安時...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年05月16日

    「乙巳の変」と記して「いつしのへん」なんだそうだ。当然ながら変換できない。これが何かというと蘇我入鹿が中大兄皇子に暗殺された645年の政変をさすらしい。大化改新のことだよね。その他「薬子の変」も今では「平城太上天皇の変」なんだそうだ。王家に忖度することなく事実に基づいたネーミングらしい。古代戦乱の評...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年05月08日

    前に読んだ「古代史講義」の姉妹編。15の戦乱、政争の研究状況を紹介。参考文献も載っていて楽しみも広がる。この時代に詳しいわけではないけれど、今後の関西移住計画にも愉しめる一冊だった。

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