無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
これは良かった。思わず二度三度読み返してしまった。子育てに苦闘するなかで、自分自身が発達障害であったことに気づく…。なかなかに重い話なのだが、そこで作者が「はじめて自分のカテゴリーを見つけた」と感じるところに、胸に響くリアリティがある。その診断名にある種の救いを感じてしまうほどに、自分自身を理解できず、もてあましていたのだろう。
言葉が遅れていて、しばしば激しい癇癪を起こす息子に向き合うなかで、自身の子ども時代を振り返る場面が心に残った。同じように癇癪持ちで変わり者だった自分を、両親は追い詰めなかったと思いいたり、そのことに感謝している。こういうところがこの人の大きな美点だと思う。自己肯定感が低いのはあまりいいことではなかろうが、うまく行かないことを他の誰かのせいにしたりするよりずっと真っ当だ。
実家は遠く、夫は単身赴任中。もともと人付き合いがとても苦手な作者が、必死の思いで外へと向かっていく姿に胸打たれる。そうさせる力が赤ん坊や子どもにはあるんだよねえ。それに正面から向き合っていくのが愛情なのだろうとあらためて思った。
一口に発達障害と言っても一人一人特性は様々なので、「その子」を見てほしいと書かれている。まったくそうだなあと思う。実際にはかなり難しいことではあるけれど、「発達障害」という言葉だけで何かわかったような気になってはいけないと肝に銘じる。
Posted by ブクログ
長男が発達障害児であることが発覚してから、自身もそれに該当する事が判明した著者によるエッセイコミック。
「生きづらさの正体」は、外圧的なもの(これを感じるのも発達障害の傾向なのか……?)も起因する――
その時の心の葛藤を明文化・イラスト化していて、共感する。
育児・教育に関する世間的なプレッシャー、他者との比較からいたたまれない気持ちになる事など……
「子供の将来が心配だ」とか、よくある美化された子育て「この子のために頑張る母」という描写が無いことが凄い。
著者の孤独に奮闘する様や、苦悩の塊だ。(お父さん皆無!)
住んでいる地域によって援助がうけられるかも、受ける内容も異なる事を赤裸々に書いている。
発達障害もさることながら、自己肯定感の低さも、要因ではなかろうか……
心なしか、日本社会全体に蔓延した病である気がする。親というものが、子供のためではなく、大人の、他人の目を気にして子育てをしている。
世間でとり上げられる「子育て」問題の殆どは、本当に子供の為にするものは少ないんだろう……
でも著者はちゃんと子供と向きあおうとしている。自身の症状も理解した上で、少しでも改善しようとしている。
出来たことを一緒に喜んだり、成功体験を手助けする、具体的な子育ての仕方も漫画化されていて、そちらも参考になる。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
少女・女性マンガ