夫のちんぽが入らない

ノンフィクション 11位

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夫のちんぽが入らない

小説・文芸
660円 (税込)
330円 (税込) 10月15日まで

1pt

ひとりの女性の静かな叫びが、多くの心を貫いた――衝撃の感動作。同じアパートに暮らす先輩と交際を始めた"私"。だが初めて交わろうとした夜、衝撃が走る。彼の性器が全く入らないのだ。その後も「入らない」一方で、二人は精神的な結びつきを強め、夫婦に。いつか入るという切なる願いの行方は――。「普通」という呪いに苦しんだ女性の、いじらしいほど正直な愛と性の物語。

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夫のちんぽが入らない のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    タイトルからふざけた内容かと思うが、不器用ながら苦難に生き、誠実に生活していく姿がすごい迫力で描画されてた。リアリティのある私小説。

    0
    2026年07月06日

    Posted by ブクログ

    たぶん、前回読んだ時から10年近く経つ気がする。
    前読んだ時はまだ学生だったか、社会人1年目とかそこらへんだったか。
    そのときも、面白かったし心にしっかりささる話だった。

    久しぶりに読んで。
    あら、こんなに読みやすかったかしらという感じで、一瞬で数時間で読んでしまった。
    そして、前以上に、第2.3章が苦しかった。
    こだまさんほどでは全然ないにしろ、仕事でしんどかったり逃げてしまったり善の気持ちを持てなかったりそういう自分が嫌だったり。
    それ以外もなんだか、自分のしんどい気持ちを改めて文字にして読んでいる気がして。
    でも、だからといって、読めないとか苦しすぎて落ち込むとか、そういうことなく読めた。
    エンタメを読んでいる、という感覚なのか、もしくは同じ人がいるという安心感からなのか。
    たまに胸から喉にかけてのぎゅっとする感覚はあれど、しんどい方面の感情にはあんまりならずに読むことができた。

    あと、こだまさんって、人のためというよりは、もっと単純に文章を書きたい人なのかなあという印象。
    次の新作のけんちゃん、買いたいな。
    あと、こだまさんに会ってみたいし、話してみたいな。

    0
    2025年12月21日

    Posted by ブクログ

    衝撃的なタイトルで手に取った一冊だけど、中身はとても深く考えさせられるものだった
    多様性と言う言葉は、現代社会においてよく耳にするけれど、実際は普通ではない「少数派」の人たちは排除と言うのか、受け入れられるのは難しい。
    お互いを思いやる優しい心を持って、他人と比べず自分のペースで歩みを進めていることが大切なのだと改めて思った。
    また、他人と話す時も「普通はこうだよね」といったような自分の価値観が絶対に正しいと言う話し方はしてはいけないのだと感じた。

    0
    2025年06月09日

    Posted by ブクログ

    泣きそうになってしまうほどよかった。買って良かった。読んで良かった。
    主人公が不器用で自責感が強くて読んでいて辛かった。それでいて文章がすごく素直だから自分ごとのように物語に入っていけた。194ページの「行為に及ぼうとする空気を敏感に感じ取り、身構えることもない。もう必要以上に自分を責める必要もない」という素直な文章に泣きそうになってしまった。

    0
    2025年05月22日

    Posted by ブクログ

    タイトルを見て物理的に?非物理的に?と興味をそそられ読んでみましたが、内容はなかなかハードでした。ただ、著者の心情がストレートに書かれていて、笑える場面、胸が熱くなる場面があって引き込まれました。

    0
    2025年02月12日

    Posted by ブクログ

    有名な本なので何を言うこともないと思いますが
    まぁ凄い内容でした
    でもそれでいいと思います、ウケを狙っていないリアルさ、迫力、そして男性にはなかなか理解が難しい女性特有のデリケートな事柄…
    読み応え満点の本でした。

    0
    2024年12月15日

    Posted by ブクログ

    作者のように「入らない」わけではないけど、夫とのセックスは少々手こずる。結婚してまだ4年程だが、交わるのは年に片手で数えるほどしかない。作者ほど深刻ではないが私もそういう事情を抱えているので、タイトルが気になって読んでみた。

    すると自分のことを書かれてるのかと思うくらい共感しっぱなし。自分の胸の内を言語化してくれてるような錯覚に陥った。

    子供を欲しくないと思ってる理由が一緒。でも子供が欲しい旦那のことを思うと切なくなるのも一緒。普通じゃないことを罪深いことだと思って苦しくなるのも一緒。そもそも「普通」ってなんだろう。何で「普通であること」に囚われてしまうのだろう。

    子供を持たず、2人だけで生きていくという選択をとる夫婦は今の時代そう珍しくない。
    その結論に至るまでの過程が特殊で。特殊なのに、泣けるほど共感できてしまう。
    「こうあるべきだ」という固定観念は無視して、お互いが楽な関係性で人生を共に歩めたら素敵だなと思う。

    ふざけたタイトルからは想像できないほどの内容。「創作だろ」という声もちらほら見かけたけど、私はそうは思わない。
    読んだら落ち込んじゃうかもな、と思ってたけど、今読めてよかったと思う。

    0
    2024年03月02日

    Posted by ブクログ

    面白いし読みやすくて一気に読んだ。
    普通って何?と常々思うときがあって、普通の振りをしているけれど普通ではない作者にとても共感した。
    あとがきで末井昭さんが「いつ家族にバレるのか」「バレても全然問題ないと思うのですが」と書いてあるけれど私がこだまさんだったらバレたくないし墓場まで持っていきたい。そのくらい赤裸々に書いていて、中盤はとても苦しくなった。それだけ臨場感のある文章を書けるこだまさんがすごい。
    勝手に「コンビニ人間」を読んだときと同じ感覚になりました。

    0
    2024年02月28日

    Posted by ブクログ

    ユーモラスなタイトルからは、かけ離れたかなり重たい内容。半ばモラハラの母に育てられた自己肯定感の低い女性が、初めて愛した男性と愛の営みができず、子供も授かることができない。が、それは本当に必要な行為なのか、自分の望みなのかを心に問い、精神的に解放されていく話。教師時代の鬱の話も盛り込まれかなり読むのは苦しいが、著者の夫への愛や優しさが行間からにじみでる傑作。

    が、しかしあえて著者に聞きたいことはある。いくら寂しさや正気を保つための代替行為だといっても、全く気持ちよくなくて他人のちんぽが入ることはないのでは…と。もちろんそれをわざわざ書く必要はないのだが、いつか旦那さんが読んでしまうことも頭の片隅にあって、性行為に対してまったく淡泊であるようにふるまっているようにも思えた。

    0
    2024年01月26日

    Posted by ブクログ

    エッセイだと思い込んで手に取った本だったので私小説で驚いた。性の話は赤裸々に語るにはなかなか難しい話題だがそれがどれほど女性の生きにくさに繋がっているのかを感じたし、それ以外の事も含め著者の苦しさが語る事によって少しずつ消化されていく様にほろりと涙が出た。

    0
    2025年09月28日

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