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スーパーの鮮魚コーナーを物色していた父が、
一匹八十円と書かれた蟹を見て「虫より安いじゃねえか」と呟いた。
『夫のちんぽが入らない』から1年。
“ちょっと変わった”人生のかけらを集めた自伝的エッセイがついに書籍化!
著者の実話を描いた私小説『夫のちんぽが入らない』。その衝撃の関係性が口コミで瞬く間に広まり、2017年1月の発売からいままでで13万部(2017年12月現在)に到達し、異色のデビューとなった。主婦こだまの満を持してのデビュー2作目は、『Quick Japan』誌上で掲載した読み切りと連載「Orphans」をもとに改稿した短編集。家族や職場、これまで経験してきた著者の半生を描く。
何もない“おしまいの地”に生まれた実家は空き巣に何度も入られ、訪問販売の餌食だったこと。中学の卒業文集で「早死しそうな人」「秘密の多そうな人」ランキングで1位を獲得したこと。引越し業者でさえ「これは最強っすね」と袖口で鼻を押さえながら言ってくる「臭すぎる新居」での夫との生活。
生まれ持った気質なのか、見事なまでに災難に巻き込まれる“おしまいの地”での出来事。
歌広場淳(ゴールデンボンバー)推薦文:
「この本を読んでおじいちゃんが事故に遭う場面で爆笑してしまいました。これじゃ僕が酷い人みたいじゃないですか。こだまさん、ほんと勘弁してください。」
Posted by ブクログ 2022年04月07日
声に出すほど面白く描写されたシーンが多々あり、あっという間に読み終わってしまいました。
最近まで本自体読んでこなかったので、エッセイという単語を気に留めずに読み進めていました。「おしまいの地」と呼ばれるほど、衝撃的なエピソードの数々に、僕はふんわりとフィクションだと仮定しながら楽しく読んでいました。...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年12月21日
ちょっと最近、新しい仕事に疲れて、落ち込んでいて……こういう時って、自分よりもっともっとドン底を生きた人の経験談が読みたくなる。性悪だな…と思うけれど。
読み進めてみると、確かに、こだまさんは、かなり運の悪い人。生まれ育った所は、ヤンキーと百姓が九割を占め、芸術や文化、コンビニも学習塾も駅も無い...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年02月21日
早くも今年一番の本だと思われる本に出会った予感がする。何年か前に笑福亭鶴瓶さんの鶴瓶ばなしという講演を聞きに行ったことがある。とても楽しくゲラゲラ笑っていたけれど、いつのまにか最後には感動していた。その時に話のプロのすごさを感じた。この本も同じく面白く大爆笑するが一行あとには、しんみりさせてくる。感...続きを読む
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