いまだ、おしまいの地

いまだ、おしまいの地

1,430円 (税込)

7pt

講談社エッセイ賞受賞作家、こだまの最新作!
覆面作家のエッセイ集が9月2日に発売!

集団お見合いを成功へと導いた父、とあるオンラインゲームで「神」と崇められる夫、小学生を出待ちしてお手玉を配る祖母……“おしまいの地”で暮らす人達の、一生懸命だけど何かが可笑しい。主婦であり、作家であるこだまの日々の生活と共に切り取ったエッセイ集。

17年に発表したデビュー作『夫のちんぽが入らない』は20万部を突破し、翌年刊行した『ここは、おしまいの地』は歴史ある文学賞のひとつ「講談社エッセイ賞』を受賞、そして19年には『夫の〜』がNetflixにてドラマ化(タナダユキ監督)され世界へ配信されるなど、デビューから過ぎた怒涛の3年間。

そして2020年、待望の新作として『いまだ、おしまいの地』が発売される。作品が日本のみならず世界へと広がったにも関わらず、いまだおしまいの地で暮らし、いまだ彼女が作家であることを家族は知らないまま。ぜひ、こだまさんの秘密を共有するような気持ちでご一読ください。

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いまだ、おしまいの地 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    エッセイを読み進めるうちに著者の人柄が解ってきて面白かった。こだまさんは繊細でお人好しでユーモアのある方なのですね。「九月十三日」の脇毛の話が一番面白い。次は「おそろい」の夫婦のメロンの食べ方の話。いい夫婦だなと思う。後半の「郷愁の回収」はこんな苦しい気持ちを聞いてしまってよかったのかな…なんて思い

    0
    2023年07月07日

    Posted by ブクログ

    悩み、眠れなくなり、鬱になり、ポジティブさは暴走しがちな毎日から搾り出されるエッセイがこんなに面白いなんて。
    考えすぎてしまうタイプの人にとって、こだまさんの存在と文章は本当に救いだと思う。
    書くことについても無理しすぎず、ゆっくり長く続けてほしい。

    デビュー作が『夫のちんぽが入らない』で、タイト

    0
    2023年01月30日

    Posted by ブクログ

    前作に続き、凄く面白かった。妹さんの旦那さんM、メルヘンさん、メロンの食べ方、温泉宿のファミコン。なぜかわからないけど、そばで話を聞いているような親近感を感じるのはなぜだろう。
    次回作も期待しています。

    0
    2021年05月01日

    Posted by ブクログ

    人間の生き様ってそんなにかっこいいのだろうか?
    周りの人がどんな良い人生に見えても中身って
    本当は、そんな綺麗事でなくてカッコ悪い。

    そんな人間の生々しい人間らしさを
    こだまさんの言葉はあたたかく表す。

    みんなみんな一生懸命生きてるんだ!
    って、背中を押される作品でした。

    0
    2020年11月06日

    Posted by ブクログ

    発売日を指折り数えて待った、大好きなこだまさんのエッセイ本。もったいないので少しずつ読みました。
    一番大好きなのは「九月十三日」。
    あきらかに同じようなこと経験ある。でも私はこんな恥ずかしいことなかったことにしたくて、記憶を曖昧にすることで封印してたかな。前作に続き、またしても自分の恥ずかしい過去を

    0
    2020年10月14日

    Posted by ブクログ

    こだまさんの不条理に思われる事柄をおかしみに昇華させる手腕に、いつもほれぼれする。
    一緒におしまいの地で過ごしながら、語られる言葉をぽつぽつ聞いているような気持ちで読んだ。

    0
    2020年10月09日

    Posted by ブクログ

    自分の過去に重なるエピソードが出てくるので読んでて少し辛くなる時があるものの、文章に強い引力を感じてスラスラと読めてしまった。

    度々出てくる旦那さんとの些細なやり取りに、心があたたまった。

    0
    2025年02月01日

    Posted by ブクログ

    祖父の祖父の話、お金を騙し取られた話、病気の話、淡い恋の話。どれも少し切なくてでも笑ってしまう。こだまさんが愛おしくなってしまうエッセイ。

    0
    2024年12月27日

    Posted by ブクログ

    著者の本も3冊目。すっかりファン。
    一見暗いような考え方がとても似ているのだが、これは私と著者が似てるのか、それともみんな実は似ているものなのか。
    これからも読み続けたい。

    0
    2024年12月16日

    Posted by ブクログ

    やっぱりこの人の文章が好き。
    性別さえ違うのに、こんな文章を書きたいなと思って(思わされて)しまう。
    たぶん(人間性や感受性が?)私と似ている。

    半年ごとや一年ごとにずっと読み続けるような気がする。たぶん死ぬまで。読むたびに「自分」を見つけてしまうから。

    0
    2023年07月16日

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