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Posted by ブクログ 2019年05月19日
「精神疾患も自殺未遂も生活保護も自己責任ですか?」と目立つ帯。加えて、親子関係の問題、周囲の偏見や幼い頃からのイジメ体験、と多重な苦労を経てきた著者のエッセイ。サバイバルしてきた人だけに、これまで出会った人や体験の良いところも悪いところも冷静に述べられている。精神科病院の問題や生活保護の問題について...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月01日
生きるって単純じゃない。自分で選べない子ども時代、周りの影響は計り知れない。親だったり学校の先生だったり、友人だったり。
ひとりの人と出会ったとき、その今のその人を見ると思うが、それまでの経験がいかに大事かが、このノンフィクションのエピソードから感じられる。精神障害者というラベルで人を見ると、どうし...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年10月13日
わたしは何も悪くない。著者はブラック企業に勤め、鬱になり、生活保護を受け……そして今は生活保護を受けずに働いてくらしている。
タイトルの通り、わたしは何も悪くない。
前作に比べると……つらそう。悪くないと言い聞かせているようにも思えてしまう。悪いという気持ちを押し殺すような。
なにも悪くな...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年05月25日
私は精神科病院に勤務し、日頃精神障害者の患者さんを援助する立場にあるが、この本を読んで、精神障害者について、入院する患者さんについて、理解しているようで理解できていなかったと思い知らされた。患者さんがどんな思いで入院し、退院してどんな生活をしているのか、解っていない。治療により回復した喜びと、退院後...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月14日
1977年生まれ、41歳の小林さんの実体験が赤裸々に綴られたエッセイ。
酒乱の父を持ち、学校ではいじめに合い先生からは非情な言葉を投げつけられる。
短大までは行けたものの、その後の転落ぶりが壮絶で辛すぎる。
手取り12万、生活保護以下の給料で働かせるいわゆるブラック企業に就職、貧困に陥り何度も繰...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年06月24日
精神疾患を持つ本人のエッセイなので、精神疾患の患者さんや今の社会では生きにくいと感じる人が持つ孤独がよく描かれています。
が、一冊通して矛盾がいくつか気になってしまうのが残念。
タイトルは「開き直り」のように感じますが、決して開き直りというものでもないのでしょう。精神障害者は、自分を過剰に責めてしま...続きを読む
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