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サイレント・アース 昆虫たちの「沈黙の春」
昆虫がいなくなれば、世界は動きを止める。危機を食い止める具体的な行動指針を示す、現代人必読の書! レイチェル・カーソンが、『沈黙の春』で「鳥の鳴き声が聞こえない春が来る」とDDTの危険性を訴えたことにより、その使用が禁止されて半世紀。私たち人間は、さらに地球環境を悪化させてきた。本書はまさしく「昆虫たちの羽音が聞こえない沈黙の春」への警告だ。 カーソンの時代の農薬よりはるかに毒性の強い農薬によって、最初に犠牲となるのは小さな無脊椎動物、昆虫だ。 土壌は劣化し、河川は化学物質に汚染されているばかりか、集約農業や森林伐採によって昆虫のすみかは縮小し、加えて急激な気候変動で虫たちの生態環境は悪化し、減少スピードが加速している。 この現象は、虫好きの人の耐え難い悲しみであるだけでなく、虫嫌いの人を含む全人類の豊かな暮らしをも脅かす。なぜか? それは、作物の授粉、他の生物の栄養源、枯葉や死骸、糞の分解、土壌の維持、害虫防除など、様々な目的で人間は昆虫を必要としているからだ。昆虫をこよなく愛する昆虫学者は訴える。「今、昆虫たちはあなたの助けを必要としている」と。 EU 全域にネオニコチノイド系殺虫剤の使用禁止を決断させた運動の立役者であり、気鋭の生物学者である著者が、多様な昆虫と共存することの重要性を訴える渾身の一冊。 【目次】 私の昆虫人生/なぜ昆虫が大切なのか/昆虫の減少/昆虫が減少した原因/私たちはどこへ向かうのか?/私たちにできること -
人類冬眠計画 生死のはざまに踏み込む
フィクションの世界でよく題材にされ,人々の間でイメージが出来上がっている人工冬眠.2020年に発表された著者らの研究成果は,いまだ確立されていないこの技術の実現に向けて飛躍的な貢献をすると期待されている.日々研究開発に挑む研究者としての自身の体験や想いをふんだんに交えながら,「人類冬眠計画」を披露する. -
ゴキブリ研究はじめました
■知ると、「嫌い」はふっとんだ。 ゴキブリ数万匹を飼育研究し、つぎつぎに新種ゴキブリを発見する「ゴキブリスト」の奮闘記。 図鑑のゴキブリが載ったページをセロハンテープで閉じてしまうほど大嫌いだったのに、なぜゴキブリ研究を始めたのか? そのきっかけには、知られざるゴキブリの姿、いわゆる“G”的なイメージとはかけ離れた、バリエーション豊かな形態・生態がありました。 ■見つけるだけでは「新種」にはならない 「新種の生き物を見つけて捕まえる」だけでは、新種は新種として世に出ることができません。 多数の標本を集め、解剖で交尾器を取り出したり、DNAを調べたりして、他の種類とどこが違うのか検討し、論文を書く必要があります。柳澤さんの場合、最初の発見から論文の出版まではおよそ2年半を費やしました。 生き物が好きで、「いつか新種を発見してみたい」「名づけてみたい」と夢見る若い読者にも、本書は参考になるはずです。 ■ゴキブリも、生態系の大事な一員 「ゴキブリなんて、絶滅すればいい!」 こんなふうに思ったことのある人もいるかもしれません。 でも、雑食でさまざまなものを食べるゴキブリは、朽ち木や落ち葉などを食べる「分解者」として活躍しています。 「害虫」だけではない、彼らのステキな一面に迫りましょう。 【目次】 第1章 ゴキブリはなぜ嫌われるのか 第2章 ゴキブリを知る 第3章 ゴキブリ嫌い、ゴキブリの道へ 第4章 ゴキブリ飼育はトライ・アンド・エラー 第5章 いざ、ゴキブリ展 第6章 ゴキブリ研究はじめました 第7章 ゴキブリは、嫌われてるからおもしろい 番外編 第4のルリゴキブリ 付録 まだまだいるぞ! 世界のゴキブリ -
生物を分けると世界が分かる 分類すると見えてくる、生物進化と地球の変遷
すべての生物学の土台となる学問こそが、分類学だ! なぜ、我々は「ものを分けたがる」のか? 人類の本能から生まれた分類学の始まりは紀元前。 アリストテレスからリンネ、ダーウィン……と数々の生物学の巨人たちが築いてきた学問は、 分子系統解析の登場によって大きな進歩を遂げている。 生物を分け、名前を付けるだけではない。 分類学は、生命進化や地球環境の変遷までを見通せる可能性を秘めている。 生命溢れるこの世界の「見え方」が変わる一冊! 地球上で年間1万種もの生物が絶滅しているという。 その多くは、人類に認識すらされる前に姿を消していっている。 つまり私たちは、まだこの地球のことをこれっぽっちも分かっていない。 それどころか、「分かっていないことすらも分かっていない」のである。 だが、分類学を学ぶことで、この地球の見え方は確実に変わる。 奇妙な海洋生物・クモヒトデに魅せられ、 分類学に取りつかれた若き分類学者が描き出す、新しい分類学の世界。 ◆主な内容 プロローグ 分類学者の日常 第1章 「分ける」とはどういうことか ~分類学、はじめの一歩 第2章 分類学のはじまり ~人は分けたがる生き物である 第3章 分類学のキホンをおさえる ~二名法、記載、命名規約とは? 第4章 何を基準に種を「分ける」のか? ~分類学の大問題 第5章 最新分類学はこんなにすごい ~分子系統解析の登場と分類学者の使命 第6章 生物を分けると見えてくること ~分類学で世界が変わる エピローグ 分類学の未来 -
面白すぎる!日本史の授業――超現代語訳×最新歴史研究で学びなおす
「えっ、そうなの?」驚きの波状攻撃 ・蒙古襲来! 一騎討ち VS 集団戦法……嘘かも説 ・今、信長、過渡期です ・北条早雲の激変ビフォーアフター ・注釈だらけの天下人 豊臣秀吉 ・ああ、幻の関ヶ原 ・もう一度〝鎖国〟の話をしよう ・いろんなことがアレだとしてもやっぱり龍馬はスゴかった 歴史芸人と歴史研究家が 超絶楽しく洗いなおす日本の歴史! ここまでかみ砕いて日本史をわかりやすく語った本は、 これまでなかったはずです。(著者 河合敦、おわりにより) 大人のみなさんがかつて習ったあの歴史もあの人物もほんとうは……。 最新の歴史研究はどんどん進み、日本史はいまどんどん変わっているんです! 本書はそんな変わりゆく日本史を歴史芸人・房野史典氏が超現代語訳でおもしろく、 そしてNHK歴史探偵でおなじみ河合敦先生が最新歴史研究からアカデミックに洗いなおします。 ■目次 ●PART1 飛鳥時代~室町時代 ・古代史きってのヒーロー聖徳太子。 ・これだけ悪いことが重なれば、大仏様を作りたくもなります・・・ ・平安京は祟りの末にできた都? ・結局「鎌倉幕府」はイイハコなの? イイクニなの? ほか ●PART2 戦国時代/安土桃山時代 ●PART3 江戸時代/幕末 ■著者 河合 敦(かわい あつし) 1965年、東京都町田市に生まれる。 青山学院大学文学部史学科卒業。早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学(日本史専攻)。 都立紅葉川高校、都立白鷗高校、文教大学付属高等学校などをへて現在、多摩大学客員教授。 早稲田大学で非常勤講師もつとめる。著書は『早わかり日本史』(日本実業出版社)、『殿様は「明治」をどう生きたのか』(扶桑社文庫)、 『逆転した日本史』(扶桑社新書)、『渋沢栄一と岩崎弥太郎』(幻冬舎新書)、『日本史は逆から学べ! 』(光文社知恵の森文庫)、など多数。 その他「歴史探偵」(NHK)、「世界一受けたい授業」(日本テレビ)、「日本史の新常識」(BSフジ)、 「にっぽん! 歴史鑑定」(BS―TBS)、NHKラジオ「ごごカフェ」などテレビやラジオにも多数出演。 「ぬけまいる」「大富豪同心」などNHK時代劇の時代考証も多く手がける。 【受賞歴】 第17回郷土史研究賞優秀賞(新人物往来社) 第6回NTTトーク大賞優秀賞 2018年雑学文庫大賞(啓文堂主催)を受賞。 ■著者 房野史典(ぼうの ふみのり) 1980年、岡山県生まれ。名古屋学院大学卒業。 お笑いコンビ「ブロードキャスト!!」のツッコミ担当。 無類の戦国好きで、歴史好き芸人ユニット「ロクモンジャー」を結成するなど、意欲的に歴史普及活動を行っている。 子どもたちに歴史の面白さを教える授業(YouTube『STUDY FREAK』など)も好評で、歴史専門家からの信頼も厚い。 著書に『笑って泣いてドラマチックに学ぶ 超現代語訳 戦国時代』『笑えて、泣けて、するする頭に入る 超現代語訳 幕末物語』 『13歳のきみと、戦国時代の「戦」の話をしよう。』(幻冬舎刊)、 『時空を超えて面白い! 戦国武将の超絶カッコいい話』(三笠書房刊)がある。 -
WHOLE BRAIN(ホール・ブレイン) 心が軽くなる「脳」の動かし方
もう人間関係、世代間ギャップ、依存症で悩まない! 脳科学者が脳卒中に学んだこと。 左脳の脳出血により、右脳の機能しかなくなったとき、脳科学者のジル・ボルト・テイラー博士は、それまでの認知機能、身体機能を失ったにもかかわらず、この上もない幸福感に包まれた。8年間のリハビリの末、すべての機能を取り戻した博士が、脳卒中の実体験と神経解剖学の科学的見地から得た新しい知見を惜しげもなく開示する。 左脳は思考、右脳は感情というステレオタイプから脱却し、脳の仕組みを知れば、考え方・感じ方の嫌なクセは変えられる。脳は、ふたつの感情、ふたつの思考、合計「4つのキャラ」のシェアハウスだ。たとえば、心と頭が別々のことを言っているときは、脳の異なるキャラ同士が争っている。キャラたちが、ひとつのチームとして協力し合えば、心穏やかな人生が手に入る。 脳は、今でも進化の途上にある。私たちは、何かことが起こったときに、感じ、考える回路を何度も使ううち、その回路だけが発達してしまい、ほかの回路を作動させることができなくなっている。けれど、それを知って、別の回路をはたらかせることができるようになれば、いつもの自分の考え方や感じ方のパターンとなっている嫌なクセを変えられるのだ。 脳科学の分野の「4つのキャラ」と、ユング心理学の「4つの元型」は符合すると、著者は言う。本書は、脳科学と心理学を融合させ、自分自身の力で、自分の「脳」を動かし、なりたい自分になる方法を教えてくれる。 -
世界史の構造的理解 現代の「見えない皇帝」と日本の武器
教養として、あるいは確かなビジョンを持つための武器として「世界史」を知っていることは大変重要だが、いざ世界史を学ぼうとすると大量の歴史知識が登場する。どうすればよいのかと悩む読者のための一冊を、在野の物理学研究者で『現代経済学の直感的方法』などの著者である長沼伸一郎が上梓した。著者は歴史家E・H・カーに倣って「過去を知るためにはまず『みるべき未来』を定めることが肝要」と述べ、過去の古典でなされた予言を物理の視点で抽象化して、さらに未来に延長し、「みるべき未来」を叙述する。そして歴史上の覇権の構造を見抜き、世界史をその構造で捉えることを提案。そうすることによって、世界史を俯瞰的に把握することができるようになるのだ。さらに「イスラム文明が西欧に敗れて立場を逆転される契機になったのは、微積分学を受け入れなかったこと」と述べ、科学上の発見が当時の思想や社会科学の新たな概念の創出に影響を及ぼした可能性を指摘するなど、「文明の理数系史観」(仲野徹氏)とも呼ぶべき清新な歴史観を提唱する。 -
ビーカーくんがゆく! 工場・博物館・実験施設:そのこだわりにはワケがある! 実験器具たちのふるさと探訪
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ビーカーくんが、実験器具や科学にまつわる施設を訪ねて、その内容をたのしくレポート! ビーカーやリトマス紙、ろうと、温度計、上皿天秤等々…、実験器具がどのように生まれたのか、各メーカーに取材した製造工程のマンガに加え、気象測器歴史館、科学技術館などの博物館、スーパーカミオカンデなどの巨大実験施設を紹介します。 書籍化にあたっては、連載時の内容を再構成&フルカラー化で、ボリューム満点の内容。 連載でページの都合上掲載しきれなかった内容も盛り込むなど、すでに本誌で読んでいる方にもあたらしい発見のある1冊です。 -
本当に役立つ栄養学 肥満、病気、老化予防のカギとなる食べものの科学
「食物繊維は体にいいから消化もいい」と語っている学生に、そもそも消化ができないものを食物繊維ということを説明すると、では「消化できないものが体に必要なのか」ときかれて、これは正しい食の知識が必要だと感じた著者。 体にいい、悪いで語られがちな食べものについて、多くの人がわかっているようでわかっていないという実態を感じて、現在わかっている食の科学を理解し、正しい情報の受け取り方ができるようにという思いで執筆した1冊。栄養学的な面と、複雑な体の代謝のしくみをなるべくやさしい言葉で解説します。 食品によっては、時代的背景も関係していたり、健康ブームの空気にのって「良い食べもの」になっているものも。食と代謝はまだまだ解明されていないことも多いのですが、わかっていることをクリアにしながら、誤った認識に陥らない方向を示します。 序章 食べ物、その正体とは 第1章 食べ物に含まれる栄養素の真実 第2章 消化と吸収から考える食べもの 第3章 体のなかで栄養素はどんな働きをしているのか 第4章 血液という体液から考える食べもの 第5章 筋肉、骨、皮膚と食べもの 第6章 脳と神経に作用する食べもの 第7章 健康な食べものは本当に体に良いのか -
OPEN(オープン):「開く」ことができる人・組織・国家だけが生き残る
『エコノミスト』誌ブック・オブ・ザ・イヤー受賞 楠木建氏(一橋ビジネススクール教授)、山口周氏(独立研究者)推薦 すべては「オープン」対「クローズド」の戦いだ――。 1万年の人類史が示す、文明・経済・ビジネスの本質と未来! 「オープンな交易、クローズドな部族化、いずれも人間の本性の発露。どちらに傾くかで体制は決まる」 ――楠木建(一橋ビジネススクール教授) 「『閉じる』ことを求める人が増えている今、本書が『開く』ための大きな勇気と知性を与えてくれる」 ――山口周(独立研究者) なぜ世界は「敵と味方」に分かれるのか? なぜ人類はここまで繁栄したのか? 現代を覆う「未曾有の危機」を突破する方法とは? 私たち人類には、「オープン」と「クローズド」という、進化の過程で生まれた「2つの矛盾する本能」が備わっている。前者は見知らぬ他人やアイデアに積極的に心を開く本能であり、これが交易と文明を駆動してきた。そして後者は、家族や身内を守るために、世界を「敵と味方」に分け、「敵」を徹底的に攻撃する本能である。 そして――いま世界各国で起きている悲劇は、人間の「クローズド」な本能に拍車がかかる条件がそろってしまっていることによるのだ。 では、どうすればこの窮地を乗り越えられるのか? ローマ帝国の興亡からトランプ以降の各国情勢にいたるまでの世界史を軸に、経済、ビジネス、テクノロジーの豊富なエビデンスを揃え、未来への確かな道筋を示す。全世界ベストセラーの希望の書。 「どんな人間も、どんな社会も、みずからが抱える問題を『独力』で解決できるほど賢くもなければ立派でもない。物事や他人のアイデアに対して徹底的に『オープン』であること――これがウェルビーイング実現のたった一つの道だと、ヨハン・ノルベリは明快に教えてくれる」 ――スティーブン・ピンカー(ハーバード大学教授、『暴力の人類史』『21世紀の啓蒙』) 「コロナ後の世界では、『オープンであること』がかつてないほど重要になる。開かれたマインドセット、開かれた精神、開かれたコミュニケーション、開かれた市場。『開かれていること』こそが、1万年にわたる人類の成功のカギであり、今日の繁栄と平和の秘訣である。ヨハン・ノルベリは本書で、圧倒的な実例をもとにこのことを証明してみせた」 ――マット・リドレー(『繁栄』『人類とイノベーション』) -
教養としての「数学Ⅰ・A」 論理的思考力を最短で手に入れる
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 論理的思考力を身につけるために最適で万能、さらに人類の共通語ともいえるものが数学だ。 AIや自動運転など技術革新がさまざまな場面に登場する昨今、数学的素養を持つことのニーズが日に日に高まっている。 早稲田大学の政治経済学部が「数学Ⅰ・数学A」を入試の必須科目にしたことをさきがけに、今後、数学Ⅰと数学A は、文系学生にとって最低限の「数学リテラシー」のスタンダードになっていくだろう。 本書ではその「スタンダード」がどんな内容を含むのか、数学を避けてきた文系出身の社会人でも無理なく学べるように解説する。数学が実社会でいかに役立つのか、論理的思考力の形成にどのように貢献するのか――実感しながら読み進めていくうちに身体に数学的思考が自然としみ込んでゆく。 「高校時代に数学をこんな風に教わりたかった」との声続出! -
元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術 [改訂第4版]
憲法、民法、刑法、行政法をカバー、すらすら読めて、わかるようになる! 「法律の勉強が10倍スピードアップする」と評判の入門書のベストセラーが最新の法改正を盛り込み大幅リニューアル! 資格試験、ビジネスマン、公務員、学生のための法律を読み解くセンスとコツが身につくテキスト みんなこの本で学んだ! シリーズ累計16万部突破! 法律学習書として異例のベストセラーとなった『元法制局キャリアが教える法律を読む技術・学ぶ技術』の改訂版。第3版発行から既に5年が経過し、その間に法改正も多く行われたので、それらを踏まえて、さまざまな箇所に大幅に加筆、修正を施しています。 一番大きな改訂ポイントは令和2年4月1日施行の民法改正です。改正点について書き改めたのはもちろん、新たに、民法改正の趣旨などの話題を加えました。憲法では、プログラム規定や制度的保障の説明にページを割きました。また、刑法各論の話題として保護法益の話を1つ加えています。 定番本のイメージを踏襲しつつも、新鮮な視点で項目や表現、デザインに改良を施し読みやすさを向上させました。 法律を初めて学ぶ者は「法律用語がわからない」「条文の読み方がわからない」「勉強のしかたがわからない」といった、「そもそも」という点で壁に当たります。ところが多くの法学書では、「それくらい知っているでしょう」という前提で解説します。 例えば条文で使用される「又は」と「若しくは」の違い、「及び」と「並びに」の違いをいちいち丁寧に解説しません。しかし、これらの違いはしっかりと根拠のあるもので、この違いを知っていれば理解のスピードも格段にアップします。この本を読んでから法律を勉強するのとしないのでは、理解の早さで格段の差が出ることは必至です。 本書のコンセプトはここにあり、学説・論点の解説書か試験対策本に偏った法律学習本の市場の中で個性を発揮し、入門書の「法の読み方」ノウハウ本決定版の一段のレベルアップを図っています。学者でもない弁護士でもない、法を作っていた人だから書ける、初学者の視点に立った入門書です。 ※ 本書に記載されている法律等は、2021年10月時点の内容になっています。最新の法律条文等をお調べの際は、専門書等をご確認ください。 -
60分でわかる! 改正個人情報保護法 超入門
※PDF版をご希望の方は Gihyo Digital Publishing ( https://gihyo.jp/dp/ebook/2022/978-4-297-12716-9)も合わせてご覧ください。 令和2年改正個人情報保護法の全面施行が令和4年4月となり,その内容について,個人情報の利活用を行うすべての企業や個人に理解が求められています。本書は,法律家ではない一般の方にわかりやすく,個人情報保護とはなにか,生活者にどうかかわるか,取り扱うときは何に注意が必要か,どんな罰則があるのかなど,全体を俯瞰しながら解説します。 cookieの同意取得やGDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則),マスキングデータの提供と提供元基準,クラウド利用と第三者提供についてなどもケーススタディをまじえて紹介。 -
眠れなくなるほど面白い 図解 ヤバい心理学
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「ヤバすぎる」心理ツールだけを厳選して解説し、35万部の大ヒットとなった『ヤバい心理学』が、最新の心理ツール&コンテンツを携え、オール図解化で“進化”して登場!「他人の言動の裏に潜む『心』の正体を知りたい」「自分や相手の気持ちや考えのベースになっている『本音』を理解したい』−−−−数多ある心理学のツールの中から、「これだけは絶対に知っておきたい」という重要度A級の「ヤバい」コンテンツだけを、図解でわかりやすく、また内容もパワーアップして、こっそりあなただけにお届けします。内容も最新かつ身近で関心の高いテーマをあらためて追加、厳選した「実践的で使える心理学」の決定版 ! 神岡真司/監修 ビジネス心理研究家。日本心理パワー研究所主宰。最新の心理学理論をベースにしたコミュニケーションスキル向上指導に定評。法人対象のコミュニケーショントレーニング、人事開発コンサルティングなどで活躍。 -
英語の新常識(インターナショナル新書)
元NHKラジオ講座「実践ビジネス英語」の講師が、今まさに生まれつつある最新の英語を紹介する。SNSなどで使われるインターネット用語、多様性社会と共に生まれた言葉、ポストコロナ時代に対応した新しい表現を解説。辞書や教科書では追いつけない言葉・用法・文法の変化を学んでいく。NHKラジオ語学講座の最長寿番組(32年半)で、常に社会の動きに呼応した英語を教えてきたカリスマ講師の集大成となる新書。 -
統計学が見つけた野球の真理 最先端のセイバーメトリクスが明らかにしたもの
野球の必勝法とはなにか? 統計学的にその答えを追求し、メジャーリーグの「お荷物」を 常勝軍団に変身させ、一躍その名を知られた「セイバーメトリクス」。その進化はとどまる ところを知らず、野球場で起きているあらゆることを「数字」にするため新しい指標が次々 に考案されている。さらにテクノロジーの発達は、選手やボールの動きの精密な計測を可能 にし、それらビッグデータの解析によって、野球というスポーツの本質さえ解き明かそうと している。はたして野球とは、どのような競技なのか? 日本のセイバーメトリクス研究の 第一人者がRSAA、wRAA、UZR、UBR、フレーミングなどの新指標を駆使しながら、本当 に勝利に結びつくプレーと戦術について考察する。 大谷翔平の「二刀流」はMVPに本当に値するのか、スワローズ&バファローズの史上初の W下剋上はなぜ起きたかも、数値を見れば一目瞭然! ・投手の評価は「守備」や「運」に大きく左右されている ・打者の本当の貢献度を「得点」に換算してみると ・守備の「うまさ」をどうすれば正確に測れるか ・盗塁は70%以上成功しないと「赤字」である ・犠牲バントの「損益分岐点」は出塁率でどのくらいか ・球審のジャッジは実はかなり「恣意的」である ・「勝負強さ」をどう数値化するか などなど、野球の見方がいやでも変わる新知見満載! 目次 序 章 セイバーメトリクスの歴史――草創期から「革命」まで 第1章 セイバーメトリクスの原理――どのように「数値化」するのか 第2章 投手の指標――どこまでが「責任」なのか 第3章 打撃の指標――「得点創出能力」をいかに表すか 第4章 セイバーメトリクスの可視化――「下剋上」の原動力とは 第5章 パークファクター――野球は「場所」によって変わる 第6章 守備の指標――「未開の領域」に光を当てる 第7章 走塁の指標――「足」でどれだけ稼げるのか 第8章 総合指標――「二刀流」を評価する 第9章 セイバーメトリクスの革命――テクノロジーが明かす真実 第10章 プロ野球の未解決問題――これからのテーマ -
自分に気づく心理学 幸せになれる人・なれない人
他人の眼が気になってしかたがない。つい心にもないお世辞を言って後悔する。弱音を吐くことに罪悪感を感じる……あなたを苦しめる感情の「正体」は、心の奥底に抑圧された“依存症”だった。本書は、現代人の心の深部のゆがみを、幼少期の親子関係までさかのぼって解明し、自然な感情のままに生きることの大切さを説き明かす心の手引書。幼い頃に家庭内の温かな心のふれあいがなかった人は、自分を抑えて周囲の期待に沿わなければ愛情を得られないと思い込んでいると著者は言う。そこで「尽くすことでしか相手と関係を維持できないのは、人から尽くされたいという激しい欲求」「外面のいい人は些細なことで不機嫌になるのは、甘えの欲求を素直に表現できない苛立ち」など、自分の中で満たされなかったものの本質に気づき、偽りの生き方をやめるヒントを具体例と共に紹介。五月病にも効果てきめん! 悩み多きすべての人に贈るベストセラーの文庫版を電子書籍化。 -
発達障害「グレーゾーン」 その正しい理解と克服法
発達障害より生きづらい? あなたももしかしたら「グレーゾーン」かもしれない。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 発達障害について広く認知されるようになり、 自分も発達障害かもしれないと医療機関を訪れる人も増えてきた。 そんななか多くなっているのが、徴候はあるものの診断には至らない「グレーゾーン」。 診断には至らないとはいえ、じつはグレーゾーンのほうが生き辛いという研究もあり、最近注目されている。 本書は、こだわり症、疑似ADHD、社会的コミュニケーション障害、不安型愛着スタイルなど、 タイプ別に発達障害未満の生きづらさの傾向とその対策について解説する。 発達障害、パーソナリティ障害、愛着障害など、 現代人のこころの闇に最前線で向き合い続ける 精神科医が心をこめて書き下ろす渾身の一冊! -
名城の石垣図鑑
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の時代考証担当の小和田哲男先生が監修! ★ まだまだたくさんの謎が残る城のおもしろさが楽しめる ★ 北海道から沖縄まで全国75の名城を紹介。日本史の豊かさを実感できる ★ 通説をくつがえした新しい発見や学説がわかる 解き明かされていない数々のミステリー、 築城の名手によるスゴい技術、 人々に力を与えてきたパワースポットとしての役割、 随所に見られる戦の知恵を解説。 城好き、歴史好きはもちろん必読。 歴史が苦手な人も歴史がおもしろくなる! 【小和田哲男「はじめに」より】 「石垣の城」の魅力であるが、私は大きく二つあったと考えている。一つは、石垣の積み方の多様さと、見た目のよさである。本書の中でも詳しく触れるが、積み方の基本は、自然石を積んだ野面積、石をある程度加工して積んだ打込接、石を整形して隙間なく積んだ切込接の三つで、この順で築かれた年代が推移していく。ただ、おもしろいのが、この三種の積み方を一つの城で見ることができるところもあるという点である。 魅力の二つ目は、石垣には謎が多く、謎解きの楽しさもあると言われることである。石垣を実際に見ることで、築城者の知恵と工夫の足跡を追体験できることが少なくない。同じく築城名人と言われながら、加藤清正の積んだ石垣と、藤堂高虎が積んだ石垣はちがっており、そのことを知って石垣を見ると楽しさは倍化されるのではないだろうか。 また、今日のような機械がない時代、巨石をどのように運んだのか、どのように積んだのか、実際の石垣を見ながら先人の知恵に思いを馳せるのもいい。 【主な内容】 第一章 知っておきたい石垣の基本知識 石垣の歴史/石垣の種類/石垣のつくり方/刻印石/石垣の構造/石垣の維持・修復/石垣と職人 第二章 名城の石垣 北海道・東北・北陸・関東・東海編 江戸城/金沢城/名古屋城/松前城/五稜郭/盛岡城/仙台城/会津若松城/二本松城/白河小峰城/松本城/上田城/甲府城/駿府城/弘前城/九戸城/白石城/唐沢山城/新発田城/高岡城/福井城/丸岡城/小諸城/松代城/大垣城/苗木城/岩村城/浜松城/相良城/岡崎城 第三章 名城の石垣近畿・中国・四国・九州・沖縄編 大坂城/姫路城/彦根城/丸亀城/熊本城/二条城/大和郡山城/和歌山城/備中松山城/岡山城/広島城/鳥取城/松江城/萩城/高松城/伊予松山城/宇和島城/観音寺城/福知山城/丹波亀山城/丹後田辺城/岸和田城/高取城/伊賀上野城/鳥羽城/松坂城/竹田城/石垣関連用語集/篠山城/明石城/洲本城/津山城/福山城/月山富田城/高知城/徳島城/今治城/福岡城/小倉城/佐賀城/人吉城/延岡城/飫肥城/鹿児島城/首里城/今帰仁城 -
アリとくらすむし
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アリとくらす、知られざるむしたち(好蟻性昆虫)にせまる写真絵本。アリにあまいしるをあたえるかわりに、天敵から守ってもらうアブラムシや、アリに姿をにせて身をかくすハネカクシのなかま、アリの巣の中でくらし、アリと助けあうクロシジミなど、これまでほとんどとりあげられなかったアリと好蟻性昆虫の驚きの生態を大紹介。身近なアリたちにも、私たちの知らない未知の世界があることを伝えます。 -
脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか 脳AI融合の最前線
【松尾豊氏、絶賛!】 「脳とAIが融合する未来。怖いと感じるでしょうか、わくわくするでしょうか。 脳に知識をダウンロードできたら? 互いの脳をインターネットでつなぐことができたら? ――そんな未来が可能になりつつあることを、本書は垣間見せてくれます。 グローバルな科学技術の進展と、それが産業化するときのスピード。 それに対し、自分たちがどう考え、どう備えないといけないのか。そんなことをこの本は問いかけてくれます。 著者の人間と技術への愛と好奇心、そして洞察に満ちた、読後になぜか心が温かくなるような良書です。 科学技術、そして我々の社会の未来を考える人、必読です。」松尾豊(人工知能研究者、東京大学大学院教授) 脳と人工知能をつないで「脳を改造」したら、何が起こるのか? ・会話せずに相手に思っていることを伝えられる ・念じるだけでインターネット検索ができる ・睡眠を司る脳領域を刺激して、一瞬で深い眠りについたり目覚めたりできる ・食欲を司る脳領域を刺激して、苦労せずにダイエットできる ・脳の健康状態をAIがチェックして、うつになる前にメンテナンスしてくれる ・紫外線や赤外線が「見える」ようになる ・アインシュタインなど過去の偉人の“脳”を借りられる ・コンピュータ上に自分の脳を再現できる これは、SFの世界の話ではありません。 科学者たちが真剣に見据えている近未来なのです。 脳と人工知能の融合研究によって、 これまでは想像もできなかったような成果が次々と生まれ始めています。 計り知れない可能性を秘めた「脳」を持つ私たちは、 「身体」という物理的な制限から解放されるかもしれません。 二つの研究分野の最先端で、今何が起こっているのか。そして未来には何が起こるのか。 気鋭の脳研究者たちが「人類の限界」に挑む! ■目次 イントロダクション ――2XXX年の未来予測 第1章 脳とAI融合の「過去」 第2章 脳とAI融合の「現在」 第3章 脳とAI融合の「未来」 -
ケンブリッジ大学・人気哲学者の「不死」の講義
「今年も一歳、年を取った。自分は何歳まで生きられるのだろう」 ――限りある人生をより豊かに生きるために、 ケンブリッジ大学の人気哲学者と旅立つ“知の冒険" 「死にたくない」 「長生きしたい」 これは、人間だけが抱く"特別な感情"です。 --- なぜ人類は、驚異的なスピードで発展をとげてきたのか。 文化・芸術から医学や遺伝子工学に至るまでの最新の知見を編み上げて人類史の壮大な謎に挑む。 --- コロナ禍のもたらした「生命の危機」― それを原動力に、我々は、驚異的なスピードでのワクチン開発・医学の進歩を実現しています。 人類の進歩の裏側には、いつも、「死にたくない」「長生きしたい」という願望がありました。 古代エジプト時代から今に至るまで、 人類は何を恐れ、何を原動力として 科学技術や都市、文明を進めてきたのか。 イギリスの人気哲学者がひもとく、 「不死」への本能的な願望と 人類の知の進化の物語。 -
もがいて、もがいて、古生物学者!! みんなが恐竜博士になれるわけじゃないから
小林快次先生(北海道大学総合博物館教授)推薦! 「恐竜少女が世界的な哺乳類化石研究者に大進化! 痛快な成長ストーリーを体験できる本。必読!!」 みんなが恐竜博士になれるわけじゃない、でも、思いが続く限り夢はつながる!(・・・・・・・・・・・・・) この物語は、「古生物=恐竜」だった時代に恐竜博士になることを夢見た女の子が、多くのライバルの中で一度は挫折し、そしてそこから新たな夢をつかみとった、サクセス(途中)・ストーリー。 国立科学博物館の若き古生物学者が、ビリから一歩ずつ、もがいて、もがいて、小さな哺乳類化石の研究者になるまでを綴った初めての自伝的エッセイです。 古生物学者を目指す子たちへの進路アドバイスや、巻末には共に切磋琢磨した通称「ジュラシックパーク世代」の仲間との対談を収録。 「古生物」や「研究」に限らずとも、真面目すぎて、自信がなくて、一歩が踏み出せない、そんな多くのイマドキの子たちに届けたい1冊です。 -
ルポ 死刑 法務省がひた隠す極刑のリアル
世論調査では日本国民の8割が死刑制度に賛成だ。 だが死刑の詳細は法務省によって徹底的に伏せられ、国民は実態を知らずに是非を判断させられている。 暴れて嫌がる囚人をどうやって刑場に連れて行くのか? 執行後の体が左右に揺れないよう抱きかかえる刑務官はどんな思いか? 薬物による執行ではなく絞首刑にこだわる理由はなにか? 死刑囚、元死刑囚の遺族、刑務官、検察官、教誨師、元法相、法務官僚など異なる立場の人へのインタビューを通して、 密行主義が貫かれる死刑制度の全貌と問題点に迫る。 ●「勘弁してください」刑務官が涙する刑場の業務 ●絞首刑を再現した実験では頭部が切断 ●最期に会う牧師の苦悩「殺人に加担して赦されるのか」 ●確定囚78人が自筆で答えた獄中アンケート ●囚人が目撃した、刑場へと連行されるオウム元幹部 ●死刑制度が国家にもたらすプラスとマイナス ●執行方法を定めた法律は明治6年のもの ●極刑を望まない被害者遺族が浴びたバッシング -
超訳 自省録 よりよく生きる エッセンシャル版
『超訳 自省録 よりよく生きる』が さらに読みやすく、手にとりやすく文庫版になりました! 全身全霊で「今」を生きよ! 哲人ローマ皇帝の「内省」の記録。 ※エッセンシャル版購入者の特典「よきリーダーになるために知っておきたいマルクス・アウレリウスの名言」が、書籍内のQRコードからダウンロードできます。 2000年間読み継がれてきた名著。 シリコンバレーの起業家たちが注目し、マンデラ元南アフリカ大統領、ビル・クリントン元アメリカ大統領など各国のリーダーが愛読してきた『自省録』。 哲学者でもあるローマ皇帝マルクス・アウレリウスによる人生訓が「超訳」となって読みやすくなりました。 (本文より抜粋) 027 自然にしたがって生きよ 自分のことをすでに死んだ者 、 現在この瞬間までに人生を生きつくした者として考えること。 そして残りの人生を、自然にしたがって適切に生きること。(7-56) 124 目を覚まして現実を見よ 正気に戻って、自分を呼び戻せ。 眠りから目を覚まし、 君を悩ませていたのは夢にすぎないと気づいたら、 まどろむ前に見ていたように、 いま目の前にある現実をさめた目で見つめることだ。(6-31) (「はじめに」より一部抜粋して掲載) マルクス・アウレリウスは、紀元2世紀に生きた実在のローマ皇帝だ。そして『自省録』は、彼が激務のかたわら就寝前につけていた「瞑想記録ノート」である。彼はまた、古代ギリシアにはじまるストア派最後の哲学者とされている。 就寝前の瞑想で一日の振り返りを行い、胸中の思いに対して自問自答し、最後に結論として自分を戒め、自分を叱咤激励することばを書く。 このプロセスがセルフセラピー(=自己治癒)にもなっていることが、本文を熟読していると理解されることだろう。 この本は聖人の教えとして読むべきではない。生身の人間であったマルクス・アウレリウスの肉声を聞き取ってほしいと思う。 約2000年の時空間を超えて、現代に生きる人間にも響くものがあるはずだ。 エッセンシャル版では、全体で487章ある長短さまざまな文章から、現代に生きる人にとって意味をもつと思われる180章を厳選して翻訳した。 意味がよく伝わるように、原文にはない表現を補い、逆に削除している箇所もある。翻訳にあたっては、参考文献にあげた日本語訳と英訳には、たいへんお世話になった。 セレクトした文章にかんしては、可能な限り全文を収録するようにした。 すでに見てきたように、『自省録』のスタイルは、結論が先にあるわけではないからだ。 そのかわり、原文にはない「小見出し」を内容要約としてつけ、内容別に配列し直している。 「人生は短く、いつ死ぬかわからない」。だからこそ、過去でも未来でもない、「いま現在」を生きる気持ちが湧いてくるはずだ。それが本書全体を貫くメッセージでもある。 -
世界は「関係」でできている 美しくも過激な量子論
世界の本当の姿とは? 天才物理学者が「真実」を明かす 「ホーキングの再来」と評される天才物理学者が「真実」を明かす イタリアで12万部を売り上げ、世界20か国で刊行予定の話題作! 科学界最大の発見であり、最大の謎とされる量子論。 はたして量子論の核心とは何か、それはどんな新しい世界像をもたらしたのかを、研ぎ澄まされた言葉で明快に綴る。 量子は私たちの直感に反した奇妙な振る舞いをする。 著者によれば、この量子現象を理解するためには、世界が実体ではなく、関係にもとづいて構成されていると考えなくてはならないという。 さらにこの考え方を踏まえれば、現実や意識の本質は何か、といった哲学的な問いにも手がかりが得られるのだ――。 深い洞察と詩情豊かな表現にいろどられ、私たちを「真実」をめぐる旅へといざなう興奮の書! 竹内薫氏の解説付き。 7万部突破の『時間は存在しない』著者の最新作! -
アンガーマネジメント超入門 「怒り」が消える心のトレーニング [図解] (特装版)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 仕事・子育て・人間関係・SNSで…「ああ、またやっちゃった」が「イライラしても大丈夫」に変わる! 怒りをコントロールすれば、あなたの人生はもっと楽になる! ★日本アンガーマネジメント協会・推薦図書 ★シリーズ10万部突破のベストセラー特装版 ★これ1冊ですべてがわかる! 第一人者による集大成&入門書決定版! ◎アンガーマネジメントとは? 1970年代にアメリカで生まれた怒りの感情と上手に付き合うための“心のトレーニング”。 「史上最高のテニスプレーヤー」と呼ばれるロジャー・フェデラー選手が取り入れて、大幅に成績を伸ばしたことでも知られています。 日本では2011年にアンガーマネジメント協会が設立。これまでに述べ100万人が受講しました。 ◎怒りをコントロールすれば、人生のあらゆる場面で好循環が生まれる! アンガーマネジメントを学ぶことは、コンピューターならOSをバージョンアップすること。 営業や交渉などのスキルはいわばアプリケーション。OSの性能が上がればすべての能力がさらに発揮できるようになります。 ・スポーツや仕事で最高のパフォーマンスを発揮するために ・人間関係でストレスを抱えないために ・ささいな出来事でイライラしないために ・子育てで上手にしかるために ・夫婦円満の秘訣として ・部下の信頼を失わないために ◎第一人者の集大成となるアンガーマネジメントの“ベスト盤” 著者はアメリカでアンガーマネジメントを学び、日本に導入した第一人者。本書は、これまでの20冊を超える著書を集大成した“ベスト盤”。最も幅広く、一番わかりやすいテキストとなりました。 初めて学ぶ方の1冊目に、また、これまでアンガーマネジメントを学んだ人は振り返りに、自信を持っておすすめします。 ◎アンガーマネジメントが今日すぐ使えるようになる! 本書は豊富な図解とマンガ、振り返りチェックリストなどで、初めての方でもスッキリ理解できると同時に、実践までつなげる工夫がされています。 ・図解:アンガーマネジメントの重要ポイントをビジュアルに整理。 要点が頭に残ります。 ・マンガ:冒頭で、誰でもやりがちな“失敗あるある”をマンガにしました。 なぜ、どんな時にアンガーマネジメントが使えるのかが、スッと理解できます。 ・チェックリスト:章の頭と最後にチェックリストで要点を確認。 「わかったつもり」がなくなり、生活の中で使えるようになります。 【目次】 はじめに プロローグ 人生をイージーモードで生きるために 第1章とっさの怒りを切り抜ける7つの対症療法 第2章 怒らない自分をつくる9つの習慣 第3章 ムダに怒らない人になるの心の持ち方 第4章 上手な怒り方7つのルール 付録 実生活に役立てるアンガーマネジメント ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 -
PTA再活用論 悩ましき現実を超えて
もはや機能を失ったかに思えるPTAだが、父母と学校をむすぶただ一つの公的な機関として、いまなお存在しつづけているという事実は変わらない。それはどういう現状なのか、どう変わってゆかなければならないのか。公教育の一断面を示すノンフィクション。 はじめに…今、なぜPTAなのか 序章 「PTAことはじめ」 第1章 「PTA…この素晴らしきもの」 ① PTAってどんな組織なのだろう? ② 基本は学級PTA ③ PTA広報は風通しをよくする ④ 王道の今昔 ⑤ P連はボトムアップの組織 第2章 「PTA…この悩ましきもの」 ① 166日 403時間の現実 ② 役員選びはどんどんきつくなる ③ 校長とPTAはどんな関係? ④ P連役員は人柱? 第3章 「どんなPTAをめざすのか」 ① PTA史をひもとこう ② 自分の意志で入会する、これが当たり前だ! ③ ゆるやかで自由な求心力を! ④ 今、PTAは変わり始めているのか ⑤ 先駆者の話を聞く ⑥ カワバタ私案を発表します 終章 「和田中PTA事件から見えてきたこと」 あとがきにかえて…今、力を捨てる勇気を -
僕が親ならこう育てるね
ひろゆき的思考で語る初めての教育&子育て論! 「勉強」「お金の使い方」「インターネットの使い方」について、子育て&教育において直面する悩み&問題について、どの本よりもわかりやすく「子育ての正解」をマジメに論じる! ※この本の著者印税は児童養護施設へのパソコン寄贈に充てられます 【本書で語られる主な正解】 ★子どもの幸せは「勉強しなさい」からは生まれない ★他人が読めないキラキラネームを付ける親がバカな理由 ★「あなたのためよ」は他人のせいにする子どもに育つ ★アップデートの時代だからこそ「テストで70点」の大切さを教える ★「夏休みの宿題」の中にはやらなくていいものがある ★いじめを助長するPTAなんてやめればいい ★「スマホは何歳から?」の正解は「何歳でも」 ★ゲームを「やるな」より「とことんやれ」が正解な理由 ★子どもにネットの「嘘」を見抜く方法を学ばせる ★母親への要求が高すぎる日本社会は毒親を生みやすい -
平気で他人をいじめる大人たち
20年以上、カウンセラーとして職場の「嫌がらせ」やいじめなどの問題を扱ってきた著者によると、他人をいじめる大人はおおよそ3種類に分けられるという。自分の感情をコントロールできない「感情型」、自己愛が強い「自己愛型」、他者が自分にとって使える人間かどうかでしか判断しない「他者利用型」である。では彼らによるいじめにどのように対抗すればいいのか。敵愾心を持つのは逆効果。本書では大人としてもっとふさわしい対抗策を解説するとともに、長い目で見て最も有効な解決策として、他者と本当の信頼関係を作り上げる「傾聴」のスキルを紹介する。 (内容例)「自分が正しい」と思い込んでいる人の怖さ/自分たちと違うからいじめるという同調圧力/「そんな発注は受けていない」と言うCさん/上司から大量の本を読むことを強要されたBさん/人の噂に尾ひれをつけて拡散する人たち/公園デビューで仲間外れにされたOさん/自分自身を楽にする「傾聴」の本質 -
刑務所の精神科医――治療と刑罰のあいだで考えたこと
〈私には、非行少年少女や受刑者の多くが人生の偶然や不運に翻弄されているように見えた。そして、人生のほんのわずかな何かが変わっていれば、自分も少年院に入って反対側の椅子に座っていたかもしれないと感じていた〉刑務所や少年院などの受刑者・被収容者の中には、精神障害が理由となって法を犯した者もいれば、矯正施設という特殊な状況下で精神障害を発症する者もいる。しかし、受刑者たちの治療の前には、つねに法の「平等主義」が立ちはだかってきた。親の顔も知らずに育った青年。身寄りもなく、万引きを繰り返して刑務所と外の世界を行き来する老人。重度の精神障害のため会話もままならず、裁判すらできずに拘置所に収容されつづける男性――。著者は精神科医として、矯正施設でありとあらゆる人生を見てきた。高い塀の向こうで、心の病いを抱えた人はどう暮らし、その人たちを日夜支える人々は何を思うのか。私たちが暮らす社会から隔絶された、もうひとつの医療現場を描くエッセイ。 -
教育論の新常識 格差・学力・政策・未来
入試改革はどうなっているのか? 今後の鍵を握るデジタル化の功罪は? いま注目の20のキーワード(GIGAスクール、子どもの貧困、ジェンダー、九月入学等)をわかりやすく解説。編著者の松岡氏は、研究が「教育の実態を俯瞰的に捉えた数少ない正攻法」(出口治明氏)と評される、「2021年日本を動かす21人」(『文藝春秋』)のひとり。ベストセラー『「学力」の経済学』の中室牧子氏、文部科学省の官僚ら総勢22名の英知を集結。 キーワードは、SES、子どもの貧困、デジタル化、ジェンダー、日本語教育・国籍、論理国語、英語入試改革、共通テスト、大学教育、GIGAスクール、九月入学論、大学無償化、教員の働き方、教員免許更新制度改革、審議会、EBPM、全国学力テスト、埼玉県学力調査、教育DXなど。 -
認知症が進まない話し方があった
認知症になる方は年々増加し、その介護に向き合う方も増えています。親や身近な人が認知症になったとき、「症状が進行してほしくない」と思う方は、多いでしょう。では、症状の進行を食い止めるにはどうすればいいのか――。その答えの1つが書いてあるのが本書です。高齢者病棟で25年以上勤務した医師が気づいたのが、「話し方・接し方を変えるだけで、認知症の進行度合いが変わる」ということ。この臨床経験で得た、認知機能低下を食い止めるための「介護者の話し方・コミュニケーション術」を本書にまとめました。幻覚、妄想、徘徊などの問題行動が起きたときはもちろん、趣味や散歩時など日常生活でも使える50以上の話し方をイラストを使ってわかりやすく紹介します。 -
ヤマケイ文庫 働かないアリに意義がある
アリの巣を観察すると、いつも働いているアリがいる一方で、ほとんど働かないアリもいる。 働かないアリが存在するのはなぜなのか? ムシの社会で行われる協力、裏切り、出し抜き、悲喜こもごも――。 コロニーと呼ばれる集団をつくり階層社会を営む「真社会性生物」の驚くべき生態を、 進化生物学者がヒトの社会にたとえながらわかりやすく、深く、面白く語る。 ベストセラーの復刊文庫化にあたり、著者による新たな研究成果と、京都大学名誉教授・鎌田浩毅氏の解説を収録。 文系・理系の読者を問わず、生物と進化についての一般教養書であり入門書として必読の一冊。 【内容】 ヒトの社会、ムシの社会/「とかくこの世は住みにくい」/個体は社会から逃げられない 7割のアリは休んでる/アリは本当に働き者なのか/働かないことの意味/なぜ上司がいなくてうまく回るのか アリに「職人」はいない/お馬鹿さんがいたほうが成功する/働かないアリはなぜ存在するのか? 「2:8の法則」は本当か/怠け者は仕事の量で変身する/経験や大きさで仕事は決まる みんなが疲れると社会は続かない/規格品ばかりの組織はダメ/わが子より妹がかわいくなる4分の3仮説 生き残るのは群か?血縁か?/実証不能のジレンマ/社会が回ると裏切り者が出る なぜ裏切り者がはびこらないのか/最初にやった仕事が好き/自然選択説の限界 説明できないという誠実さ/いつも永遠の夏じゃなく など ■著者紹介 長谷川 英祐(はせがわ・えいすけ) 進化生物学者。北海道大学大学院農学研究員准教授。動物生態学研究室所属。1961年生まれ。 大学時代から社会性昆虫を研究。卒業後、民間企業に5年間勤務したのち、東京都立大学大学院で生態学を学ぶ。 主な研究分野は社会性の進化や、集団を作る動物の行動など。 特に、働かないハタラキアリの研究は大きく注目を集めている。 『働かないアリに意義がある』(メディアファクトリー新書)は20万部超のベストセラーとなった。 -
宇宙人と出会う前に読む本 全宇宙で共通の教養を身につけよう
「あなたはどこから来ましたか?」 さまざまな惑星の宇宙人が集う社交の場で、もしそう尋ねられたら、あなたならどう答えますか? 「地球から来ました」など論外で、失笑を買うこと確実です。ではなんと答えればよいのでしょう? 私たち地球人は「ある理由」により、宇宙人の平均より科学の発達が遅れている可能性があります。 いつか宇宙人と出会ったとき、恥をかかずに交流できるようになるには、地球の常識にとらわれず、 宇宙のすべてにおいて通用する普遍的な教養を身につけておく必要があるのです。 本書は、惑星際宇宙ステーションに地球チームの一員として乗り込んだあなたが、そこで遭遇する 宇宙人が繰り出すさまざまな突拍子もない質問に答えていくうちに、宇宙で本当に必要な科学知識 とは何か、宇宙的思考法とはどういうものかが、自然とわかってくるように構成されています。 読み通したあと宇宙教養がどれだけ身についたかは「宇宙偏差値」を算出してチェックできます。 宇宙人と意思疎通するための「三種の神器」、連星太陽をもつ惑星の異様なカレンダーなど奇抜な アイデアも満載でお贈りする「ちゃんとした宇宙人になるためのガイドブック」、その日が来ても、 来なくても、読めば世界の見え方が一変するはずです! 【目次】 プロローグ 宇宙のとあるカフェにて 第1章 あなたはどこから来たのですか? 第2章 あなたは何でできていますか? 第3章 あなたたちの太陽はいくつですか? 第4章 あなたは力をいくつ知っていますか? 第5章 宇宙の破壊者を知っていますか? 第6章 宇宙の創造者を知っていますか? 第7章 宇宙最古の文書を知っていますか? 第8章 あなたは左右対称ですか? 第9章 数のなりたちを知っていますか? 第10章 宇宙人の孤独を知っていますか? 第11章 エネルギーは何を使っていますか? -
英語が話せる人はやっている 魔法のイングリッシュルーティン
留学しないと英語が話せないなんて嘘! SNS累計40万フォロワーの人気著者が自身の英語学習法を初公開。 apple、strawberryなどの簡単なひとりごとから始められて、自然な英語が身につく魔法のルーティンを紹介。 著者による英語音声も特別収録! Routine 01 「めちゃくちゃタイム」から始めるひとりごと英語 Routine 02 「しっかりタイム」でもっとしゃべれるようになる Routine 03 ひとりごと英語にちょっとしたスパイスを加える Routine 04 ひとりごと英語を盗む Routine 05 発音もひとりごとで鍛える Routine 06 英文法もひとりごとで覚える Routine 07 ひとりごとで会話のテクニックを身につける ※音声データは、電子書籍内の説明に沿って手順を進めることで、ウェブサイトからダウンロードできます。音声データは、PCなどの専用機器でお楽しみください。 -
東大教授がおしえる さらに!やばい日本史
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 歴史がきっと好きになる! シリーズ55万部の『やばい日本史』シリーズ第3弾! 「すごい」ばかりの人はいない。「やばい」もあるから、おもしろい! アイドルと結婚してはしゃぐ中臣鎌足、言い寄る男を凍死させる小野小町、妻が信長をボコる明智光秀、おしっこを飲んで危機を逃れるジョン万次郎、うんこをすると見せかけ脱走する木戸孝允、アメリカで奴隷にされる高橋是清……など、日本史の偉人37人のエピソード。 -
決定版 マインド・コントロール
自分はぜったいにだまれさない と思ってるあなた。 巧妙な手口で私たち一般人を狙う、 悪徳占い師、霊能者、オレオレ詐欺グループ。 彼らはどのような手口で、 近づき、心の闇に入ってくるのか? 被害者救済の第一人者が「だましの手口」を徹底告発! さらに、その対策をわかりやすく解説する。 こんな人は要注意! □大学に進学した。 □新入社員である。 □最近、環境が変わった。 □新しいことにチャレンジしたい。 □何か社会に役に立つことがしたい。 □素直な性格だといわれる。 □完璧主義だといわれる。 □孤独を感じる時がある。 □健康に不安がある。 □マインドコントロールに絶対かからないと思っている! 素朴な疑問にズバリ答えます! ●なぜ、一国のトップや有名芸能人までマインド・コントロールにかかるのか? ●恋愛中の男女もマインド・コントロールに かかっていると言えるのか? ●コーチに心酔するスポーツ選手もマインド・コントロール? ●「性格のよい素直な子」たちがなぜひっかかる? ●「マインド・コントロール」と「洗脳」は、どう違う? ●マインド・コントロールで駆使される心理テクニックとは? ●家屋敷まで巻きあげる手口とは? ●「脱マインド・コントロール」の手法とは? ●なぜ日本は「世界的なカルトの吹きだまり」なのか? -
数学独習法
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【数学の全体像をつかむ!】 代数学。幾何学。微積分学。統計学。 4つの数学の基礎を理解して、 数学の俯瞰図を頭の中に作り上げる。 「指数関数的増加って何?」「再生産数?」 「偏差値とか標準偏差ってどういうこと?」 解けなくていい。 覚えなくてもいい。 計算、解法、一切不要。 仕事に出てくる数学知識を厳選! 金融の世界で数学を駆使する専門家に、 私大文系卒編集者がわかるまで聞き返してできました。 読めば数学思考がインストールできる、 大人のための数学入門書です。 ◆読めばわかる4つの数学◆ 【1】仮説を明確にする代数学 〇代数学の極意は「仮説思考」 〇指数関数で新型コロナ急拡大がわかる 〇AI深層学習を生んだ線形代数学 【2】イメージをカタチ化、カタチを数値化する幾何学 〇あらゆるカタチは三角形の集まり 〇三角関数は究極の思考節約術 〇地震も音楽も三角関数で数値化できる 〇フーリエ変換で複雑な波も単純化 【3】複雑なものを単純化する微積分学 〇単純になるまで微細に刻み計算する技術 〇飛行機・ロケット・ドローンを実現した微積分 〇微分方程式で感染拡大をシミュレーション 【4】大きな視点で全体を俯瞰する統計学 〇平均所得額は典型的な所得水準じゃない 〇標準偏差と分散の不思議な関係 〇自動運転を生んだベイズ統計学 4つの数学が何をしているのかわかるだけで数学思考のインストール完了! -
真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960
日本の左翼は何を達成し、なぜ失敗したのか? ――忘れられた近現代史をたどり、未来の分岐点に求められる「左翼の思考」を検証する壮大なプロジェクト。 深刻化する貧困と格差、忍び寄る戦争の危機、アメリカで叫ばれるソーシャリズムの波。 これらはすべて、【左翼の論点】そのものである! 激怒の時代を生き抜くために、今こそ「左の教養」を再検討するべき時が来た――。 ◇◇◇◇◇ 戦後復興期に、共産党や社会党が国民に支持された時代があったことは、今や忘れられようとしている。 学生運動や過激化する新左翼の内ゲバは、左翼の危険性を歴史に刻印した。 そしてソ連崩壊後、左翼の思考そのものが歴史の遺物として葬り去られようとしている。 しかし、これだけ格差が深刻化している今、必ず左翼が論じてきた問題が再浮上してくる。 今こそ日本近現代史から忘れられた「左翼史」を検証しなければならない。 「日本の近現代史を通じて登場した様々な左翼政党やそれに関わった人たちの行い、思想について整理する作業を誰かがやっておかなければ日本の左翼の実像が後世に正確な形で伝わらなくなってしまう。私や池上さんは、その作業を行うことができる最後の世代だと思います。」(佐藤優) 【本書の構成】 ◇日本共産党の本質は今も「革命政党」 ◇社会党栄光と凋落の背景 ◇アメリカで社会主義が支持を集める理由 ◇野坂参三「愛される共産党」の意図 ◇宮本顕治はなぜ非転向を貫けたか ◇テロが歴史を変えた「風流夢譚事件」 ◇労農派・向坂逸郎の抵抗の方法論 ◇「共産党的弁証法」という欺瞞 ◇労働歌と軍歌の奇妙な共通点 ◇共産党の分裂を招いた「所感派」と「労農派」 ◇毛沢東を模倣した「山村工作隊」 ◇知識人を驚愕させた「スターリン批判」 ◇天才兄弟と称された上田耕一郎と不破哲三 ◇黒田寛一と「人間革命」の共通点 ◇現在の社民党は「右翼社民」 -
さかなのたまご
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 砂利の下に卵をうめてかくすサケ、貝のなかに卵をうみつけるニッポンバラタナゴ、オヤニラミに自分の卵を守らせるムギツクなど、川でくらす魚たちは、さまざまな作戦で、次の世代の子どもたちをのこそうと奮闘しています。それは、淡水という混雑した生態系の中で、小さく弱い魚たちが長い時間をかけてつくりあげた知恵でもあります。魚たちのいちばん大切な仕事である繁殖戦略に着目し、迫力の写真で紹介する写真絵本です。 -
超決断力―6万人を調査してわかった 迷わない決め方の科学
すべての答えは、この本の中にある! 転職、結婚、独立、投資、家を買うか、献立、コーディネート…… どんな悩みにも役に立つ! ついにメンタリストDaiGoさんの「決断の方法」が明かされる。 ロンドンビジネススクールから DARPA(米国国防高等研究計画局)まで、世界最高機関が採用する「決断スキル」で、 間違わない決断が、一瞬でできるようになる。 【世界最新のエビデンスに基づいた決断のルールとは?】 ●決断が「秒」でできるようになる「VARI」スキル ●転職での決断ミスを防ぐ「デフォルト設定」の使い方 ●答えのない問題を解決に導く「HARM」のテクニック ●決断ミスを引き起こす「3つの誤解」 ●決断力をあげるための「10の質問」 ●どんな優秀な人でも決断ミスをしてしまう理由 ●多すぎるデータやアドバイスから、本当に役立つ情報を選ぶには? ●「決断の先送り」をやめ、悩む時間を減らすたった1つの方法 -
京大 おどろきのウイルス学講義
新型コロナウイルスの「次」に来る、動物由来のウイルスは何? 本書では批判を恐れない提言で注目されるウイルス学者が、ペットのイヌやネコが媒介するウイルス、計50頭のニホンザルが血を流してばたばた死んだ原因となったサルレトロウイルス4型など、変異すれば人間社会を脅かす可能性があるウイルスを紹介します。しかし実は、病原性のウイルスは全体のごく一部。病気を起こすどころか、1億年以上前に哺乳類の進化を促したウイルスもあります。すなわち、宿主のDNAを書き換える力を持ち、哺乳類の胎盤の形成に関与したといわれているレトロウイルスです。本書ではレトロウイルスの驚くべき力についても解説します。さらに、「そもそもウイルスとは何か?」、「新型コロナウイルスのワクチン」などのテーマも解説。「多次元」のウイルス学を提唱している著者が京都大学で行なっている、1回生(全学部)向けや医学部2回生向けの授業などの内容を収録した、著者初の単著です。高校生でも十分理解できるよう、わかりやすい解説を目指しました。 -
パンデミック新時代 人類の進化とウイルスの謎に迫る
ウイルスハンター界のインディー・ジョーンズが未知のウイルスに挑む! 医学や科学技術が発展した今日でも、西ナイル熱、エボラ出血熱、豚インフルや鳥インフルといったパンデミックが発生するのはなぜか?人類は太古の昔からウイルスと共に生きてきた。問題は、世界がフラット化した現代では、変異した致死性のウイルスが瞬く間に世界中に拡散してしまうことだ。どうすればパンデミックの危機を防げるのか?若き科学者ネイサン・ウルフは、パンデミックの爆心地―ジャングルの奥地でウイルスが動物からヒトへと感染するその瞬間をとらえ、警告すべく、最新の科学と通信技術を使った地球規模の免疫系を作りあげようとしている。果たして人類は、このパンデミック新時代を生き延びることができるのだろうか?サルからヒトへの進化の過程で、ウイルスが果たしてきた歴史を紐解きながら、人類とウイルスの未来図を描く、パンデミック爆心地からの最新レポート。 第一部 たれこめる暗雲 第一章 ウイルスに満ちた星 第二章 狩りをする類人猿 第三章 微生物の大規模なボトルネック 第二部 大きな嵐 第五章 最初のパンデミック 第六章 ひとつの世界 第七章 親密な種 第八章 ウイルスの襲撃 第三部 予測 第九章 ウイルスハンター 第一〇章 微生物予測 第一二章 最後の疫病 -
WHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ?)生命とは何か
本書は、ノーベル生理学・医学賞を受賞した生物学者ポール・ナースが、「生命とは何か?」について、語りかけるようなやさしい文体で答える一冊。 著者が、生物学について真剣に考え始めたきっかけは一羽の蝶だった。12歳か13歳のある春の日、ひらひらと庭の垣根を飛び越えた黄色い蝶の、複雑で、完璧に作られた姿を見て、著者は思った。 生きているっていったいどういうことだろう? 生命って、なんなのだろう? 著者は旺盛な好奇心から生物の世界にのめり込み、生物学分野の最前線に立った。本書ではその経験をもとにして、「細胞」「遺伝子」「自然淘汰による進化」「化学としての生命」「情報としての生命」の生物学5つの重要な考え方をとりあげて、生命の仕組みについての、はっきりとした見通しを提示する。 ・・・あなたの出発点がどのレベルにあろうと、そう、たとえ科学って苦手だなぁと感じている人も、怖がらないでほしい。この本を読み終えるころには、あなたや私や繊細な黄色い蝶、そしてこの惑星上のすべての生き物が、どのようにつながっているか、より深く理解してもらえるはずだ。私と一緒に、「生命とは何か」という大いなる謎に迫ろうではないか。(本書の「まえがき」より) -
イスラム教再考 18億人が信仰する世界宗教の実相
多発する「過激派テロ」、「信教の自由」も「LGBT」も否定、「子供への体罰」や「児童婚」が蔓延、「女性の価値」は男性の半分……。 イスラム教は本当に異教徒に寛容で穏健な宗教なのか? 世界的に突出して偏向している日本の「通説」を検証することにより、「イスラム教のリアル」が見えてくる。 学者・メディアによってつくられた「常識」を問い直し、イスラム教徒とのあるべき共生の道筋を示す! 【目次】 ◆ はじめに ― イスラム研究者が拡散させた「誤ったイスラム像」 ◆ 第一章 「イスラムは平和の宗教」か 外務省「イスラム研究会」設立/ジハードは「聖戦」ではなく「努力」?/自爆攻撃は正当化されるか 他 ◆ 第二章 「イスラム教ではなくイスラームと呼ぶべき」か 日本のイスラム研究業界の「ルール」/「単なる宗教ではない」というイメージ戦略/政治信条やイデオロギーの投影の対象 他 ◆ 第三章 「イスラムは異教徒に寛容な宗教」か 高校世界史の教科書にも描かれる「寛容さ」/異教徒は「殺すべき対象」/棄教者は死刑 他 ◆ 第四章 「イスラム過激派テロの原因は社会にある」か 「イスラム主義との戦い」を宣言したフランス/イスラム過激派テロをアメリカのせいにする陰謀論者/テロの原因はイデオロギー自体にある 他 ◆ 第五章 「ヒジャーブはイスラム教徒女性の自由と解放の象徴」か ヒジャーブは「サラリーマンのネクタイのようなもの」?/ヒジャーブ着用により女性は守られるか/異教徒の女性は性奴隷/ヨーロッパで続発するレイプ事件/ヒジャーブをしない自由も尊重されるべき 他 ◆ 第六章 「ほとんどのイスラム教徒は穏健派」か イスラム過激派を支持するイスラム教徒は少なくない/身体刑の執行を支持/信教の自由、表現の自由を否定/LGBTを否定/蔓延する子供への体罰・精神的虐待と児童婚/女性の価値は男性の半分/妻は夫に完全服従 他 ◆ 第七章 「イスラム教を怖いと思うのは差別」か イスラモフォビア(イスラム恐怖症)批判/イギリスで加速するイスラモフォビアへの法規制/日本でも広がる「イスラム教は怖い=差別」の風潮 他 ◆ 第八章 「飯山陽はヘイトを煽る差別主義者」か 日本のイスラム研究業界の不文律「/ニセ学者」のレッテル/インターネット上の誹謗中傷/日本のイスラム研究者が本当に守りたいもの 他 ◆ 終章 イスラム教を正しく理解するために イスラム主義の台頭を許した西欧の「罪悪感」/ポリコレと多文化主義の見直し/「アブラハム合意」を歓迎しないのは誰か/日本のイスラム研究者とメディアが広めたウソからの脱却を 他 -
専門医が教える新型コロナ・感染症の本当の話
新型コロナ感染症の日本上陸直後から最前線で治療にあたる感染症専門医が、 自身の現場での経験と最新の科学データをもとにやさしく解説。 症状はどんな経過をたどり、どんな治療が行われるのか。 他の感染症と比べてどんなところが怖く厄介か。 感染はどうしたら防げるか。 ワクチンはどのぐらい有効なのか。 そもそも感染症とは何か。 新型コロナの正体と対処法を正しく知ってコロナ禍を乗り切り、 次のパンデミックに備えるための知識も身につく、必読の教科書。 第1章 感染症とは何か 第2章 日常のなかの感染症 第3章 次々と発生する新興感染症 第4章 新型コロナウイルス感染症とはどんな病気か 第5章 感染はどうしたら防げるか 第6章 社会問題としての新型コロナ 第7章 SNS時代の感染症 終章 次のパンデミックに備える *本書は、書き下ろし原稿に「Yahoo! ニュース 個人」の記事を加筆・修正したものを加えて構成しています -
「メンタル弱い」が一瞬で変わる本 何をしてもダメだった心が強くなる習慣
あなたは「メンタルの弱さ」を悪いものだと思っていませんか。いらないものなので、見つけたら「さっさとゴミ箱に捨てなければ!」と。たしかに、不安や落ちこみ、マイナス思考、ネガティブな感情というのは気持ちのよいものではありません。なるべくなら避けて通りたいもの。でも、その前提こそ、間違いだったのです。「メンタルの弱さ」は悪ではありません。「いらないもの」なんてとんでもない。それは、むしろ「強さの材料」なのです。人間はみんな「自然な弱さ」を持っています。それは身を守るための警告システム。常に私たちの行動を最適化してくれています。この本でお伝えする内容を理解し、実践していただければ、あなたのメンタルは、自然に強くなっていくでしょう。 -
公立VS私立
大学進学、就職、将来の年収、そして友人・恋人の数まで…… 公立と私立の選択でどれだけの差が出るのか? 小学校、中学校、高校、大学……、あらゆるカテゴリー で公立か私立かという選択はその後の人生を左右する大きな問題である。 本書では、「学力」、「お金」、「人間関係」の3大ポイントを 政府の統計、週刊誌のランキング、そして本書独自に行った 公立中高/私立中高出身者へのアンケートなどを元に、徹底的に数値で比較。 格差問題のスペシャリストであり、教育問題にも明るい 同志社大学教授・橘木俊詔氏が“教育格差”の大問題を解く意欲作。 データを引き、歴史を辿りながら縦横無尽に論じていく。 -
ほどよい距離が見つかる本
人の目を気にして言いたいことが言えなかったり、人を優先しすぎて自分のことを後回しにしたり、人に与えすぎて損をしたり、あるいは、相手に執着しすぎて破滅的な関係に陥るなど…人と境界線を引けないと困ることがたくさんあります。 本書は、本来、たくましく楽しく生きられるはずの私たちが、自信がもてず、自己肯定感も低くなってしまう理由を探りながら、どうすれば、自分の心に安全な防御壁を作り、人と適度に付き合いながら、楽しく心おだやかに生きていけるのかを紹介する本です。 心の病まではいかないものの、日々の人間関係に疲れ、ストレスを感じている大勢の方が生きやすくなるための秘訣をセラピーなどを交えて紹介していきます。 -
ビジネスと人生の「見え方」が一変する 生命科学的思考
【発売1年で5刷出来!】 孫泰蔵氏(起業家)推薦! ――世界のすべての人が彼女のように思考するようになったなら、世界は一変するだろう。 中野信子氏(脳科学者、医学博士)推薦! ――生命科学を問い直せば 、一つの共通認識に帰着する。すべての生命にその存在の意味がある。 竹内薫氏(サイエンス作家)推薦! ――生命科学がわかれば、あなたの人生が変わる。科学と哲学とビジネスが融合した、不思議な魅力をもつ本だ。 多様性・意志・感情・寿命・時間… 「生命の原則」を知れば、人生はもっと自由になるーー。 生命科学研究者であり、起業家でもある著者がたどりついた、一度きりの人生を迷いなく生きるための思考法! ◎コンテンツ例 ・多様性の本質は「同質性」にある ・「仕事ができない人」は、視野の共有で解決できる ・なぜ、人類は非効率に見える感情を抱えて生きるのか ・利己と利他は対立しない ・生命は「失敗許容主義」を貫いている ◎こんな人にオススメ ・怒りや悲しみなどネガティブな感情に流されたくない ・意志を強く持ち続けたい ・組織作りやビジネスに生命科学の知見を応用したい ・チームや人間関係のことで悩んでいる ・何かに打ち込むための情熱がほしい 私が本書を通じて伝えたいのは、「生命には原理や原則があることを客観的に理解した上で、それに抗うために主観的な意志を活かして行動できる」ということです。生命原則を客観的に理解し、視野を自在に切り替えて思考することで主観を見出し行動に移せば、自然の理に立脚しながらも希望に満ちた自由な生き方が可能となります(はじめにより)。 ◎目次 第1章 生命に共通する原則とは何か ー客観的に捉えるー 第2章 生命原則に抗い、自由に生きる ー主観を活かすー 第3章 一度きりの人生をどう生きるか ー個人への応用ー 第4章 予測不能な未来へ向け組織を存続させるには ー経営・ビジネスへの応用ー 第5章 生命としての人類はどう未来を生きるのか -
科学とはなにか 新しい科学論、いま必要な三つの視点
科学を毛嫌いする反知性主義も、過度に信奉する権威的専門家主義も、真に科学的であることはできない。科学の意味を問い直す「新しい科学論」。 専門家だけに任せるの間違っている! 私たちは科学技術とどう付き合えばいいのか? 科学における「事実」とはなにか? 「普遍的な知識の体系」である科学だが、「いつでもどこでも正しい」わけではない。 なぜか? どう考えればいいのか? 科学を毛嫌いする反知性主義も、過度に信奉する権威的専門家主義も、真に科学的であることはできない。 日本の科学技術力はなぜ衰退しているのか? 疑似科学信仰はなぜ拡大するのか? 研究不正を個人の責任にできない理由とは? 科学の意味を問い直す、「新しい科学論」。 【もくじ】 はじめに──新しい科学論が必要な理由 第1章 「なぜ」「どのように」科学について語るのか? 第2章 科学の事実と日常の事実──科学技術の方法論 第3章 科学技術は誰のものか──(1)近代科学の誕生以前は 第4章 科学技術は誰のものか──(2)「科学のあり方」が変質していくなかで 第5章 科学知と生活知──科学技術の飼い慣らし方・理論編 第6章 「二正面作戦」を戦い抜くために──科学技術の飼い慣らし方・実践編 第7章 「今」「ここ」で科学技術を考えること 終章──科学技術を生態系として見る -
ゲンロン戦記 「知の観客」をつくる
「数」の論理と資本主義が支配するこの残酷な世界で、人間が自由であることは可能なのか? 「観光」「誤配」という言葉で武装し、大資本の罠、ネット万能主義、敵/味方の分断にあらがう、東浩紀の渾身の思想。難解な哲学を明快に論じ、ネット社会の未来を夢見た時代の寵児は、2010年、新たな知的空間の構築を目指して「ゲンロン」を立ち上げ、戦端を開く。ゲンロンカフェ開業、思想誌『ゲンロン』刊行、動画配信プラットフォーム開設……いっけん華々しい戦績の裏にあったのは、仲間の離反、資金のショート、組織の腐敗、計画の頓挫など、予期せぬ失敗の連続だった。悪戦苦闘をへて紡がれる哲学とは? ゲンロン10年をつづるスリル満点の物語。 -
セックス依存症
不倫スキャンダルはなぜ繰り返されるのか? 彼らは「性欲モンスター」ではない! セックスでしか満たされない人たちの実態とは。 □性的な思考や行動をしているとリラックスできる □不安や孤独感をやわらげるためにセックスすることがある □セックスの後、罪悪感や自責の念を抱いて落ち込む □性的行動に時間をとられ、家族や友人をおろそかにしている □最近、性的行動のせいで集中力や仕事の能率が落ちている □性的関係を持つ相手を次から次へと変えている □性的行動を隠すため、噓をつくことがよくある ……ひとつでもあてはまったら要注意! 不倫を繰り返して離婚、風俗通いで多額の借金、職場のトイレでの自慰行為がバレて解雇……度重なる損失を被りながらも、強迫的な性行動を繰り返してしまうセックス依存症。#MeTooムーブメントの引き金となった映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインも治療を受け、最近ではお笑いコンビ、アンジャッシュ・渡部建さんの不倫スキャンダルでも「セックス依存症では」?と憶測が流れた。 「セックス中毒」「性欲の強い変態」などと偏見を持たれがちだが、実は性欲だけの問題ではない。脳の報酬系に機能不全が生じて「やめたくてもやめられない」状態に陥ることに加え、相手への支配欲や満たされない承認欲求、過去の性被害や刷り込まれた性的嫌悪、「経験人数が多いほうが偉い」といった〈男らしさの呪い〉などが深く関わっているのだ。 2000人以上の性依存症者と向き合ってきた専門家が、実例をもとにセックス依存症の実態に迫るとともに、専門機関での治療や、ほとんど知られていない自助グループでの回復へ向けた取り組みを紹介。さらに性依存症の背景にある「男尊女卑」「性欲原因論」「家庭での性教育」といった社会問題を解き明かす。AV男優・森林原人氏との対談も収録。 -
建設DX デジタルがもたらす建設産業のニューノーマル
建設投資60兆円 眠れる巨大産業が覚醒する!! 「アナログ産業」の代表格とみなされてきた建設産業は、いかにDX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組むべきか。2018年10月発行の前作「建設テック革命 アナログな建設産業が最新テクノロジーで生まれ変わる」で深掘りした土木分野のその後と、建築・都市分野の動向を、専門記者が豊富な事例を基に描く ■主な内容 はじめに コロナ・ショックが迫る建設DX 第1章 ゼネコン研究開発2.0 第2章 リモートコンストラクション 第3章 BIMこそが建設DXの基盤である 第4章 創造性を解き放つ建設3Dプリンター 第5章 モジュール化の世紀、舞台は現場から工場へ 第6章 「建設×AI」で単純作業を爆速化 第7章 建設テック系スタートアップ戦記 第8章 全てはスマートシティーにつながる -
テレビが伝えない国際ニュースの真相 バイオ・サイバー戦争と米英の逆襲
累計15万部突破!「ニュースのなぜは世界史に学べ」の茂木誠氏が コロナ後の世界の危機を予見する1冊! 世界史・地政学で、ニュースが泣きそうなほど、よくわかる! 中東の火種から幕を開けた2020年は、新型コロナウィルスの大流行により、まったく先の読めない時代に突入しました。 そして、2020年11月。アメリカの大統領選挙を迎えます。未来のゆくえを占うこの事態を経て、世界はいったいどこに向かうのか。 本書は、N校の世界史人気講師として活躍する著者が、世界史と地政学を駆使して、「現代ニュース」を解説します。 TVや新聞では絶対にわからない、不確実な世界を読み解く、最強の参考書! -
フランス語っぽい日々
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 外国語を愛する 外国語に苦しむ すべての人に 白水社の月刊誌「ふらんす」で2020年9月現在も続く、漫画家じゃんぽ?る西さんとフランス人ジャーナリスト西村カリンさんによる人気夫婦連載がいよいよ単行本となる。じゃんぽ?る西さんは、パリ三部作(『パリ愛してるぜ?』『パリが呼んでいる』『かかってこいパリ』)や子育てコミックエッセイ『モンプチ』(全3冊)、また妻であるカリン氏を描いた『わたしはカレン、日本に恋したフランス人』などで知られ、フランスとは縁があるものの、フランス語はいまだに苦手。一方、日本在住20年、長年AFP(フランス通信社)で記者を務め、現在はリベラシオン紙やラジオ・フランスの特派員として活躍する妻のカリンさんは、「日経新聞」で日本語を身につけたという国際ジャーナリスト。ふたりは「言語」をキーワードに、日仏の文化のあいだで成長する子どもたちをそれぞれの視点で観察し、また映画の字幕問題、オリンピックとフランス語、セクハラなどの文化・社会ネタや、大統領選、ジレ・ジョーヌ、カルロス・ゴーンなどの政治・時事ネタを日仏両面から切り込む。日仏夫婦が漫画とコラムでつづった異文化・外国語教育・子育ての悲喜こもごもを、ぜひご堪能あれ! -
これからの時代を生き抜くための生物学入門
『全力! 脱力タイムズ』などさまざまなメディアに出演! 異色の生物学者による“心に残る”生物学講義、開講!! ~生物学を学べばヒトはもっと強く、もっと優しくなれる~ 【内容】 本書は、『全力! 脱力タイムズ』『クローズアップ現代』などさまざまなメディアに出演し、黒ずくめの服装とサングラスという風貌でダニやヒアリなどの危険生物について語る姿が話題となった、異色の生物学者・五箇公一による “人生に活かせる”生物学の入門書になります。 堅苦しい生物学の講義ではなく、コロナが人間社会を襲っているいま、withコロナ時代、そしてポストコロナ時代という新しい時代を生き抜くためのヒントを、生物学を通して学んでいく一冊です。 【構成】 ◆第1章 性のしくみ オスとメス、性って一体なに?/生物は進化を続けないといけない運命である/生物は進化を繰り返して、今に至る/ウイルスに対抗する画期的な進化=性の分化/カタツムリはオスとメスが同じ? 雌雄同体の生物たち/オスは受精するためのスイッチ!?/「退化」も進化の一種である/性淘汰の中でオスは不要とならないよう頑張る……/ダニの世界にもあるオス間闘争/オスはあえてハンディキャップを背負う/DNAのコピーミスは単なる失敗ではなく、進化の礎だった/生物学的にはオスは悲しい生き物だった/哺乳類最大級の精子を持つフクロミツスイ/人間も大昔は乱交をしていたのか?/セックスは生物学で一番面白いテーマ/生物学の巨人・ダーウィンが唱えた進化論とは/働きアリの怠け者にも生きる意味がある ◆第2章 生物学からみる人間社会 男性の草食化は生物学的な「ひずみ」なの?/実は草食化はモテるための手段!?/少子化の果てに待ち受けるもの/社会の成熟と夫婦関係の変化/一夫一妻制は幻想「?/女性が不倫男を嫌う」のは生物学的に正しい/生物学から考える同性愛/人間と動物の大きな違いは「利他的ヒロイズム」の有無である ◆第3章 遺伝 「遺伝」とはわずか4つの塩基の組み合わせ/教科書にあった「メンデルの法則」をもう一度「/ハゲは隔世遺伝する」は迷信なのか!?/遺伝子検査でガンにかかる確率がわかる!?/親から子に遺伝するものはどこまでわかっている?/ウイルスを超える!? 狂牛病の原因プリオン/今の科学技術で人間のクローン作成は可能なのか?/iPS細胞が可能にする夢の再生医療/米国産遺伝子組み換えナタネが日本を襲う!?/遺伝子工学は取り扱い注意なテクノロジー/遺伝子だけによって人生が決まるわけではない ◆第4章 遺伝子優生論 優生学の裏に潜む危険思想/優生学を人間社会に当てはめてはいけない/人間は自然淘汰に逆らい、助け合うことで生き残った「/奇人・変人」を排除すべきではない ◆第5章 生物の多様性 生物多様性があるから人間社会はここまで発展できた/かつてないペースで生物種が消える大絶滅時代/増える種と減る種~スーパーラットとゴキブリの都市化/木造建築こそが究極のリサイクルだった/かつては里山が生物多様性を支えていた/今後、経済成長が見込めない日本は鎖国するしかない!?/環境のために個人ができることは「地産地消」/グローバル化の象徴である外来生物/外来種だけを悪者にしていいのか?/フランスでは年間15名が死亡しているツマアカスズメバチ/温暖化に比べると生物多様性の対策は数段遅れている ◆第6章 生物学と未来 パンデミックはいつ起こってもおかしくない/東京オリンピックで、新たな感染症パンデミックが起きる!?/77億人に膨れ上がった人類をウイルスは淘汰しようとしている/新型コロナウイルスの襲来/人間が絶滅しても生物は残り続ける/今後、人間はどのように進化していくのか ◆第7章 私と生物学 人生を変えたダニとの出会い/ハダニの観察と遺伝子解析の日々/幼少期~富山の田舎町で過ごした生物観察の日々/プラモにハマり、通信簿は1!?/高校は山岳部で“ひねくれた優等生”/『ジョーズ』に感激! 映画監督を志す/もしかしたらレンタルビデオ屋の店長になっていた!?/総合化学メーカーで農薬開発に携わる/科学者がやってはならないこと/大手メーカーのシャンプーで背骨が曲がる!?/研究者はすべからく論文を書くべし/黒ずくめファッションの理由とは!?/テレビ出演によって、環境問題への間口を広げる -
[増補]決定版・日本史
日本の歴史という美しい「虹」を見るために――。1冊で読む日本通史の決定版!大人のための歴史教科書。 個々の歴史的事実についての丹念な研究は尊い。 しかし、それだけでは国史という虹は生じない。 無数の歴史的事実から自分の国の美質を示すのは史観である。 無数の事実を見るための正しい視線の方向と距離が必要なのである。 「われわれはどこから来たのか、われわれは何者か、われわれはどこへ行くのか」 という問いが発せられるとき、その答えのヒントとなるもの、それが自分の国の歴史である。 幸いにして日本には世界に誇れる歴史がある。 この素晴らしい歴史を鑑(かがみ)として、今一度、誇り高き日本を取り戻さなくてはならない。 それはこの時代に生きる日本国民全員に与えられた使命であると思うのである。 -
全体主義の克服
【東西哲学界の雄が、全体主義から世界を救い出す!】全体主義の渦に、再び世界は巻き込まれようとしているのではないか。日独ともに哲学は、二〇世紀の全体主義に加担してしまったが、では次なる全体主義の台頭をいかに阻止すればよいのか。その答えを出そうとしているのが、マルクス・ガブリエルだ。彼の「新実在論」は、全体主義の礎を築いたドイツ哲学を克服するために打ち立てられたものだったのだ。克服にむけてのヒントは東アジア哲学の中にあるという。本書は、東西哲学の雄が対話を重ねて生み出した危機の時代のための「精神のワクチン」である。○「上から」の力によって、民主主義が攻撃されているわけではありません。民主主義を破壊しているのは私たち自身なのです。市民的服従が、あらたな全体主義の本質です。――マルクス・ガブリエル
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