大田直子の作品一覧

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プロフィール

  • 作者名:大田直子(オオタナオコ)
  • 性別:女性
  • 職業:大学教授

東京大学文学部社会心理学科卒。『繁栄』(マット・リドレー)、『隠れていた宇宙』(ブライアン・グリーン)、『音楽嗜好症: 脳神経科医と音楽に憑かれた人々』(オリヴァー・サックス)などの翻訳を手がける。

作品一覧

2024/02/07更新

ユーザーレビュー

  • 脳は世界をどう見ているのか 知能の謎を解く「1000の脳」理論
    脳の仕組みを解明しようとする研究者の著作。この本が面白いのは、作者がアカデミック出身ではなく、パームコンピューターで大成功した起業家であること。ビジネスで大成功を収めてから、元々関心あった脳の研究所を設立し、打ち込んでいるという変わり者。だからかもしれないが、内容はとてもわかりやすい。人工知能がもた...続きを読む
  • 神のいない世界の歩き方 「科学的思考」入門
    うーん、相変わらずドーキンスの語り口は楽しく読める。
    生物学におけるダーウィンの進化論が揺るがされる現代アメリカにおいて、多様な生物が分岐し、DNAを自然淘汰のうちに自由自在に枝を伸ばしてきた、地球上生きとし生けるものすべての生物の歩みを、論理的かつ実際的な見地でもってドーキンスは神のいない世界を肯...続きを読む
  • 人類とイノベーション:世界は「自由」と「失敗」で進化する

    やや悲観的に

    の著者の以前の作品 例えば「繁栄」等では、楽観主義的な思想 見込みを披露していたが、この著書では、やや悲観的な調子が目立つ。印象に残った箇所として下記が挙げられる。

    11% 不安定な自給自足から、より安定した相互依存へ

    イノベーション アイデアの発明ではなく、実用化。手頃な価格で現実に使えるよう...続きを読む
  • 心の視力 脳神経科医と失われた知覚の世界
    譜面が読めなくなったピアニスト、文字が理解できなくなった作家、社交的な人が意思の疎通ができなくなった、、何らかの、それまで大事だった能力をなくしてしまい、その状況と折り合っていく人を描いている。最期の「心の目」は、『ビジュアル・シンカーの脳』とあわせて読むと面白いと思う。
  • いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学

    【感想】
    いつも時間がない、時間がないと思いがちだったけれども、
    時間がないと言う欠乏性に陥っていることに気づかされた。
    特に、身体の疲れにより休息が必要と同じように、精神的にも消耗したときに回復を必要とするというのは心に残った。
    育児はまさにこれ。

    あと、今まで貧困は金銭面しか考えていなかった...続きを読む

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