人類とイノベーション:世界は「自由」と「失敗」で進化する

人類とイノベーション:世界は「自由」と「失敗」で進化する

2,860円 (税込)

14pt

■マーク・ザッカーバーグ&ビル・ゲイツが絶賛する現代最高の科学・経済啓蒙家、全米ベストセラー!
■あらゆるビジネス・人間活動における最大の課題「イノベーション」の本質と未来を解き明かす!
■名著『繁栄』のマット・リドレー最新刊、待望の日本語版
■米Amazon「The Best Business Books of 2020」に選出

・なぜ原子力発電は「斜陽産業」になったのか
・世界を変えるのは「1人の孤高の天才」ではない
・世界を変えるのは「発明家」ではなく「イノベーター」である
・新しいテクノロジーに携わった起業家の多くは「破産」する
・イノベーションは圧倒的な雇用を生む
・イノベーションを阻害するのは「規制」と「知的財産権」である
・人類史が証明する「イノベーションをはぐくむ環境」
・2050年の世界を予測する

AI、SNS、起業、ブロックチェーン、経済、通信、医療、遺伝子編集……。あらゆるビジネスや社会活動における最大の課題「イノベーション」。それはいかにして起こるのか? その原動力とは? なぜ近年大きなイノベーションが生まれないのか? 誰も知らなかった「イノベーションの本質」を、産業革命史や人類史、Google、Amazonの実例など、圧倒的なファクトを積み重ねて解き明かす。ビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグ、スティーブン・ピンカー(『21世紀の啓蒙』)、ピーター・ディアマンディス(『2030年』)らの世界観に大きな影響を与えた現代最高の科学・経済啓蒙家による、待望の最新刊にして米英ベストセラー。巻末に特別追記「コロナ後の世界とイノベーション」を収録。

「2020年の私のベストブックは本書だ。『1人の天才が世界を変える』という思い込みはもう捨てよう。蒸気機関もテレビも電球も、1人の天才による発明ではない。無数のイノベーションが『進化』を繰り返した結果生まれたものだ。そう、イノベーションとは『生物の進化』と同じ仕組みなのだ」
——リチャード・ドーキンス(『利己的な遺伝子』)

「本書でとくに深い洞察があるのは、失敗は成功の一部であること、試行錯誤を繰り返すことの意義、そしてイノベーションを妨げがちな『政府』についての指摘だ。さらに人類の成功に不可欠な材料は何かという点においても、私はリドレーに完全に同意する」
——ジェームズ・ダイソン(ダイソン社創業者)

「名著だ。読め」
——Forbes誌


◎目次
第1章 エネルギーのイノベーション
第2章 公衆衛生のイノベーション
第3章 輸送のイノベーション
第4章 食料のイノベーション
第5章 ローテクのイノベーション
第6章 通信&コンピュータのイノベーション
第7章 先史時代のイノベーション
第8章 イノベーションの本質
第9章 イノベーションの経済学
第10章 偽物、詐欺、流行、失敗
第11章 イノベーションへの抵抗
第12章 イノベーション欠乏を突破する
特別追記:コロナ後の世界とイノベーション

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人類とイノベーション:世界は「自由」と「失敗」で進化する のユーザーレビュー

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    購入済み

    やや悲観的に

    の著者の以前の作品 例えば「繁栄」等では、楽観主義的な思想 見込みを披露していたが、この著書では、やや悲観的な調子が目立つ。印象に残った箇所として下記が挙げられる。

    11% 不安定な自給自足から、より安定した相互依存へ

    イノベーション アイデアの発明ではなく、実用化。手頃な価格で現実に使えるよう

    0
    2024年02月04日

    Posted by ブクログ

    これは読んで損なし。
    海外の学者タイプの本は、なかなかリズムが合わず読みにくいけど、我慢して最後まで行けば、学びばかり。
    移動時間、暇な時間が有意義なひと時になった。

    0
    2023年08月14日

    Posted by ブクログ

    イノベーションは圧倒的な飛躍によるオリジナリティ溢れるものではなく、連続するプロセスである。
    だから同時期に類似の発明がされている。
    またイノベーションを起こすには自由と協力が必要だ。

    0
    2021年09月12日

    Posted by ブクログ

    ”イノベーション”というのは、多数派ではないこと=周りに理解されないことに耐えて地道にやり続ける、たくさんの失敗にめげず修正をやり続ける、ということなのがよくわかる。政府の考える「選択と集中」はまったく逆。
    よく誤解されているような”一人の天才のヒラメキ一発”によるものでもまったくない。むしろ対極に

    0
    2021年04月15日

    Posted by ブクログ

    イノベーションはゆるやかな連続プロセスだという(これの具体的な説明に、前半で多くのページが割かれている)。
    また、イノベーションはアイデアの生殖であるとも主張する。雄と雌が生殖の際遺伝子を交換するように、多様な人々が集う場所でアイデアが交換されるとき、イノベーションが起きる。
    更に、著者は人類史の大

    0
    2025年08月04日

    Posted by ブクログ

    すぐれたアイデアや発明を実際に人々の役にたつ実用的で手頃な価格のイノベーションに変えるのに多くの労力がかかる。
    遠くの領域と結合して、イノベーションは起こる。失敗は、できないやり方の発見。

    0
    2024年03月10日

    Posted by ブクログ

    イノベーションはどのように起こるのか、何が促進し、何が阻害するのか。ハイテクからローテクまで様々なイノベーションを検証して共通する事象を考察する。

    ・イノベーションは段階的で、漸進的で、集積的でどうしても避けられないプロセス
    ・自由と失敗の中で、実用化できるほど安価に利用できるものとなって社会を大

    0
    2022年08月14日

    Posted by ブクログ

    成長とはより少ない資源からより多くの利益を得ること
    少ない資源であれば、地中から掘り起こすことなく
    地上にあるもの(海の中は含まれるか)を利用するようになりそうだ

    原子と電子の再配列
    ここは私自身も抵抗を感じている
    でも何故といわれると明確な理由もない

    自由と失敗で進化する
    最近、失敗していない

    0
    2022年05月26日

    Posted by ブクログ

    イノベーションがいかに人類に豊かさをもたらしたかについてで、蒸気機関や電球などのエネルギー、ワクチンや水道などの公衆衛生、鉄道や飛行機などの輸送、ジャガイモや遺伝子編集などの食料、0やS字パイプなどのローテク、通信とコンピュータ、農業や家畜化なと先史時代といったそれぞれの分野の代表的なイノベーション

    0
    2022年01月28日

    Posted by ブクログ

    エネルギー、公衆衛生、輸送技術、コンピュータ技術など、これまでに人類が起こしてきたイノベーションの歴史を説明しつつ、それらの共通点やイノベーションの本質に迫る内容。


    一般的に「イノベーション」というと、優れた天才発明家による突然の閃きや革新的アイディアによる技術の進歩というものを思い浮かべてしま

    0
    2021年08月22日

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