無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
これまでの考え方を変えてくれる良書 私たちが自分だと思っているもの(意識)は、自分の全体の中のごく一部であって、残りの大部分は水面下に隠れていて意識に上がらない、高度に自動化されたプログラム(無意識)で処理されている。
そして意識はそこにアクセスできない。極めて重要なためアクセスするとうまくいかなくなる。
自分の見聞きするもの、やること、考えることすらも預かり知らない脳の活動で決まる!
やろうと考える前から神経伝達が起こっている→意識が動かしているのではなく、自動プログラムの神経伝達によってやろうと言う考えが浮かんでいる!
盲点の試しが印象的! 黒点や穴が見えるのではなく、脳が作った背景が見える→脳のプログラムに見せられているだけ!
脳の中の様々な意見の対立によって、最終的な意見が決まり、自分が変わる。それを調整するのが意識であり、マウスなどはそれができないので意識は無いと考えられる。
それらの異なる意見は全て、本当の自分!→多重人格
還元主義(大きいものは全て小さな要素に分けることによって理解できる。)では、脳と心の関係を説明できない。それは創発特性(たくさんのパーツと要素を組み立てると、新たな特性を持つ)による。
→心はパーツの完全性に左右はされるが、パーツと「同格」ではない。
脳は外部環境や社会と相互影響をうけている→私たちの定義はどこからどこまでなのか? その濃度の最も高い脳は、山頂であって山全体ではない。
脳はラジオのようなもの。よそからの信号を拾っている受信機であって、そうするためには神経回路が整っている必要がある、という可能性がある。
人間は、遺伝と環境の両方によって形成される。自分では選べず、カードが配られるだけ。
脳により人格は形成され、化学物質のやりとりで全て決まる。
Posted by ブクログ
難しい内容を下手にカタカナ言葉を使わずにわかり易く書いている。
幻視、疾病失認なる症状を例から理解出来た。し、全く違うことではあるが自分の思考パターン、物の見方を振り返るきっかけにもなった。
脳の構造、癖を識ることは日本で言えば刑法39条さらに人工知能などを知る上では必要な内容ではないか。
”脳の回路について発見が増えれば増えるほど、答えは甘えや意欲の欠如や自制心の不足に対する非難から遠ざかる”
これ、それでもわからない人にはわからないんだと思う。
てんかんが悪魔の憑依ではなくなったのは良いけど、歴史上の勇敢な行いも病気とされるのは正しい事実なのかもだけど悩ましい。
Posted by ブクログ
この本の素晴らしさは(訳者あとがきでも触れられているとおりなのですが、)「脳って不思議でおもしろいですね~」で、終わらないところにあると思います。
錯覚や認知バイアスを説明するコンテンツは多くありますが、それらは「ある」と知り意識してもなお、逃れることができないから困るし不思議なんですよね。本書はそれこそが『意識は傍観者である』ためだと言います。我々が自分で判断したと思っているもの、いやそれ以前に確かにこの目で見たと思っているものすら、1,300gのプヨプヨした臓器の中で作り出された単なる幻影であり、我々の「意識」は、それが万端にできあがってから、まるで新聞のように受け取っているだけ。なんともショッキングな話ですが、それを裏付ける実験や調査、事故事象が豊富に紹介されています。どれ一つを取っても驚くエピソードで、面白いです。
そして筆者はその見地から、現代の犯罪と法律に切り込みます。これは非常に考えさせられる問題提起であり、ぜひ読んで頂きたいです。
Posted by ブクログ
ここ数年で一番興味深い本であり、是非一度手に取ってみて欲しい。一見、難しそうな内容であるものの、和訳もわかりやすく、読み進めると非常に衝撃的だ。
合わせて、ハヤカワノンフィクションの『ファスト&スロー』ダニエル・キイス文庫『24人のビリーミリガン』も読みたい。
あらゆる行動は、自分自身で決断していると思いがちであるも、過去人類の遥か祖先から踏襲した遺伝子の型と、生まれて以来蓄積されて来た経験、膨大なデータに対し、そのごく一部にアクセスすることが出来るだけであり、それを無意識のうちに選択した結果と言うこと。
その膨大な遺伝子、経験は通常、意識することなく脳に蓄積されているのだと。
(トラウマの正体であり、夢を見る原因であり、酒を飲むと素面では言わないような事を口走る理由...)
『すべての大人には正しい選択をする同じ能力があると考えたがる人が多い。すてきな考えだが間違っている。
脳は人によってまったくちがうものになりうるー―遺伝だけではなく育った環境にも影響されるのだ。』
『私たちには自分の行動、動機、さらには信念を、選択したり説明したりする能力はほとんどなく、舵を取っているのは、無数の世代にわたる進化的淘汰と生涯の経験によってつくり上げられた無意識の脳である。』
どうやら、遺伝子の型を調べればその人の不倫のしやすさ、凶悪犯罪の可能性等の行動パターンを類推することが可能でもあるようだ。
Posted by ブクログ
「自分」ってあるのかな?っていうのを脳科学者が解説した本。
なかなか読み進められず、並行読書してたばっかりに読み終えるのに時間がかかったけど、頭がスイッチ入ったらグッと読み進められた。
自由意志ってあるのかが気になりすぎるので買ったけど、ないのかもしれない気になってくる。筆者が「意識はCEOであって、実は意識下にないところで脳の中で考えたり対立したりしてる部分がある。意識は脳が決定した結果を引き受けて、自分はこれがしたかったんだと言い聞かせたり、たまには辻褄合わせで話を作ったりしてる」みたいなことが書いてあって、なんか妙に納得できた。面白かった。
Posted by ブクログ
私たちの行動の元となる欲求、あるいは幸福を求める自分の本質は一体何なのか、何を基準にして人は行動を決めているのか。自分と思っている自分は何なのか、こういったことを解明している本です。
著者は私たちが知らない無意識に行動する本質は脳にあると言うことを医学的科学的に解明されています。
非常に示唆に富む内容であって、犯罪者が犯罪を犯すことを一例に、その犯罪行為は犯罪者に責任があると言えるか?本当は犯罪者のコントロールできない脳の無意識の行動にその犯罪行為を行う本質が隠れている可能性があると説明しています。
そうなると責任が問われるのは犯罪者なのか、脳の無意識化の活動の細胞に責任が問われてもおかしくない、と言う大変面白い理論です。
脳細胞の働きを医学的に神経学的に説明されていて、
非常に面白い内容で一読に値すると思います
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ビジネス・実用
小説・文芸
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用