いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学

いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学

いつも時間に追われていて、思うとおりに物事が片付けられない。それなりの収入はあるのに、目の前の出費のために、借金を重ねてしまう。ダイエットをしようとたびたび取り組むけれど、長続きしない。人の気を引こうと熱をもって話しかけるが、いつも相手はつまらなそうなだけ。薬を処方通りキチンと飲まないから、いつまでも治らない。こうした、同じ状態から抜け出せない人は多いですが、じつはこれらはすべて、必ずしもその人の資質によらない、ある共通の要因がもとで起こっていたのです。さまざまなめざましい実験・研究成果を応用し、期待の行動経済学者コンビが初めて世に贈る一冊。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    ビジネス・経済 / 自己啓発
  • 出版社
    :
    早川書房
  • タイトル
    :
    いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学
  • タイトルID
    :
    327872
  • ページ数
    :
    344ページ
  • 電子版発売日
    :
    2015年07月28日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ


    【感想】
    いつも時間がない、時間がないと思いがちだったけれども、
    時間がないと言う欠乏性に陥っていることに気づかされた。
    特に、身体の疲れにより休息が必要と同じように、精神的にも消耗したときに回復を必要とするというのは心に残った。
    育児はまさにこれ。

    あと、今まで貧困は金銭面しか考えていなかったけれども、
    心理的状況や処理能力まで目を配ると言う事はなかった。これも新発見。

    【心に残ったところ】

    ・ひとつのことに集中するということは、ほかのことをほったらかしにするということ。

    ・欠乏とは、自分の持っているものが必要と感じるものより少ないこと

    ・欠乏は人の心を占拠する

    ・欠乏状態とは、失敗できる余裕がないことだけではく、失敗する場面が多い。

    ・だから、スラックがあることは、豊かさを感じられ、心のぜいたくにも感じる。
    (大きなスーツケースに物を詰める時、トレードオフになっていることにすら気付いていない)


    ・トンネリングは、トンネルの内側のものが鮮明に見えるが、トンネルに入らない周辺のものは何も見えなくなる視野狭窄の状態。

    ・トンネリング(差し迫った欠乏時に起こす。
    例:借金を重ねることなど)を起こし、ほったらかしにし

    ・ジャグリング(緊急の課題を曲芸並みに次々とやりくりすること)によって欠乏の罠に陥る

    ・スラックをもとう(ショックをやわらげるくらい)

    ・本人の意思の問題ではなく、欠乏マインドセットを知り欠乏の罠を避ける方法、やわらげる方法を
    ・ダイエット、孤独感、借金なども欠乏マインドセット


    ・処理能力に負荷がかけられると、衝動抑えるのは難しくなる。
    (控えたいケーキを食べることや、言うつもりのない言葉を口走るなど)

    ・自分が孤独になると思い込んだ人は2倍近くたくさん食べている。
    他には脂っこい食べ物の摂取量がかなり多い。

    ★貧困は物質的は状況に重点が置かれがちだが、心理的状況、処理能力にも目を向ける必要がある
    (よく眠れていない?頭をきちんと働かせるのが難しい?気が散りやすい、動揺しやすい?そんなことが毎日起こる?)



    ・圧倒的に1番多かった答えは時間。(中略)
    もっと自由な時間が欲しいのだ。
    人は身体的に疲れきって休息を必要するのと同じように、精神的にも消耗するので回復する必要がある。
    ところが欠乏が長引くと処理能力の負荷は蓄積されがち。

    0
    2023年12月10日

    Posted by ブクログ

    「時間がない」「お金がない」などの欠乏(◯◯が足りない)とその影響を解説した本。貧困の解説が多い。欠乏によって頭の中がいつもその事にとらわれ処理能力が低下し、肝心の欠乏を引き起こしている原因を解決するのが難しくなる負のループに入ることが解説されている。時間がない場合は最悪すべてのスケジュールをドタキャンして断ってしまうこともできるが、貧困でお金がない場合は何も手放すことができない。そのため貧困の欠乏の負のループは脱出が難しいという。

    欠乏とそれによる処理能力の低下は新しい視点でとても参考になった。豊かな内に欠乏状態にならないように対処することと、処理能力は筋肉のように疲れると落ちるものであるという点はこれからの生活ですぐに役立てられるところ。

    0
    2023年07月05日

    Posted by ブクログ

    経済学者と心理学者が共著した行動経済学の本。
    欠乏は心を占拠し、その対象のことをいつも頭のどこかで考えることになる。心の中の一部が占拠されることで処理能力が落ちる。処理能力が落ちるとへまをする。これは著者によるとバックグラウンドで開いているプログラムのせいで処理速度が落ちたパソコンと同じ状態らしい。
    そして欠乏は新たな欠乏を生み出し、深みにはまっていく。
    その負の連鎖を裁ち切るには「想定外」に対応する時間やお金をあらかじめ「計画内」にいれておくといいらしい。本の中ではこれはスラックという言葉で表現される。

    負の連鎖を人間の意志の力で断ち切るのは難しいので、外的な仕組みを作ることが大切なのだそうだ。

    0
    2022年06月30日

    Posted by ブクログ

    トンネリング、ジャグリングはとてもイメージしやすく、自分の感覚が定義された気持ちになった。スラックの重要性を再認識した。手術室の話は調整コストの大きさや負荷の偏りの無駄が認識できた。

    0
    2019年01月01日

    Posted by ブクログ

    時間的、金銭的な欠乏状態になると、トンネリング効果で色々なものが見えなくなる。それに陥らないためには、余裕が必要なんだけど、余裕があるときに対策を打っておかないとダメ、と。
    また、処理能力は一日の中でも波があるので、スケジュールはそれも考慮に入れて立てていくことが重要である、と。

    この本は、適当なタイミングで読み返したりしてみたい。

    0
    2015年07月15日

    Posted by ブクログ

    おすすめ。「欠乏」という状態について「トンネリング」「ジャグリング」「スラック」などをキーワードを基に、どのようにして起こり、どんな負の影響があるかを解説。スラックの重要性がよく分かる内容。汎用性のある内容で、一度は読む価値は間違いなくある

    0
    2015年04月06日

    Posted by ブクログ

    久しぶりに行動経済学ものでおもしろいやつ。不足や欠乏は頭を悪くする(部分的には頭よくする)。読んでて気分悪くなった。生活上にも、道徳やら貧困やらを考える上にもとても重要な本。

    0
    2021年01月05日

    Posted by ブクログ

    ・欠乏(scarcity)は短期的な集中力を得るが、その他に関する処理能力は下がる。
    ・(時間・お金・人間関係に)裕福な人間は欠乏による影響を受けないため、貧困な人間個人の能力が低いと錯覚してしまうが、環境が処理能力の低下を引き起こしている。
    ・本の内容は重複が多いので、4割コンパクトにできてれば★5だった。

    0
    2016年06月19日

    Posted by ブクログ

    仕事やトレーニング、自分に課したタスクなど、その通り事項できないことが多いだけでなく、いつも「忙しい」のはなぜか。どうしたら余裕を持ってことに当たれるのか。そのものズバリの解決策が示されているわけではないが、そうなる原因について多くの示唆があり、参考になった。やはり全体の20%程度の「空き時間」が重要なようだ。「トンネルの外を見る」「雪と牛乳を示さない」「時間ではなく処理能力と認知能力」「変化を認知するのはいつも30分の1」「豊かな時に時間を貯金する」

    0
    2016年06月20日

    Posted by ブクログ

    確かに仕事を後回しにして、仕事が回らなくなることがよくある!前倒しでやれば良いのは分かっているが、実際には難しい。何か気掛かりな事があると、色々な事の処理が進まないし、精神的に疲れる。これが、貧困から抜け出せない大きな原因だとは驚きだ!

    0
    2016年03月14日

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    ビジネス・経済 / 自己啓発
  • 出版社
    :
    早川書房
  • タイトル
    :
    いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学
  • タイトルID
    :
    327872
  • ページ数
    :
    344ページ
  • 電子版発売日
    :
    2015年07月28日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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