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作品一覧 2022/05/24更新 あなたの知らない脳 意識は傍観者である 試し読み フォロー あなたの脳のはなし 神経科学者が解き明かす意識の謎 試し読み フォロー 脳の地図を書き換える 神経科学の冒険 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> デイヴィッド イーグルマンの作品をすべて見る
ユーザーレビュー 脳の地図を書き換える 神経科学の冒険 デイヴィッド イーグルマン / 梶山あゆみ 脳の可能性を開拓し続ける超名著。 ディキンソンは「僕たちの脳は空よりも広い」なんて言ったわけだけど、まさしくそれを実感できる一冊でした。 『生物と無生物のあいだ』で福岡氏は、「生命とはなにか?」に対して「それは動的平衡にある流れである」と答えた。つまり、必須と思われている機能ですら無いなら無いなり...続きを読むになんとかするのが生物だってわけだな。 本書はそれを脳科学的に証明していて、脳はこの能力が特に強いというのが仮説の一つになる。脳が半分になったって、日常生活を変わらず遅れる人がいるのはそれが理由だ。 特に面白いのが、多くの人が学習しているパターン以外にも、脳は独自のパターン分けが出来るという部分かな。人工内耳やエコーロケーション、触覚系など、脳は勝手に学んで世界を理解できる形で整理してしまう。 そうした意味を含めて、脳は「ライブワイヤード(絶えず自らを改造する)」装置なのだと筆者は語る。難しい言葉になってるけど、つまり可塑性が高いのが脳ってことだな。 ああ、あと夢を見る理由に、睡眠を取らなくてはならない生物が、視野の脳領域を確保するため(他の感覚装置に領域を取られたくないため)というのは結構新しい視点だった。真偽はどうであれ、過去の記憶の整理よりは納得できる説だと思うかな。 Posted by ブクログ あなたの知らない脳 意識は傍観者である デイヴィッド イーグルマン / 大田直子 難しい内容を下手にカタカナ言葉を使わずにわかり易く書いている。 幻視、疾病失認なる症状を例から理解出来た。し、全く違うことではあるが自分の思考パターン、物の見方を振り返るきっかけにもなった。 脳の構造、癖を識ることは日本で言えば刑法39条さらに人工知能などを知る上では必要な内容ではないか。 ”脳の回...続きを読む路について発見が増えれば増えるほど、答えは甘えや意欲の欠如や自制心の不足に対する非難から遠ざかる” これ、それでもわからない人にはわからないんだと思う。 てんかんが悪魔の憑依ではなくなったのは良いけど、歴史上の勇敢な行いも病気とされるのは正しい事実なのかもだけど悩ましい。 Posted by ブクログ 脳の地図を書き換える 神経科学の冒険 デイヴィッド イーグルマン / 梶山あゆみ 脳には、可塑性と言って、一生にわたって変化し続けるような性質があることは、知ってはいたけれど、この本を読むまで、そこまでダイナミックなものなのだとは思っていなかった。 本書に出てくる事例として、例えば、脳が半分だけになったとしても、人間の脳は、半分の領域の中で必要な回路を作り、日常生活にやや不便は...続きを読むあるものの、問題なく生活できるようになった人や、耳の聞こえない人のために、音に反応して皮膚を刺激するベストによって、やがて、脳は、皮膚の刺激によって「聞く」ことができるように変わっていく事例などが上げられている。 人間の脳は、あらかじめ、生まれながらに機能や回路が決まっているのではなく、 必要最低限の機能のみインプットされた状態で生まれ、自分の行動や周りからの影響によって、常に回路を書き換え、変化していく(筆者の言葉では「ライブワイヤードな」)ものである。 本書は、読みながら、とてもワクワクとさせてくれる、脳とテクノロジーの可能性の素晴らしさを見せてくれる本だった。 Posted by ブクログ 脳の地図を書き換える 神経科学の冒険 デイヴィッド イーグルマン / 梶山あゆみ ◯視覚野が乗っ取られるのを阻むために夢は存在する(68p) ◯ さらに一歩進んでまったく新しい感覚を生み出すことはできないだろうか。(131p) ◯これからはビッグデータにアクセスするのではなく、それをもっと直接的に経験することへ移行せざるを得なくなるに違いない。(137p) ★知的興奮が味わ...続きを読むえる面白い本だった。人類の可能性を感じてワクワクした。 ★なぜ夢を見るのかの疑問に対して、最も腑に落ちる回答が得られた。 Posted by ブクログ 脳の地図を書き換える 神経科学の冒険 デイヴィッド イーグルマン / 梶山あゆみ 今回は脳の機能を”ライブワイヤード”という視点から探っていく。 ”脳の可塑性、学習性”と言うことになるが、人間の脳がこれほど変化するということは驚き。 一般的には、年を取ったら脳細胞が減る、とか画一的に述べられるが、そんなものではなく、人それぞれで全く違う変化を常に起こし・変化し続けるというのは驚き...続きを読む。 毎度、イーグルマン氏の著作は楽しく興味深く読めるが、今回は脳の可塑性・可能性が、自分の人としての可能性にもつながるという意味で励みにもなった。 Posted by ブクログ デイヴィッド イーグルマンのレビューをもっと見る