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Posted by ブクログ 2023年05月10日
脳には、可塑性と言って、一生にわたって変化し続けるような性質があることは、知ってはいたけれど、この本を読むまで、そこまでダイナミックなものなのだとは思っていなかった。
本書に出てくる事例として、例えば、脳が半分だけになったとしても、人間の脳は、半分の領域の中で必要な回路を作り、日常生活にやや不便は...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月12日
◯視覚野が乗っ取られるのを阻むために夢は存在する(68p)
◯ さらに一歩進んでまったく新しい感覚を生み出すことはできないだろうか。(131p)
◯これからはビッグデータにアクセスするのではなく、それをもっと直接的に経験することへ移行せざるを得なくなるに違いない。(137p)
★知的興奮が味わ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月04日
今回は脳の機能を”ライブワイヤード”という視点から探っていく。
”脳の可塑性、学習性”と言うことになるが、人間の脳がこれほど変化するということは驚き。
一般的には、年を取ったら脳細胞が減る、とか画一的に述べられるが、そんなものではなく、人それぞれで全く違う変化を常に起こし・変化し続けるというのは驚き...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月02日
脳の常識がひっくり返った!
脳っていうと、左脳が論理や言語、右脳が直感をつかさどり、大脳皮質には言語野や視覚野など部位によって機能分担されている…ここまでは概ね合っているが、だとすると、それぞれの部位は、眼、耳、肌などそれぞれの器官と繫がって、それぞれの信号を処理する構造ができている…と思ってしま...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月23日
脳は暗い頭蓋骨の中で、感覚器から届く情報だけを頼りにしている。視覚、嗅覚、触覚いずれの感覚も脳にとっては情報でしかない。その情報がどういう意味を持っているのかを探って理解するのが脳の役目。情報を読み解いて、最適な状態になるように脳の配線を常に変えているという。
例えば、目隠しをして60分程度過ごす...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月08日
脳は汎用機。どんなセンサー・入力メディアからの情報も的確に処理し、出力できるという「ポテトヘッド」理論が面白かった。視覚も聴覚も、網膜や内耳で外部情報を受けた後、体内をめぐる電気信号は、脳にとって同じ。視覚がなくても、触覚、聴覚で映像をイメージできる。いままでコウモリとか深海魚とか、目が見えないのに...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月22日
すこぶるおもしろい!そして、有益と言えるだろう。
脳の持つ「可能性」についての新しい知見をいくつも紹介されている。AIは人間の脳を模倣するところから開発がなされるが「脳の構造」「脳の働き」「脳に対する捉え方」などがかつて無い新し研究が出てきている。シンギュラリティの実現はある意味遠のくという状況かも...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月04日
ライブワイヤード(livewired)を実例を交えて解説した本。原書タイトルはThe Inside Story of Ever-Changing Brain。知らなかった実例が豊富で、文章も判りやすく、楽しく読めた。
・脳の半分が無くても生きてる人
・カメラの出力を皮ふや舌につなげて視覚の代替とする...続きを読む
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