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Posted by ブクログ 2018年12月24日
カタツムリは学習する。フィンチは道具を用いる。イルカは言語を使う。犬は意識を持つ。オランウータンは鏡の自分を認識する。ニホンザルは文化を伝達する。ゾウは仲間の死を悼む。そしてそれらの全ては、性と子孫を持つ。
個体が生きるために必要な能力でないため忘れられがちだが、生殖に失敗した個体から種に引き継がれ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月23日
不倫は文化どころではなく本能であった…
なぜ雌雄があるのから始まり、なぜ雌雄二つだけなのか、ヒトの異性に対する嗜好も例外ではなく遺伝的なものベースであることなど幅広く、何らかの生物や人間の営みの例を示しつつ解説してくれている。(なので若干回りくどい感じはする)
全体を通して、何か一つが何かの変化の...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月30日
Astrobiology Clubで東大の市橋伯一先生が勧めていたので。
生物の生存戦略を性の観点から書いた本。
面白かった。
著者のマット・リドレーという方は学者さんではなく、ジャーナリストだそうです。
素人でも読みやすいのはそういう理由もあるのかな。
また最後に、「ここに書かれている説の多く...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年12月07日
「人間の本性 Human Nature」を探求することを目指した書。それは、人間の「性の進化」を問うことにつながるという。つまり、人間の進化は「性的」なものがテーマとなっているからという。
進化過程においての雄と雌の出現により自然淘汰が起こり、特に性淘汰の場における雄と雌の存在の意味などを解きあかし...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年06月21日
原著の発売が1993年と多少古い本ではあるが、今でも
読み応えのある名著だと思う。
有性生殖による多様性の確保は突然変異によって刻々
変化する寄生者(ウィルスなど)に対抗するためのもので
あり、我々人間は進化の結果として今この時点にいる
わけではなく、今も、そしてこれからもずっと生存競争
を続け変...続きを読む
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