無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「生物学」はここから始まった! 現在もアップデートされ続ける進化論の礎を読み解く
たまたま起きる変異が自然淘汰を経て、新たな形質として獲得され種が増えていく。進化とは枝分かれの歴史である。進化の原動力を解き明かしたダーウィンの進化論は現在も概ねその正しさが証明されている。一方、弱肉強食、優生思想といった誤解もつきまとってきた。 いま進化論を読むことの意義とは? ダーウィンの理論からエピジェネティクスなど最新の遺伝学まで、人類史を振り返る意味でも、ホモ・デウス化する人間の未来を見通す意味でも、読解必須の書。
第1章 「種」とは何か?
第2章 進化の原動力を解き明かす
第3章 「不都合な真実」から眼をそらさない
第4章 進化論の「今」と「未来」
特別章 ダーウィン『種の起源』以降の発展
Posted by ブクログ 2023年10月10日
891
長谷川眞理子
進化生物学者・総合研究大学院大学学長。東京生まれ。専攻分野は行動生態学・進化生物学。1980年から2年間タンザニア野生動物局に勤務。その後イエール大学人類学部客員准教授、早稲田大学政治経済学部教授を経て、2006年より総合研究大学院大学教授。2017年より現職。野生のチンパン...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月28日
ダーウィン「種の起源」を今年こそ読もうと思ったが、予想通り数十ページで挫折。そんな時にいつもお世話になるのがNHK出版の「100分de名著」です。
進化生物学者の長谷川眞理子さんが、めちゃくちゃわかりやすく「種の起源」を解説してくれていますので、入門書としては最適でした。
進化論に対する誤解も解けま...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月20日
進化論:生物とは、不変のものではなく、世代を経て次第に変化していくものである。
・個体が増えると、資源を巡る競争が始まる
・競争の環境は流動的
・生存競争の中で最も熾烈なものが同種の固体間の競争である。
・生物には、無駄なものなど一つもなく、この世界は多様な生物が互いに関係し合いながらバランスが保...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。