長谷川眞理子の作品一覧
「長谷川眞理子」の「赤の女王 性とヒトの進化」「小学館版 学習まんが人物館 ダーウィン」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
2006年に刊行された『ダーウィンの足跡を訪ねて』(集英社新書)は、よくできたダーウィン入門書だった。写真満載、ダーウィン巡礼ガイドやミニ伝記も兼ねていた。
その20年後の本書、体裁はよく似ている。いわば居ぬきのリノベ。前著と多少かぶりながら、ダーウィンの生きた時代からその生き方・考え方を解説している。もちろん、本書も恰好のダーウィン入門書。
とくに目を引いたのは、ウォレスについての箇所。進化や自然淘汰についてダーウィンとほぼ同じことを考えながら、途中から違う方向に向かった。本書では、その理由を、性淘汰、心霊主義、社会主義に探っている。
ダーウィンの著作は170年以上もまえのもの。遺伝のメカニ
Posted by ブクログ
国内の第一人者が、進化心理学についてわかりやすく紹介している。
見解が分かれがちな事柄については、自身の立場を明確にした上で考察・説明を示していることにとても好感がもてます。
橘玲さんの著作で進化心理学を始めて知ったが、ここ数十年の新しい領域とのこと。社会政策、教育政策などに応用されることを期待しています。
【引用】
どの文化でも、ヒトはかなりの量のタンパク質を含む、取得困難な食物を食べ、そのような食物を得るために協力して働き、母親・父親という概念を持ちつつ、他の人々も子育てにかかわっている。個人が単独で暮らせる社会はなく、シングルマザーが一人で子育てするのが当たり前の社会も存在しない。
Posted by ブクログ
数の認知科学のいまや古典的名著。原著は1997年刊。
著者スタニスラス・ドゥアンヌはパリのエコル・ノルマル出身、数学で修士、心理学で博士号。本書を出した時は32歳(もとのフランス語版出版時はなんと30歳!)、学識と洞察と刺激に満ちあふれ、とても若書きとは思えない。
訳は安定していて、読みやすい。number senseを数感覚や数的感覚とせずに、「数覚」にしたのもいい。そういえば、数学者の小平邦彦が数学的直観を「数覚」と呼んでいたことがあるが、本書での意味もこれに近い。
文庫新版は、2011年の英語改訂版の追加分が入り、さらに充実した1冊に仕上がっている。
(p.s. フランスは数学の国で合理