乃至政彦の作品一覧
「乃至政彦」の「謙信越山」「謙信×信長 手取川合戦の真実」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「乃至政彦」の「謙信越山」「謙信×信長 手取川合戦の真実」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
謙信の越山が何に動かされたものだったのか、史料を読み直しつつ誤った通説を否定しながら解明していく。
まず関東の情勢を把握する必要があるが、古河公方の晴氏が北条氏の台頭を許すが、対立が生じ敗れた公方方の上杉憲政は長尾景虎を頼る。謙信は望まず関東管領名代に就任、さらに上洛中に知り合った関白近衛前久を摂家将軍として迎える構想を持って越山した。また、第4回川中島の合戦は、局地戦だった1〜3回と違い、小笠原長時復帰も目論まれ政局に連接していた。結局関白は藤氏に愛想を尽かし帰京してしまい、関東には戦災と火種だけが残ったという。
上杉七免許、女性説について本人の性自認は男であったこと、生涯不犯は兄への義理立
Posted by ブクログ
“時代モノ”のファンを自認する人の中には…「無制限の制作費」を投入して、勇壮でリアルな、そしてドラマチックな戦国時代の合戦場面を映像で再現してみたいというような、傍目には莫迦らしいかもしれないようなことを夢想する人が在るのかもしれない…実は私自身にもそういう傾向が無いでもないのだが…本書に触れて、恐らく著者はそういう傾向をかなり強く帯びているのかもしれない等と思った…
本書の文中でも触れられているが…戦国武将等が「○○の陣」等というモノを用いていたらしいというような事柄に関して、実は然程深い研究は行われていない…本書は、そういう「○○の陣」というようなモノに関して、「“戦”というモノが辿った