なぜ戦争は伝わりやすく平和は伝わりにくいのか~ピース・コミュニケーションという試み~

なぜ戦争は伝わりやすく平和は伝わりにくいのか~ピース・コミュニケーションという試み~

ビジネス・実用
880円 (税込)

4pt

3.9

もしも、目の前に「戦争」と「平和」と書かれた2つのカードが並べられたとして、「どちらを選びますか?」と問われたら、きっと多くの人が「平和」のカードを選ぶのではないだろうか。にもかかわらず、世の中から「戦争」がなくなったことはない――戦争を起こし、拡大する(1)「権力者の法則」(2)「メディアの構造」(3)「大衆の心理」の「三位一体モデル」の分析を基に、平和を維持するための新たな方法論を模索する。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 哲学・宗教・心理
  • 出版社
    :
    光文社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    光文社新書
  • タイトル
    :
    なぜ戦争は伝わりやすく平和は伝わりにくいのか~ピース・コミュニケーションという試み~
  • タイトルID
    :
    329895
  • 電子版発売日
    :
    2015年08月14日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    6MB

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なぜ戦争は伝わりやすく平和は伝わりにくいのか~ピース・コミュニケーションという試み~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    世の中に答えの出ない問題が多いことを認識しているが,戦争と平和のような問題は特にそう感じる.アウシュビッツ・ミュージアムのガイドの中谷さんの語りかけは差別の問題を特化するもので印象に残った.戦争プロパガンダ10の法則は,体制側が熟知して活用してきた手法で,どの段階で歯止めがかけられるかを注視する必要がある.考えなければならない多くの課題を与えられた感じだ.

    0
    2015年11月01日

    Posted by ブクログ

    メディアに携わる人がその観点から戦争と平和について述べてて、結構面白い。
    言葉、概念の理解がそれぞれ違うからミスコミュニケーションを生み出す。また、戦争と違って平和は具体的な絵としてイメージしにくい。
    戦争プロパガンダについて。それがどのように発達するかというシナリオ。
    メディアが面する数々の制約、物理的、視点的、映像的制約。
    企業としてのメディアと大衆心理。
    戦争についてばかり聞かれる中で、体験した人たちが忘れている日常について記録するwar eveという取り組みとか、「ヒバクシャ」というものを作り出しているとか。
    正義を犠牲にして獲得する平和。

    0
    2015年09月20日

    Posted by ブクログ

    「なぜ戦争はなくならないのか」という言説の本は右から左まで様々ありますが、それを「なぜ戦争は伝わりやすく平和は伝わりにくいのか」という、コミュニケーションの視点から戦争論を語る本は他になく、大変興味深い一冊でした。

    題名の問いについてはあっさり序章で明らかにされてしまい、本章では主に戦争がおきる構造を「伝わる」「伝える」を軸に説明されていきます。これが本当に分かりやすい。

    さらに個人的に面白かったのは第4章以降。
    1-3章で大変分かりやすく戦争のカタチが「伝わった」上で、では平和はどう伝えていくのかという、平和教育についての筆者の違和感と考えが、様々な資料を行き来しながら展開されていきます。伝わりづらい平和を伝えるにはどうしたらよいか、戦争を伝えることは、平和を伝えることに繋がるのだろうか。


    毎日の生活が忙し過ぎて、戦争と平和の問題なんて考える暇のない日々ですが、こうして世界の未来と教育に思いを馳せることができた、有難い一冊でした。

    0
    2024年02月04日

    Posted by ブクログ

    前半はマスコミュニケーションやメディアの基本原則を語り、後半は平和を伝えるにはどうすればよいのか、ということを語っている。全体的にすごくまとまっていて、読みやすかった。
    平和とは抽象的な存在で、定義そのものから過ごしてきた国や文化に大きく左右される言葉である。日本は特に平和=反戦という思想を殆どの人が持っているが、これは世界共通の認識ではない。正義と平和を決して混同してはいけない。
    また、日本人は原爆の影響から被害者意識がとても強いが、加害者としての日本も勉強しなければと感じた。

    0
    2017年05月02日

    Posted by ブクログ

    「情緒的」な戦争と平和の違いについて「論理的」に考えた本。戦争を始めるのは権力者であるが、それを拡大していくのは大衆心理の影響が大きい。
    戦争シナリオの作られ方、メディアのあり方など
    決して過去の話でなく、今の政権下の日本について考えさせられた。

    0
    2016年01月20日

    Posted by ブクログ

    病気になるまで、健康のありがたさが分からないという話と類似の話。ただそれだけでは無く、世論のあり方や物事の捉え方の主観性・客観性の話も含まれている。
    要点をもっとまとめて書けばいいのに、色々書きすぎで薄まってる気がする。

    0
    2017年12月29日

    Posted by ブクログ

    様々なジャンルからデータ、概念を取り寄せ、平和について論究している。しかし、冒頭で言及されているとおり、戦争よりも平和の方がイメージが貧困なことが図らずも露呈した内容になってしまっている。骨太な説得力はないが、平和論に少し違う視点が欲しい人に最適。

    ・プレゼンは結論の内容とそこまでの道筋を重視。コミュニケーションは、出発点を見極める行為。私たちの社会でプレゼンし合っても、どちらも正しい可能性が在る以上、むしろ争いを助長する。
    ・戦時下では疑問を差し挟み、慎重に判断を使用とする人を敵側に利する人とみなす傾向にある。
    ・本来、公平性よりも公共性を大事にすべき。
    ・ボスニアでは平和のために戦争を学ばない。
    ・藤原帰一:異なる記憶の出し合いは新たな認識を生むよりは、偏見の補強しか招いていない。
    ・オシフィエンチムではるか昔の歴史を学んでいたはずが、現在の問題として提示されたときの拒否反応。
    ・君たちに戦争責任はない。でもそれを繰り返さない責任はある。
    ・戦争を知ったメディア。身近な人:36%。テレビ:32%。教科書:22%
    ・伊勢崎:戦争はビジネス。だからこそ平和が産業化できない限り、戦争自体はなくならない。

    0
    2015年12月29日

    Posted by ブクログ

    既存の戦争論・平和論とは一味違う切り口、すなわちコミュニケーションの立場から「戦争」と「平和」を論考しているところがユニーク。
    右派左派の従来の硬直した思考に、別の角度からの論理的思考を加えることで、伝わりにくい平和をどう視覚化して伝えていくかが検証される。

    0
    2015年08月11日

なぜ戦争は伝わりやすく平和は伝わりにくいのか~ピース・コミュニケーションという試み~ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 哲学・宗教・心理
  • 出版社
    :
    光文社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    光文社新書
  • タイトル
    :
    なぜ戦争は伝わりやすく平和は伝わりにくいのか~ピース・コミュニケーションという試み~
  • タイトルID
    :
    329895
  • 電子版発売日
    :
    2015年08月14日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    6MB

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