【学びたいこと】
自分の意見を持つためには、客観的なデータによる裏付けが必要だと感じている。
本書から、事実に基づいて世界を捉える「ファクトフルネス」の思考法を学びたい。
【質問】
Q1ファクトフルネスの思考法とは?
Q2「目の前の数字が一番重要だ」という思い込みとは?
Q3「今すぐ手を打たないと大変なことになる」という思い込みとは?
【本書の答え】
A1
・事実に基づいて世界を捉える思考。
・10つの本能により、事実を勘違いしている。
・ドラマチックな本能を理解し、本能を抑えて、筋の通った主張ができる
A2
・ただひとつの数字が、とても重要であるかのように勘違いしてしまうことに気づくこと...続きを読む (過大視本能)
・他の数字と比較する
・80:20ルールで大きい項目だけに注目する
・割り算する。量ではなく割合を計算する
A3
・「今すぐに決めなければならない」と感じたら、自分の焦りに気づくこと。焦り本能を抑えるには小さな一歩を重ねる。
・深呼吸。データにこだわる。過激な対策に注意。
・客観的なデータを集めて、小さく踏み出す。
【本の概要】
本書は「事実に基づいて世界を見ることで、過度な恐怖を減らし、希望を持てる」ことを示した一冊。
著者は医師であり、データを用いて世界の見方を広げる活動を行ってきたハンス・ロスリング。
・事実に基づいて世界を見ると、人生の役に立つし、ドラマチックに世界を見るよりも心が穏やかになる。
・世界の勘違いしがちな例を多用(貧困層は約9%、電気を自由に使えるは85%、女子が初等教育を受けられる90%、1歳までに予防接種88%)
・本書では、人間が陥りやすい「10の本能(思い込み)」と、その対処法(F)が示されている。
(1)「世界は分断されている」
F:4つのレベルに分け、大半の人の分布を探す。平均値や極端な数字に注意。
(2)「世界はどんどん悪くなっている」
F:「悪いニュースは広まりやすい」と覚えておく。貧困層は過去20年で約半減。
(3)「世界の人口はひたすら増え続ける」
F:グラフは直線ではなく、様々な形がある。
※豊かになると性教育が進み、子どもは労働力でなくなり、出生率は下がる。
(4)「危険でないことを恐ろしいと考えてしまう」
F:リスクを正しく計算する。リスク=危険度×頻度。戦争の犠牲者は激減。
(5)「ひとつの数字をとても重要であるかのように勘違いする」
F:数字を比較し、割合を計算。「年420万人の赤ちゃんの死」は年々減少した数字。
(6)「ひとつのパターンが全てに当てはまる」
F:(1)の分類を疑い、細分化・再分類して考える。
(7)「(人も国も宗教も文化も)すべては予め決まっている」
F:文化や社会もゆっくり変化していると理解し、知識をアップデートする。
(8)「世界はひとつの切り口で理解できる」
F:様々な角度で物事を見る。自分の意見と合わない人に考え方を検証してもらう。
(9)「誰かを攻めれば物事は解決する」
F:原因や仕組みに目を向ける
(10)「今すぐ手を打たないと大変なことになる」
F:焦らず、小さく行動する。正確で重要なデータを重視する。
【感想】
・知識をアップデートし続けることと同時に、本能を抑える姿勢を実践したい。
・根拠を持って「正しく恐れ、正しく希望を持つ」姿勢を身につけたい。
・著者のいう「可能主義者(根拠のない希望や不安は持たない人)」という在り方に強く惹かれた。
・データを分かりやすく伝える力があれば、感情論や印象に流されない意見を持てる。
・身近な人との議論でも、感情でぶつかるのではなく、事実に基づいて対話したい。
【実践すること】
・読書を続ける(毎日)
・言語化ノートを続ける(毎日)
・感情が動いたことを、データで検証する(休日)。