関美和のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレFACTFULNESS
世界はもっと悪いと思い込むクセ、誰にでもある。
この本はその思い込みをデータで丁寧に解きほぐし、事実に基づいた正しい世界観を教えてくれる。父親として子どもの未来を案じるなかで、感情に流されがちな自分を一度ストップさせ、数字を見つめ直す糸口になった。10の思い込みは、まるで心のクセのようで、自分の偏った視点を突きつけながらも、冷静に考える術を与えてくれる。
ただ、データ中心の説明は時折、人の複雑な感覚に届かず少しドライにも感じる瞬間がある。それでも、情報に飲まれそうな時代に「事実を知り、感情に惑わされない判断」を養う羅針盤として何度も手元に置きたくなる一冊。 -
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Posted by ブクログ
何度目かの再読。
マインドフルネスの本とは書かれていないけど、実践方法を含めたマインドフルネス体験の物語である。
初めて読んだ時は余計な情報なしに手に取ったので、小説だと思って読み始め、後で実話だと知って驚いた。
(たぶん実話だという情報はたくさんあったようだけど、気づかず読んだ)
よくまとめてあるし、主人公がこの先どうなっていくのか、ページを捲る手が止まらなかった。
私自身がマインドフルネスのトレーナーとしても仕事をしていることもあり(本業はカウンセラー、キャリアコンサルタント)、トレーニングの受講生さん2000人以上に紹介してきた本でいつも好評だった。
少しトレーニング方法が違うかな、 -
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Posted by ブクログ
ピーター・ティールが言いたいこと
世界に関する命題のうち多くの人が真でないときているが君が真だと考えているものは何か?
競合とは大きく違うどころか、競合がいないので圧倒的に独占できるような全く違うコンセプトを事前に計画し、それに全てを賭けろ
この本はスタートアップの全てが書かれている本である
現在
アメリカで生まれたビジネスを
パクってタイムマシン経営してる奴らしかいない
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テクノロジーとは垂直的進歩でゼロイチ
グローバリゼーションとは水平的進歩で1→10
経済は頭打ちを食らって1960年頃から特に進化していない
独占企業は独占していないというが独占しているから気を -
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Posted by ブクログ
搾取の主導的な形態を時代の変遷に沿って、《封建制/領地/農奴/地代(レント)として差し出さねばならない生産物》、《資本主義/生産手段/労働者/利潤として巻き上げられる価値》、《テクノ封建制/クラウド領地/クラウド農奴/クラウド地代(レント)として差し出さねばならない個人情報》と描いてみせる。そして、テクノ封建制においては、クラウド領主であるGAFAMなどのプラットフォーム企業が、従来型の企業(資本家)を封臣とし、彼らが労働者から搾取した利潤からクラウド地代を吸い上げる。また人々は、デジタル空間で興味関心欲望を操作され、クラウド領主に無償で個人情報やコンテンツを差し出し続け、そこから抜け出すこと
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Posted by ブクログ
## 読書感想文:『ゼロ・トゥ・ワン』- 常識を疑い、未来を創造する思考
本書『ゼロ・トゥ・ワン』は、単なるビジネス書ではない。現代に蔓延する「常識」という名の思考停止に警鐘を鳴らし、未来を自らの手で創造するための哲学を説く、挑戦的な一冊だ。PayPalマフィアのドンとして知られるピーター・ティールが投げかける問いは、鋭く、そして本質的である。ハイライトを読み返すだけでも、その思考の切れ味に改めて身が引き締まる思いがする。
### 「リーン・スタートアップ」との決別
本書を貫く最も衝撃的な主張は、現代のスタートアップのバイブルとも言える「リーン・スタートアップ」との明確な決別だろう。
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